富安 陽子
さん
の 児童書
で、 <おはなし12か月>
シリーズ
の
鬼まつりの夜
2月のお話
です。
節分の夜 のことです。 「鬼ごっこするもん、この指とまれ。鬼ごっこするもん、よっといで。」 どこかでだれか歌って います。 ケイタ は、 ゆめの中 で、その歌を聞いて 目がさめ ました。 「鬼ごっこするもん、この指とまれ。鬼ごっこするもん、よっといで。」 ゆめではありません。 はっきり聞こえます。 こんな夜中に、鬼ごっこをしようだなんて、 なにを考えてんだろう? だれが歌っているいるのでしょう?同じ学校の友だちでしょうか?それとも近所の子? 気になった ケイタは起き上がり、そうっとカーテンをひっぱりあけま、 ちょこっと表をのぞきます 。通りにだれかが立っています。ぼんやりとともる外灯の下で、かたっぽうの手を高く空に伸ばし、人さし指を一本つきたてていて・・・
ケイタは、 おかしなこと に気づきました 。通りは つもりたての雪でおおわれて いるのに、 ぽつんと立っているこのまわり には、 足あとが、 ひとつものこっていない のです。 あの子はどこから歩いてきたのだろう? そう思って、思わず 小さな声をもらした とき、 通りに立つ子が、ケイタのほうを、ふりかえりました。うれしそうに、にやっとわらった ようで・・・ そのとき、 ケイタの体はすいよせられるように、 その子にむかて、まどからとびだしていました 。気がつくとケイタは、なぜか、つきだされた人さし指をしっかり握っていました。 「うひゃひゃ。鬼ごっこするもん、よってきた。鬼の子いっぴき、つかまえた。たぁかい、山、くずした!」
ってか、鬼ごっこって、そちのかい! と、 ひとりで突っ込んで しまった・・・さて、 節分の夜に目がさめたケイタ君 、なぜか 赤鬼バキにつれられて、鬼まつりへと、レッツラゴー!! あぁ、それにしても、 色とりどりの鬼たちが、とっても楽しそうだったわ。歌もよかった しねぇ。このおはなし、 子供向けのお芝居にしたてても、楽しそうだわ。全員鬼のかっこうをして、太鼓叩いて踊るのさ 。幼稚園児ぐらいからできそうだよなぁ・・・。 豆知識も楽しく、小学校低学年から。
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