薩摩富士 ~開 聞 岳(924m) ~

ここまで来てこの山に登らないで帰るわけにはいかない。
まして百名山に登録されている。
また、特攻隊員が知覧飛行場を飛び立ち 本土最南端に聳える 開聞岳 上空で 突撃機の翼を振り 本土と離れた時、本当の死を覚悟して散って征ったという。
開聞岳は おかあさん と 祖国日本との別れの山でもあったのだ。

登山口は 「かいもん山麓ふれあい公園」 駐車場は無料、
ここはすでに二合目 標高 約150m
管理棟で登山カード書いて出発、 案内図では頂上まで2時間30分 ~ 3時間と書いている。

樹林帯の中を進む、直射日光が当たらないので涼しいが、汗が吹き出てくる。
火山灰の滑りやすい山道、急な坂道もなく歩きやすいが樹木のため展望がきかない。
しかし、富士山とおなじ円錐形の成層火山の山だが、富士山のようなジグザグに登る登山道になっていない。
ここは 「螺旋状登山道」、
山の斜面を斜めにトラバースし、山腹を一周して頂上につく。
こんな登山道があるのは、日本に数多くある山のなかでも唯一ここだけだ。
七合目付近から大きな岩がゴロゴロと出現、灌木帯の間から海を見下ろす眺めの良い明るい道になってきた。
頂上近くに御嶽神社があってその上が頂上だ。 2時間15分の登頂だ 早く着いた。

頂上からの展望は素晴らしい。先客の登山者が昼食を摂りながら談笑している。
素晴らしいの一言につきる景色をながめながらローソン弁当を食べる。


1時間ほどの休息後下山にかかる。
下山は楽だが、慎重を要する。 事故は下山の時に多く起こる。
2時間ほどで下山した。
薩摩半島の南部、この開聞岳周辺は火山地形の残る一帯である。
大きな池田湖は一万年前の噴火によってできたカルデラ湖である。
開聞岳の頂上から見えなかったが、鰻池(うなぎいけ) ・ 山川港はマール(噴火でできた小火口)である。
もちろん、開聞岳も噴火によってできた山(休火山)だ。

帰り、 鰻池に立ち寄る。

湖畔に小集落があって、山裾から湯煙が上がっている。
鰻温泉だぁ~ 民宿の玄関先にも湯煙、 尋ねると500円で入れてくれる。

指宿温泉で汗をながそうと思っていたが、この民宿の露天風呂、趣があって正解だ。
誰もいない、私一人 貸し切り 源泉掛け流しの露天風呂で今日の汗を流す。
あ~~ぁ しあわせ~~
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