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Newport@ 週刊現代に紹介されるニューポート大学博士の性科学者  ニューポート大学博士で、米国性科学学…
Newport@ ニューポート大学の修了生  世界的に有名なコーネル大学のロースク…
2006.10.08
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カテゴリ: 700広報 

 10月度行事

http://www.rak3.jp/home/rak2_pv.cgi?no=9484190&bbs_view=2

10月14日 スト-ンエイジ上映会 

白鳥哲監督 来姫決定 

http://www.tetsu-shiratori.com/

http://images.search.yahoo.co.jp/bin/query?p=%C7%F2%C4%BB%C5%AF

http://dir.yahoo.co.jp/talent/12/m99-0240.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/ç TM ½é³¥å"²

http://mixi.jp/show_friend.pl?id=559594

****************

連載コラム[2]  □・

   『 不登校になると にんげんが見えてくる 』

バックナンバー  http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000098424
● 第6回 生きていることの大切さ

 『...登校拒否が病気なのかどうか正直なところは私にもまだよくわか
りません。私の場合は、ここで何とかしておかねば前に進めないという
切羽詰まった気持と、運命的なものを感じていました。登校拒否をただ
学校に行けない病気ととらえ、行けるようになればなおったと見る見方
が世の中にはありますが、私は反対です。そんな生やさしいものじゃな
いというかんじです。

 私が登校拒否から立ち直って元気に大学へ通っているという話をどこ
からか聞きつけた某ラジオの放送局が、母に出て話を聞かせてくれと電
話してきたことがありました。「登校拒否がなおるなんでめずらしいか
ら」と言ったそうです。母は、「娘の将来のこともありますし...」と母
らしい考えでその話をことわったようですが、私は情けなくて、涙が出
るほど腹が立ちました。一人の人間として、一生懸命生きているんだと
いうことを無視されたような気がしたのです。登校拒否という異常な事
態を、どういうわけか無事のりきった特殊な「例」、めずらしい「話し」
として扱われたことにです。母がもしラジオに出れば、「こうすれば登
校拒否はなおる」とハウツーの1つとして紹介されたのかもしれません。
無論、それが現在困っている多くの人々に何らかの形で援助になるので
あれば、それにこしたことはないのかもしれません。私はいずれはそう
いう形で世の中の訳に立ちたいと思ってはいます。しかし、ともすれば、
人の一生の問題を興味本位でとりあげてしまう現代の世相、世間という
ものが、私にはどうしようもなく情けなかったのでした。こういう世の
中だからこそ、登校拒否児があとからあとから生まれるのだとも思いま
した。人間の心とかやさしさ、苦悩といった、すごく大変な問題を、
「私たちはよくわかっているんです」という顔で、いとも簡単に扱って
しまうことへの腹立ちなのです。人が生きていくって、そんなに簡単な
ことではないはずです。登校拒否という症状をもってしまった子どもた
ちや、その周辺の人々にとってもそれは同じです。一生懸命生きていく
過程において、すぎては通れなかったものなのです。それなのに、それ
を病気(異常)ととらえることで、自分の健康さに安堵している世の中
の勝手さが私には許せないのです。

 学校へ行けなくなった時、こんな状況で平気な顔をして学校へ行ける
連中の方がおかしいと私は思いました。世の中の健康さとして扱われて
いるものは、鈍感さだとも思いました。しかし、どちらが正常かという
問題は、精神病患者と接する際にもよく言われることですが、本当はそ
んな大した問題でもないと思います。何かに気付いてつまずく人もいれ
ば、そのまま通りすぎる人もいます。それをその人の強さとしてとらえ
るのは、早計な気がします。鈍感さだと、とらえるのも勝手すぎます。
もっと大切なことを我々は見すごしているんではないかという気がしま
す。うまく言葉では言えませんが、生きていることというそのこと自体
をもっともっと大切にしなければいけないという気がします。そう生き
ざるを得なかった運命というものを─運命に変えられないもの、決めら
れたもの、といったレベルでとらえるのではなく─真剣に考えたいと思
います。(略)』
                          (匿名 女性)
      <『登校拒否・母親ノート法のすすめ』(創元社) より >

 解 説

 この文は、前掲書のなかで、著書の東山紘久氏(臨床心理学者)にあて
られた書簡を紹介したものの一部です。同書によると「高校三年生の時
に登校拒否になり、それを自分なりに乗り越えて、大学に進学し、卒業
された人」とあります。

 私が、大学4年生の卒業論文で「登校拒否」をテーマに選んで研究し
た際、文献をあたっていて出会った、何人かの経験者の発言のうち、私
の"見えているもの"に最も近く、また読んで最も感動したのが、この
文章でした。彼女の、人間に対する素晴らしい洞察力が、登校拒否の原
因なのか結果なのかはともかく、並みの人よりはるかに"にんげん"が
見えている発言であることは、よくおわかりいただけると思います。

 さて、6回にわたる執筆を通して、この記事の題名に沿ってお話でき
たかどうかは自信がないのですが、私が一貫してお伝えしたかったのは、
次のようなことでした。それは「普通に通学している限りなかなか見え
てこない"人間の真実"のようなものが、登校拒否になることによって
見えてくることがある」ということです。

 この考えに基づいて私は、この連載で、自分のなかで燃え続けている
もののほんの一部を、一つ一つお話してきました。「登校拒否を通して
成長した人間」の一例として、参考にしていただければ幸いです。

             『こうざつうしん』(1991) 丸山 著 より転載

                 ●

 〔 今補足したいこと 〕

 今回の記事で「彼女の、人間に対する素晴らしい洞察力が、登校拒否
の原因なのか結果なのかはともかく」という部分がありますが、私は、
これを書いたときから両方だと思っていました。

 不登校児のなかには、もともと人を見る目が優れていたり、哲学者の
ように物事を深く考えたりする子が少なくありません。そして、それら
の能力は、不登校になって孤独な毎日を送ることによって、さらに研ぎ
澄まされていきます。

 しかし、そういった彼らの持ち味は、現代の学校や社会では、それ以
外の能力、たとえば社会性(このことばの意味についての検討も必要だ
と思いますが)が不足していれば発揮できないしくみになっています。

 そのため、彼らが安心して生きていくためには、自分の持ち味を削ぎ
落としてでも、社会性を身につけて学校や社会に適応しなければならな
い、ということになってしまうわけです。

 三たび例に挙げますが、イチロー選手が入団後3年間試合に出れなか
った一因は、"振り子打法"と呼ばれる彼独特の打撃フォームが、当時
の監督に認められなかったからだ、と言われています。

 人ぞれぞれの持ち味が活きる社会をつくることが、不登校児への最大
の支援だと、私は信じています。
                             (終わり)


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Last updated  2006.10.11 05:59:06
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