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さてさて、大晦日。とりあえず、要所だけ大掃除。ダンナ様は、自室だけ掃除している。年々、手抜きになるようだ。買出しに行くでもなし、静かなもんだ。一年の垢を落とすわけでもないが、年内最後の散髪屋を開いてもらった。中途半端に伸びた髪を、イメージの写真を見ながら、だんな様がジョキジョキとカットする。「イテテテ、もう少し、丁寧にやってよ」「うるさい。黙ってまかせなさーい」「ねえ、左が少し長いようよ」「もう少し、横のあたり、かっこよく短くしてよ」「おー、ここか。イメージがどんどん湧いてくるなあ」「ちょっと長いけど、この形かっこいいから、これでよしにするわ」「ほらあ、うまくいったでしょ」「前髪だけはさわらんといてや」(前回、思いっきり短く切られて、まるでたわしのようにピンピン飛び跳ねてしまったのだ)いやいや、思った以上に、素敵な髪型になった。これで、さっぱりした気分で新年が迎えられるというもんだ。来年の計画は、明日からゆっくり考えよう。災い転じて福となるような、皆様良いお年を。忘れてた!玄関に飾りを付けなくっちゃ。
2005/12/31
年末から正月用にと、久しぶりに市内のレンタルビデオショップに行った。最近はめったに行かなくなったので、売り場の様子が変わると、どこに何があったか、皆目検討が付かない。新作は1泊2日でせわしなく料金も高いので、ともかく7泊のDVDから見たいものを探すことになる。あれは何というタイトルだったっけ。予告編で印象に残った映画があっても、タイトルを覚えてないため、片っ端から、タイトルを眺めていくことになる。ようやく2枚のDVDをゲット。だんな様を見ると、しゃがみこんで、細かい解説を読んでいる。7枚も手にしていた。ふっとひらひらしてる張り紙をみると、えーっ、1枚200円!いままで95円だったのに!12月1日から一挙に2倍に跳ね上がっていた。これで気安くレンタルできなくなった。もう、なんでも勝手に値上げするんだから。灯油代が去年より1リットル10円も上がり、月々の燃料代が15000円台に突入。ガソリンも130円から下がらない。少しでも安いところを探し回る。来年当たり、消費税アップがゼッタイ出てくるだろうし・・・。雪のせいで急に野菜の値段は上がるし。苦労して稼いだ僅かなバイト代も、消えてなくなりそう。帰って、早速DVD鑑賞会。だんな様が借りてきた1枚目は、なんとか早送り無しで見終わる。次、2枚目。「これは、一緒に観んでもいいよ」だんな様の一声で、あーまたB級映画を借りてきたなと、理解し、とっとこ2階で読書に切り替えた。30分もしないうちに、「終わった」と下から声が。3倍速で見終わったのだ。何がなんだかわからないものに、200円はちと高いじゃございませんか。
2005/12/29
昨夜から、またまた超寒気が北海道から東北を通過。雪が降り出していたが、朝には止んでいたので、大したこと無しとたかをくくって外出支度をして、外に出たら、あらまあ、30センチほどの積雪。あわてて長靴に履き替え、ガレージまでよいしょ、よいしょと雪を掻き分ける。今から除雪すると、町に出るのが遅くなると、かってに決めて出かけた。どういうわけか、ちょろっとかるーく除雪車が入った様子。道庁が管理している基線を走る。さすが、この道は、すでに除雪車が入り、走りやすい。喜んだのもつかの間、強風が昨夜の雪を巻き上げ、道路に吹き付ける。前が見えない!「気をつけてよ。真ん中走らんといてね」「ゼッタイ、向こうからトラックが来るから」案の定、雪煙りの中から真っ黒な怪物が金色の目を少し光らせながら、近づいてくる。おお、こわ。中札内村図書館で、正月に読む本を6冊借りた。さすがに国道は行き届いていて、大型除雪車と4台もすれ違った。同じとこばっかり走らんと、私らのところへも来てえな。ブツブツダンナ様に文句を言う。臨時ワーカーと町内会長終了の打ち上げと称して、昼食をご馳走してもらった。さあて、帰路につくが、まるで冬の嵐だ。防風林のない畑から、強風にのった雪が降りかかってくる。突然、左側を走っていた我が車が、急に右に滑った。(きゃー、どないしたん?)(畑に落ちるー!)かろうじて、車体がまっすぐになり、左に寄った。このまま止まらなかったら、左は側溝だ!右に左に振られながらも、ようやく車は正常路線を走り出した。左ドアに押し付けた指が白くなっていた。「アー、コワカッタ。突っ込むかと思ったよ」「タイヤが融けた雪で滑ったみたいだった」「風のせいと違うかなー」「そうか。風で後ろが右に振られたんだ」「いやー、お見事な切り替えしでした」「対向車が無くって、ほんまに助かったねえ」次々に走ってくる車を眺めながら、ほんまに運がよかったと、胸を撫で下ろした。注意して走るに越したことは無い。45キロのスピードで、のろのろと走っていると、昨日まで働いていたソーセージ工場の小型配送車が、追い抜いていった。我が町内にも除雪車が入っており、吹き溜まりを越えながら我が家へ。灯油タンクを積んだトラックが、到着していた。「除雪してなくって、すいませーん」「なんも、なんも。それより、二線は吹き溜まって通れんよ。車が一台立ち往生していたよ。危ないと思って、わしは満タンにしてきたけどね」「やっぱり重い方が、安全なんだ」月に一度必ず来てくれる灯油のおじさんが、頼もしい。どうやら、外に出ない方が安全と、卓球は中止。ズボンの上にシャカシャカパンツ、フリースのジャンパーにナイロンの雨具。すっぽり首までかくれる帽子、激寒用ブーツ。手袋2枚。完全武装して、1時間半かけて、周辺を除雪した。時折、強風が除雪した雪をはねっかえして、私に向かってくる。ようやく除雪を終えて、家に戻ると、だんな様から、お茶にしよう、と声がかかる。クリスマスのティラミスケーキを食べながら、「あー、怖かった。やっと緊張が解けた」ああ、やっぱりだんな様も怖かったんだ。いやー、お疲れ様でした。まだゴーゴー、ビューと風の音が聞こえてくる。明日は、また、吹き溜まりの除雪かな。
2005/12/26
あと一日。あと一日で、ソーセージー工場の仕事が終わりでーす。昨日の休みは、朝から、キツツキがあけた穴をどうするか、思案してしまいました。双眼鏡で眺めると、大きな穴で、どうやら構造の梁が見えます。ようまあ、脳震盪を起こさんと、ゴンゴンとやるこっちゃ。ひよっとしたら、ここに巣でも作るんかいな。それはそれで、楽しいけれど、もう、2箇所も穴をあけられ、そのうち、壁中穴だらけにされるんと違うかしら、と、少々不安にもなります。午前中、一騒ぎの跡、久しぶりに卓球会場へ。おっ、意外と今日は、よく身体が動くぞ。練習15分、休憩15分。15分があっという間に過ぎてしまいました。久しぶりの大汗が心地よい。今朝、起きたら、身体がギクシャク。昨日、調子に乗って、卓球やりすぎたかも。さあて、いよいよあと2日だと、意気込んで出かけたが、一緒に来ていた、ご婦人が、昨日で止めてしまい、なんだが気ぜわしい。おまけに、職員が機械で指を切ってしまい、縫う羽目に。洗い物、肉並べ、腸ほぐし・・・。ほんまに疲れてしまった。ただいまー。あれ、校長まだ居るのかいな。ダンナ様と、中学校の校長が、昼からずーと、囲碁大会。ようまあ、お尻に根が生えないこと。気力も体力も使い果たしたパートのおばさんは、愛想笑いしながら、二階に引き揚げるのでした。ああ、明日で終わりだ、終わりだよん。
2005/12/24
どんよりと曇り空。今日は北海道全域に、積雪の予報。明日の朝までに、50センチほど積もるとテレビでアナウンサーの声。 今朝は、いつもより30分も早く、ヒヨドリ夫婦が来た。朝に入れてやった、アメリカ産のレッドグローブという大粒のぶどうを、早速、突いている。「今朝は随分とお出ましが早いねえ」「ひょっとしたら、大雪になることを知っているのかしら」「まさかねえ」なんて、のんきなことを言いつつ仕事に出かけた。10時過ぎ、工場の窓を見ると、あー雪だー。いよいよ降り出したか。さらさらした粉雪が、しんしんと落ちてくる。昼間に5センチ程度だった雪が、5時に退出したときは、20センチほど。いやー、やばいねえ。車は、雪まみれ。こちらの雪は、さらさらと軽いので、窓もボンネットも、さっとはたけば、落ちてくれるのがありがたい。(若いとき、鳥取の田舎に住んでいて、重たい雪には苦労した。)先に出た車の跡をなぞりながら、時速30キロで恐る恐る走り出す。多分、対向車は来ないという前提で、降り注ぐ前方を凝視しながら、道のど真ん中を走る。メイン道路から外れて、我が家への道路に近づく。あーあ、やっぱし、誰も通らなかったのだ。スピードを落とし、少々戸惑いの気持ちで、道路を睨む。かろうじて、朝についた跡が少しへこんでいる。よっしゃ、サーフよ何とか走ってね、と祈りながら、アクセルを踏んだ。おー、順調、順調。たった、2分ほどの距離なのに、神経を使ってしまった。我が家へのながーい砂利道に入ったら、あれあれ、丁度両タイヤの部分だけ、雪が少ない。除雪にしては、あまり美しくないなあ、でも、ありがたや助かった。こんな雪の中を、一人で運転したのは初めて。おまけに夜ときては、あまり気持ちの良いもんではない。市内の囲碁大会に出かけたダンナ様が、早々と帰ってきて除雪をしてくれたようだ。いいとこありますねえ。さて、明朝は、早起きして、除雪しなくっちゃ。市の除雪車が来てくれないと、明日は自主休業だわ。
2005/12/17
今日は町内の婦人部総会と忘年会。町内会館の大掃除をして、一年間の活動報告と会計報告。活動なんて、ほとんど掃除か花壇整備、新年会と忘年会。もうちょっと楽しいことをしても良いのにと思うのですが、農家の主婦が半分となると、春から秋までなかなか多忙で、みんなして、何処か行こかということもままならないそうです。朝、農協へ行って婦人部の通帳記入をしてもらい、飛んで帰って、会計報告を作りました。忘年会の食事代が引き落とされるので、それを確認して次年度への繰越金を計算します。会計報告書を印刷して、会場へ。雪道を2往復してしまいました。途中で、猛烈なスピードで驀進してくる、ビート運搬の大型ダンプとすれ違い、「何であんなに早く走れるのかねえ」「腕かねえ」「いや、度胸じゃないの」「やっぱり、場数の踏み具合じゃない」と、冬場は“40キロの女”と呼ばれる我々は、感心するやら怖いやら、ひとしきり話題が盛り上がりました。それにしても、ブレーキを踏むと、ガガガガッとすごい音がする雪道で、よくやるよ。仕事中の人、幼児で手の離せない人、通院の人を除いて7人と、まあまあ何とか人数が揃いました。頼んでいた鍋の仕出しも無事時間に届いて、一安心。昨年より到着が遅れたので、一人ヒヤヒヤしていたんです。こんな小規模でも、会長、副会長、会計を改選し、年度を締めくくりました。来年も会計担当です。こちらの会計は、新年会・忘年会の食事の発注から、途中の集まりのお茶菓子まで用意をするという、庶務を兼ねているので、結構気を使います。せっかく、こちらにきてお仲間になってるのですから、何かせんことには、と引き受けました(本当は、みんな過去にしているので、子持ちを除くと私くらいしかいないのですが)。アルコール抜きながら、鍋をつつき、お寿司をつまみ、2時間半ほどおしゃべり。お鍋の中をすっかりきれいにして、ショートケーキをお土産に、一年早かったねえ、今度は新年会だねえと気分よく解散しました。そうだ、欠席者へのケーキ配りと、新年会の会場と料理の申し込みをしに行かなくっちゃ。
2005/12/16
ようやく、ヒヨドリの餌台が完成した。今日は仕事が休みで、2階でごそごそやっていたら、「おーい、降りてきて、ちょっと見てよ」ダンナ様が呼んでいる。先ほどから、何やらやっている様子だったが、思い当たって、下に降りていくと、やっぱり、鳥の餌台を作成中。突然、ひらめいたそうで、短時間で作ってくれた。置く位置と餌を突き刺す釘を打ち込んでもらい、ベランダの手すりにくっつけてくれた。なかなか、よいではありませんか。まあ、できれば、手前にも止まり木のような縁が、所々にあれば尚よろしい。まあうれしい、本当にお上手ねえと、褒めて差し上げた。今回は、残り物の材料で作ってくれたが、イメージが出来たので、きっと新材料を買いに行くと言いそうだ。近くで、ヒヨドリが様子伺いしている。さあ、彼らは喜んでくれるでしょうか。
2005/12/12
いやー、一日立ちっぱなしというのは、結構疲れますね。ぶかぶかの長靴で、ぬれた床を歩くのも、緊張します。元来、ドジ人間なので、“滑らないように、気をつけて。”“よし、よし、大丈夫”なんて言い聞かせながら、あっちこっちと、動きます。臨時職員に出来ることなど、しれたもので、結局は、使い終わった器具の洗い方や、大きな豚肉の塊を、ほぐしたり、出来上がったソーセージを、棒に掛けて、間隔よく並べたり・・・。コーヒータイムが10分ほど午前と午後にありますが、腰掛けるところも無く、これまた立ったまま。係長や長年勤務者が、用意をしてくれるので、ありがたいことではあります。昼の食事時が唯一、足を投げ出せる場ですが、あまりお行儀悪いカッコもねえ。時間の経つのが結構早く感じられるから、これが救いです。きっと、真剣に集中してやっているのでしょう。時々、注文しに来たお客さんが、工場を見学していきます。助っ人の私でも、白衣を着て、帽子をかぶって黙々と作業していたら、きっと、一人前の従業員に見られているのでしょう。さあて、明日から4日間、同じ助っ人仲間がお休みです。少々心細いですが、なに、月曜日はまた、休み。ドジ踏まないよう、緊張して働きましょう。
2005/12/10
さて、昨日から八千代牧場の麓にあるソーセージ工場で短期アルバイトです。誓約書のたぐいの書類が何枚もあり、印鑑を押します。よく読んでみると、諸規則遵守だとか保証人だとか、どうやら正規職員の書類を流用している様子。ついつい、今までの仕事の癖で、誤字を見つけてしまったり、不具合な内容が気になったり・・・。書類って、書く側と書かせる側で随分受け取り方が違うもんだと、今頃気が付きました。昨日は、工場内に入るための白衣の到着が遅れ、一日、化粧箱の組立作業でした。暖房のきいた部屋で、ラジオを掛けながらもう一人の助っ人若者と二人で、ただただ黙々と折り続けました。折り目に合わせて、中、外と折れば出来上がる単純作業ですが、二人でやると、何となく競争心が湧いてきて、作業効率が上がります。いままで商品の箱なんてさほど気にしてませんでしたが、これが、よく出来ています。最低の手順で、立派な箱に仕上がるように、出来ているんですね。変なところで感心してしまいました。5時になって気が付いたら、両手が傷だらけ。爪の間まで痛い。紙で指を切ると、いたがゆく、何をするにも気になって不愉快この上なし。さて、本日は、制服を着用して、白長靴はいて、いよいよ工場業務へ。何も知らない、何も出来そうにないド素人に何をさせるのか興味深々。発送する商品に住所ラベルを貼る。――これは何でも無い仕事。ソーセージは腸詰であるからして、その腸詰の皮の準備が必要。ということで、棒に通された腸皮を、はずして再度棒に通す作業を言いつけられました。塩漬けで硬くなった皮をぬるま湯で軟らかくして、ミンチ肉を通りやすくするためです。空気が入ってはダメ。順序良く棒にそわして、皮と皮がかぶさらないように、勿論、途中で切ってしまわないように、それなりの注意をしながらの作業です。切り傷に沁みて何ともいえない痛さ。時間ばかりかかり、指がふやけてしまいました。ソーセージ作りが始まりました。腸皮を差込んだ先から、ソーセージが勢いよく飛び出してきます。空気が入っていると、空洞が出来てしまいます。「これ、空気が入っているとダメなんだよね」「こうやって、作っているのを見ると、わかるだろう。はい、やり直し」「なるほど、先に教えていただいたらよかったのに」モタモタ、やり直していると、横から部長が、こうやればいいのよと、模範演技。「さすが。そりゃあ、今日初めてで、ベテランにはかないませんわ。」「手が開いた?このソーセージをくっつかないようにきれいに並べて」「終わった?じゃあ、この手袋をして、隣と同じようにこのブロック肉を切って」おおきなブタのブロックを、約1センチほどにスライスし、角切りにします。まあ、このへんは一応主婦ですから、どさーと前にあったブロックを片付けると「じゃあ、調味料を計ってもらって、入れて、混ぜて」「混ぜ終わりました!」「いやもっと、粘りが出るくらいに」「ああ、練り合わせるんですね」体の重さを使って、約10キロの肉を懸命に練り合わせていると、「ああ、そのへんで結構です。」「よかった。ありがとうございました(やれやれ疲れたのでつい、うれしくなった)」「いえいえ、こちらこそ、ありがとうございました」(肉担当の職員もつられて挨拶してくれました。)そしてまた、ソーセージの腸皮作業。今度は、時間もだいぶ短くなり、できばえも上々。棒につるされたソーセージを整列させ、なんだかんだと雑用をしているうちに5時。作業途中でも、5時ですから上がってください、と言ってくれるのはありがたい。「お先にあがらせてもらいまーす」「お疲れ様でした」「失礼しまーす」カラ元気な声を出して、もぞもぞと更衣室で着替えます。午前中も午後も、まともな休憩が取れず、ずーと立ちっぱなしは結構応えました。今日は、ソーセージ作りのいろいろを垣間見ることが出来ましたが、明日は、どんな仕事を経験するのでしょう。
2005/12/07
快晴だ。 朝、7時半頃から野鳥の鳴き声がする。 窓を少し開けて、外の様子を眺める。 ピー、ピピピピ、相手を呼んでいる様子。 しばらくすると、もう一羽がやってきた。 どうやら我が家の方に飛んでくるようなので、窓からはなれ、 じっと聞き耳をたてる。 あれえ、いつものように下で鳴き声がしないなあ。 ふっと窓を見ると、一羽が窓枠にとまり、私を見ている。 「・・・・・・」 「オハヨウゴザイマス。ナニシテルンデスカ。デハこれからご馳走をいただきます」 飛び去り、下のベランダに降り立った。 いやあー、鳥さんと顔を合わせてしまったよ。 巨峰の仲間のぶどう、柿、ブルーベリーが入った器の縁に留まり、 器用に実をほじっている。 好物はぶどうのようで、柿はほんの少し申し訳程度に突いている。 みかんを入れてみたが、全然口をつけてなかった。 だいぶ慣れてきた様子で、以前のようにビクビクせず、少し時間を掛けるようになった。 知り合いの見立てでは、ヒヨドリだという。 だんな様が、よーし、餌台を作ってやろうと、 インターネットでいろいろ形を調べていた。 私としては、一番単純な箱型でいいんだけど・・・。 強風に吹き飛ばされない工夫があれば、それで満足。 餌が途切れないように、気をつけてやらなくっちゃ。 冬の楽しみが一つ増えた。
2005/12/04
薬草の手伝いが終わり、やれやれ、ゆっくりしようかと思っていたら、近所の八千代牧場ソーセージ工場から電話があった。年末忙しくなるので、来ませんか。という募集案内だ。どうやら、町内から働きに行っている人が、あの人暇ですよ、とでも言ったのだろう。「月と金は行けませんよ。だから、あんまりお役に立てないと思います。」「それでも結構です。そしたら、残りの日5日間来てください」「へっ・・・」本当は、怠け病が頭をもたげてきてたので、どちらかいえば断りたい心境でもあった。あまり熱心で強引なので、まあよっぽど困ってるのかなと、ついつい同情心が沸いてしまったのだが。週に2日も休むと言えば、じゃあ結構ですと、断られると思っていたのに、相手の方が一枚上手だねえ、とだんな様と苦笑してしまった。70歳代で、長いもなどの出面をしている人が、「役に立っているかどうかは、相手が決めることよ。呼んでもらえるうちは、ああ、 役に立っていると、大きな顔していけばいいのよ」と言っていたのを思い出した。そうだ、呼ばれるうちが、花なのよ。それにしても、60歳を超えて、履歴書を書くとは思わなかった。会社なので、20日ほどといえども、きちんとしなくちゃいけないんだって。(あー、そうだったわねえ、勤め時代を思い出した)凍結道路を通勤するので、労災なんか関係するのかも。履歴書のために市内まででなくっちゃ。山裾に住むと、こういうことが面倒くさい。履歴書って1枚だけで売ってたかしら。パソコンで自分で簡単なものを作ってはいけないのかなあ。今更、学歴や職歴を書いて何の意味があるのか。一人、ブツブツつぶやきながら、過去を思い出している。
2005/12/03
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