3月30日『聖金曜日』
「読書課」
詩篇唱和 第二詩編 022 「神の僕の苦しみと願い」 (1011-1013p)
私の神、私の神、どうして私を見捨てられるのか。どうして遠く離れて助けようとはせず、私の叫びを聞こうとされないのか。昼、私が叫んでも、あなたは答えられず、夜、叫んでも、心は安らぐ事がない。
イスラエルが称える神、あなたは気高く聖なる方。私達の先祖はあなたを信じ、あなたは彼等を救われた。彼等は助けを求めて聞き入れられ、信じて恥を受ける事はなかった。
私は虫けらであって人ではない。人に誹られ、民に侮られる。私を見る者は皆笑い、私を嘲って言う。「彼は神を頼みとした。神が救いに来れば良い。神が、彼を心にかけているのなら、救い出せば良い。」
あなたは母を私に授け、その乳房で私を育てられた。この世に生を受けた時から、私はあなたのもの。母の胎にいた時から、あなたは私の神。私から遠く離れないで下さい。悩みは私に迫り、助けに来る者もない。
雄牛の群れが私を囲み、バシャンの野牛が私に迫る。猛り狂う獅子のように、歯をむき出して私に襲いかかる。
私は力尽き果て、足腰もたたなくなり、心はロウのように溶けた。顎は土器の欠けらのように乾き、舌は上顎につく。私は死の塵の上に伏す。
犬が私を取り囲み、悪を行なう者の群れが迫り、私の手足を引き裂いた。私は晒し者にされ、彼等は私を見つめる。彼等は私の衣を分け合い、着物をくじ引きにした。
神よ、私から遠く離れず、力強く、急いで助けに来て下さい。私の魂を剣から、命を刃から救って下さい。
獅子の牙、野牛の角から、私を助け出して下さい。私はあなたの名を兄弟に告げ、その都度の中であなたを称える。栄唱
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