2011年3月に 大阪駅再開発(大阪ステーションシティ) のうち南側がオープンすることになっていますが、同時に、 九州新幹線全通 というトピックスもあります。
ということで、3月のダイヤ改正では 「大阪駅へ便利になりますよ」 というのが大きな「売り」のようです。
http://www.westjr.co.jp/ICSFiles/afieldfile/2010/12/17/20101217_kinki.pdf
昼間の大阪駅直通の電車を、 和歌山方面も、奈良方面も、宝塚方面も15分ごと にして、京都神戸からの 「新快速」は12両編成 にという「大阪駅へいらっしゃい」という内容です。
でも、そんなウマイ話だけじゃないだろう。 経費削減の減便ダイヤ になるはずと言うのがネット上などでの前評判でした。 開いてみれば案の定というところです。(以下奈良関係の昼間のダイヤのみ)
1)奈良発大阪環状線方面の 「大和路快速」 は、15分間隔で運転されます。(現在20分間隔)
2)しかし、逆向きの 加茂方面は30分間隔 となります。(現在20分間隔で毎時3本の木津~加茂間が 1時間に2本 となります)
3)これまで、大和路快速の間に20分間隔で運転されていた奈良発JR難波行きの普通電車はなくなります。 (これに乗れば王寺で、高田発のJR難波行き快速に連絡していました)
4)つまり、奈良~王寺間(郡山、大和小泉、法隆寺)の電車は、 1時間に6本あったものが4本に削減 されます。 これまでなら10分ほど待てば、とりあえずJRで大阪に出られたのが、もう5分余分に待つ必要があるということになります。奈良線のダイヤがまだ不明ですが、大和路快速が停車・みやこ路快速が通過していた 平城山駅の場合は、昼間の電車が5本から4本に減る ことになりそうです。
5)また、これまで20分間隔で毎時3本あった JR難波~王寺~高田の快速 電車ですが、これも奈良と加茂の関係同様に、 高田へ2本と 王寺止まり2本 とに変わります。つまり王寺から高田までの駅は、これも本数が2/3に削減ということですね。
6)一方で、 王寺から大阪方面 はこれまで大和路快速3、高田快速3、普通3の9本だったのが、 大和路快速4、高田王寺快速4、始発普通4の12本 にグッと増えます。王寺周辺のお客さんは 「近鉄に流れにくい上得意」 なので大サービスしますということでしょうか。
阪和線でも、和歌山に近い末端の普通電車を廃止して、代わりに大阪駅直通の快速電車を和歌山に近い各駅に停車させるような内容になっています。
大阪駅開発の投資回収のための営業戦略としては、まあ正しいのでしょうが、大金投入して JR奈良駅の再開発を実施した奈良の立場 としては、いかがなものかと思われます。なにしろせっかく駅がキレイになったのに、昼間の大和路線の本数が2/3になってしまうわけですから。
あと、奈良に直接関係してくるかどうかはまだ判りませんが、昼間の宝塚線・東西線・学研都市線直通の快速電車(木津~京田辺~放出~京橋~北新地~尼崎~宝塚)が、塚口(尼崎)折り返しになります。昼間、宝塚からの快速電車をすべて大阪駅に入れるための方策ですが、例の事故の遠因ともなった直通運転によるダイヤ乱れの波及の解消にはなるかもしれません。
しかし、加茂や高田方面にはショックでしょうねえ。 1時間に2本というのは、桜井線(万葉まほろば線)の奈良~桜井と同じようなレベルですから。ということで、現在の奈良駅の時刻表をごらんいただきましょう。11時~15時台が、今回の「大阪駅シフト」のメインターゲットでしょう。大和路線上り(加茂行き)が、桜井線と同程度になってしまう予定です。



こっちも「屋根」ですが>JR奈良駅東口階段 2011.08.14
何のポスターだろうと思ったら 2011.08.04
JR奈良駅の柵外トイレは4月から 2011.04.24
PR
Calendar
Comments
Freepage List