AFRICAでHIV/AIDSに苦しむ人々を救いたい

PR

×

カレンダー

プロフィール

サイケB

サイケB

カテゴリ

バックナンバー

2026.08
2026.07
2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11

コメント新着

海のくまさん@ チン型取られちゃったw <small> <a href="http://onaona.mogmog…
お猿@ やっちまったなぁ! <small> <a href="http://feti.findeath…
もじゃもじゃ君@ 短小ち○こに興奮しすぎ(ワラ 優子ちゃんたら急に人気無い所で車を停め…
通な俺@ 愛 液ごちそうたまでしたw <small> <a href="http://hiru.kamerock…
バーサーカー@ ヌォォオオ!!!!!! <small> <a href="http://bite.bnpnstor…
ディック橋本@ ギリ3人です(笑) <small> <a href="http://iikoto.chorie…
ユーキ♂@ 盛り上がりすぎ(ミ ̄エ ̄ミ) まだ始めてから2ヶ月だけど毎日入れ食い…
昇天の犬@ ギャンブルは魔物っす! 新台で大負けこいて生活どうしよってマジ…
協力的な人@ はちみつティーの使い方 <small> <a href="http://play.donune.n…
痴女と痴男@ どこでもしゃぶるのな^^ うおっぷ!!!エレベーターでフ ェ ラし…

お気に入りブログ

今日も良いネタ入っ… ネタ屋 涼風さん
毎日感じたこと、時… 陳澤民さん
ぴあにっしも♪ マイコ0001さん
Photo is Nownau nownauさん
わたし的なブログ 大丈夫001さん
♪あ・ん・だ・ん・て♪ fehrさん
癒しを求めて ただくん1128さん
mamaが一眼レフを手… ♪トマトママ♪さん
独立!ISOコンサルタ… ISOコンサルタントさん
常夏の夢 wayan69さん
2006.07.13
XML
カテゴリ: 南アフリカ旅行記




「カフェ」
侮蔑の言葉である。
彼らは言う。
黒人は何年一緒にいても絶対に信用できない。
友人だと思っていたら、次の日には殺される。
人間ではない、と思った方がいい。
この言葉の意味が私にはこの時、さっぱり分からなかった。
なぜなら、これらの言葉は私の基礎の部分にあるなにかと真っ向から対立していた。
しかしこの時、私は彼らとこの件で口論するつもりはなかった。
ここまで開きのある考え方の違いというのは話し合ってどうにかなるレベルではないと思えたからだし、正直この話を聞いただけでは彼らの言葉の意味を正確に理解できていないのではないか、というのが私自身の中に強くあったからでもあった。
私は彼らの話をもっと掘り下げて聞いてみようと思い、色々と言葉を投げかけてみた。
その時の会話の内容を私なりに纏めてみたので、それを記したい思う。

まず、アパルトヘイトに至った背景にあったのは何であったのか。
彼らは言う。
白人はいきなりそれほどひどい差別を行ったわけではない、と。
また、全ての白人が黒人を嫌っていたわけではないし、何より彼ら自身、黒人とうまくやっていくことを希望した時期もあった。
そのための教育を黒人に施そうした人々もいたし、現にそうしていた人々もいた。
しかし、その結果どうであったか。
彼らは殺された、と。
教育を施そうとする白人を黒人は殺した。
食料を与えた白人を彼らは犯した。
将来までを考えて色々と与えてみても、与えるもの全てを彼らはその時に全て消費してしまう。
時には、幼い子供の頃から白人の家庭に育てる試みもしたが、その家族さえも殺された。
我々にどうすることが出来たのか、と。
教育や貧困を問題にする人々が世界に多いことは知っている。
しかし問題はもっと根底にあるもの、文化なのだ、と。
例えば黒人のある民族では、男は戦うことを生きる糧とし、女は働くものであるというのが風習である。
その世界の中では男は女を犯すことが当たり前のことであり、時に人を殺し糧を得ることもまた当然である、と。
そして、それが文化として定着してしまっている。
文化を教育で覆すことが本当に出来るのだろうか、と。
我々が選んだのは、単に住み分けである。
なぜなら、彼らと真っ向から対峙して彼らの意識改革を行う労力や時間、金が有意義となりうることを待つほど当時の南アフリカは豊かではなかったし、そこまでの犠牲を払うことを白人の全てが納得できるはずもないではないか、と。
徹底的な住み分けが白人にもたらしたものは、安全と富であったが、それを搾取だといわれるのは理解が出来ない。
我々は黒人に雇用も創出したし、敢えて劣悪な環境に彼らを放り込んだわけでもない。
なぜなら彼らの生活は元々我々と比して劣悪であり、貧困であったのだから。
そもそも何と比べて貧困というのか。
我々は彼らを貧困に貶めるようなことはしていない。
むしろ、アパルトヘイトの下でも彼らにはギブしている。
ただ単に我々と彼らにはどうしようもない文化の違いがあったから、住み分けを徹底しただけではないか、と。
当時の我々の家には、セキュリティシステムもなければ車に鍵を挿しっぱなしにしても盗む者などほとんどいなかった。
我々の民意はけして低いわけではない。
なぜなら我々は努力することを知っているし、理性がある。
今の状況はどうだ。
犯罪大国と呼ばれ、一人で歩くことも出来ないではないか。
教育問題を掲げてみても、実際に改善など全く出来ていないではないか。
教育とは、それを理解しようと努力することによってはじめて成果が現れるものだ。
それを理解しようと思わない黒人にどうして教育が施せるのか、と。

私はこの話の中で、ひとつ、質問をした。
では、この国はずっとこのままなのか?
彼らの答えは、こうだった。
我々もこのままでいいと思っているわけではない。
今はただ、20年後に期待したいとも思っている、と。

正直、私はこの時彼らの言っていることを少し理解することが出来た。
そして、この地域が持つ問題の根深さを感じた。
私にとって彼らの発言が直接、差別的な考えに結びつくものではなかったが、しかし例えばこれをビジネスレベル、政治レベルで考えた時、私はどうするのか。
日本というひとつの文化圏で育った私にとって、このような問題を真剣に考えるということはこの時までそれほど意識して行ったことがなかった。
日本が戦後復興をいち早く果たした背景には教育が大きなウェイトを占めていると私は考えている。
しかし、この場合の「教育」と今この地域で求められている「教育」というのは同義に語られて良いものなのだろうか。
文化、カルチャーという言葉が彼らの口からはしきりに出てきた。
日本と比較した場合、我々日本人とても教育の過程の中でそれまでの日本の文化を置き去りにしてきた経験はあったはずである。
しかし、それを我々はある程度受け入れることが出来た。
なぜなら敗戦というひとつの転換点が失望と諦めを生み、新たな文化を受け入れる土壌となったのではないかと私なりに分析している。
しかしそういった土壌を持たずにそれまでの習慣や文化を否定するような教育をすんなり受け入れることが出来るものであろうか。
私は非常に難しいと思わざるを得なかった。
可能だとしても、そのためには時間と、何より「犠牲」が必要に思えた。
では、この場合必要な犠牲とは何であるのか。
アパルトヘイトという差別的な状況を抜け出したこの国の黒人及び有色人種層は既に過去に大きな犠牲を払って今の状況を勝ち取っている。
その彼らにこれ以上の犠牲を払うことが可能であろうか。
ならば、彼らのために犠牲になるべき存在が必要であるのではないか。
私はこの時から少しづつ、この国の抱える問題について私に何が出来るのかを考えるようになった。

ranking






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.07.14 09:59:39
コメント(7) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:南アフリカへの訪れ 10(07/13)  
asIam  さん
【白人の意識】
彼らの言うこと、私もわからなくもありません。
でも、度々出てくる『give』という言葉に、少なからず違和感を覚えました。
私の個人的感性なのですが、この単語、すごく格差を表す気がするのです。
どうしても、『与えてやってる』というニュアンスや、『与えてください』というニュアンスが
拭いきれず、私は相当仲良くなった人にしか使えません。そうでないと、自分が優位や劣位に立った
気分になり、落ち着かないのです。
たぶん、私の言語力の乏しさからくる発想なのかもしれませんが。。。
【文化・風習】
日本のように 血族と結婚することが『許されていない』所もあれば、
一番近しい血族と結婚することを『義務付けている』所もある。
こちらがいくら、生まれてくる子供への危険を説いても、彼らは納得しないに違いない。
だって、彼らはそうして、これまで何世紀もの間、生きてきたのだから。 そうして生き抜いてきた
そのこと自体が、彼らにとって、何よりの証なのだから。 そんな風習を20年で変えられるか、と
聞かれたら、私はきっと首を横に振る。
たぶん、変革は作られてきたのと同じくらいの年月を要するものなのだと思う。 だからこそ、日々の
進んでいないかのような微々たる努力が、何よりも大切だとも 考えている。 (2006.07.14 11:10:19)

【白人の意識】【文化・風習】  
サイケB  さん
asIamさん
コメントありがとうございます。
「与える」というニュアンス、確かに私も難しいと思います。GIVEという単語を単に与えると訳してよいのか、実はこの記事を書く前に私も悩みました。日本語と英語の互換性の乏しさを感じています。
文化や風習については、asIamさんの仰る通りだと思います。一番必要なものはやはり時間だと思います。しかし、ある統計では今この国の成人のHIV陽性率は40%を超過しているとも言われています。時間をかけ問題を解決に導いていこうとしたら誰もいなくなってしまった、ということが一番危惧されるべき問題であり、いかにこの時間を短縮することが出来るかを考えることがこの国の抱える問題を解決していく上で必要なことだと私は考えています。 (2006.07.14 12:58:38)

こんにちは。  
ゴゴ813  さん
いや・・・この話には衝撃を受けました。
それにしても、日本っていうのは平和過ぎるんですかね??
日本には種族が違う人はいますが、皆黄色人種。
確かに肌の色が違うと日本には黄色人種の人しかいないから、肌の色がちがくて異文化の人がいると抵抗があると思います。私も含めてですが。
しかし、白人対黒人でその様な事があり対立しているのなら我々が黒人の方々に対し道を開いてあげるべきだと思ってます。
先週私の店で黒人の方がいらっしゃって、接客をしましたけどいい人でした。
やはり、時代が変わった今。現代において差別というのは無くしていくべきであると思います。 (2006.07.14 13:17:01)

排他的  
caliving  さん
実は日本にも結構ありますよね。日本のように元々島国だと 周りの国の状況を知らなさすぎ。
ゴゴ813さんが言ってるの、わかる気がします。日本人は黄色人種がメインだから他の人種を見ると違和感感じる。アメリカに住んでいる今はSKINでは無く個人の個性を尊重して対応できるようになりたいと日々努力しています。私自身が代わることで、私の家族や友達が気づいてくれれば良いなと思いながら。改革は押し付けるのではなく示すものだと思います、難しいけど。 (2006.07.14 14:52:46)

ゴゴ813さん   
サイケB  さん
コメントありがとうございました。

同じ価値観をもっている民族の集まりが日本という国を形成しているなら、南アフリカは異なる価値観を持った集合体といえると思います。
日本人の危機感の無さはよく言われますが、しかし私たちは危機感を持つ必要の無い国を形成できているという見方も出来ると思います。
確かに対外的に見て問題はあると思いますが、私はこれは実はとても幸せなことなのではないかと感じたりもしています。
ある程度の価値観の共有こそが差別や貧困をなくす最も有効な手段である事を私たちは潜在的に知っています。
この知識が人種や民族を乗り越えられるならと思います。

実は南アフリカの白人とっては、黄色人種に対しても黒人と同じように見ている事が非常に多いのが現状です。
アパルトヘイト下でも黄色人種の区分は有色人種という扱いでした。
唯一、経済的な繋がりが太かった日本人だけは名誉白人という今考えると良く分からない分類で「白人」とされていましたが。
しかし現実には日本人と中国人と韓国人の違いは驚くほど理解されてはいません。
南アフリカでは私自身もまた、差別の対象である事を感じる時があったりします。 (2006.07.14 15:00:27)

calivingさん  
サイケB  さん
コメントありがとうございました。

先のコメントにも書きましたが対外的な問題点という部分で日本人の排他性は、日本人の私から見てもおかしさを感じます。
しかしアメリカの日系の友人たちは皆、この排他性をあまり感じさせなかったりもします。
つまり、日本人が排他的なのではなく日本という国のベクトルが排他的な風潮を生み出しているようにも思います。
ゴゴ813さんが言われていたように時代が変わったのだとしたら、国際貢献を考えた時には日本はもっと「教育」を考える必要があるのかもしれませんね。
私はcalivingさんのように海外でその必要性を体感して日本でそれを示される方がもっと増えるようになればいいなと考えています。
また、私自身も難しいですが頑張っていきたい部分です。
(2006.07.14 15:15:00)

ショックです  
takusanget  さん
そんなに考え方や習慣が違うとは思いもしないことでした。「教育の恐ろしさ」というのでしょうか。
単に「してあげる」ことではすまないことなのだと強く思いました。
このお話、これからどうなるのでしょう?
(2006.07.16 20:35:26)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: