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“Constantly” by Cliff Richard 1964
(Original : by Nilla Pizzi 1958)
クリフ・リチャード1964年の “Constantly (コンスタントリー)” は、原曲がカンツォーネだということを随分前にこちらに書いたので、いつのことだったか掘り返してみたら、18年も前でした。( 2002年9月22日の日記 )
しかし、あまり詳しく書かなかったので、この機会に一応どんな経緯だったかぐらいは簡単に記しておこうと思います。
1958年、ドメニコ・モドゥーニョの『ヴォラーレ(Nel Blu Dipinto Di Blu)』がサンレモ音楽祭で優勝した時の入賞曲で、ニッラ・ピッツィ(Nilla Pizzi) が歌った『つた(L’Edera)』が『コンスタントリー』の原曲で、この時点ではこの曲にかなり長めのバース (Verse) がついていました。
クリフ・リチャードがこれを英語でカヴァーした時には、この長いバースは省かれたわけですが、そのおかげでヒットしたとも言えるのではないでしょうかね。
ジャズやシャンソンの全盛期からポップンロックの時代に差し掛かるあたりのこの頃は、いわゆる「歌手」は多少長くなって説明的になろうとも、バースを付けることには抵抗なかったんでしょう。むしろいわゆるAメロに入るに当たって、しっかり「語る」という手法が、実力を発揮して聴かせる効果もあったのでしょう。
今でもスタンダード曲など歌う場合には、バースを省かずに歌うことを好む歌手は少なくありません。曲によってはバースがないと不自然なものもありますしね。
けれど、今改めて聴き返してみると、’58年の『つた(L’Edera)』のバースは長いなあ。
さすがこれは長すぎるだろうと、’64年にクリフ・リチャードにこれを歌わせた人たちは思ったことでしょう。それで、バースを端折って4小節前奏付けた段階で、これが大成功。当然ヒットしました。
クリフ・リチャードのおかげで本国イタリアでもリバイバルヒットした『つた(L’Edera)』は、ちょうど10年後の’74年にジリオラ・チンクエッティがカヴァーしていて、こちらは見事にバースをカットしたクリフ・リチャード風アレンジが心地良い。
いずれにせよ、名曲だわさ。
聴き比べてみましょうね。
“L’Edera” by Nilla Pizzi 1958
“Constantly” by Cliff Richard 1964
↓本日のおすすめ
“L’Edera” by Gigliola Cinquetti 1974
↓なんと、今年のサンレモの舞台で歌われたそうです!
“L’Edera” by Riki e Mena 2020
↓庭のバンシルー[グワヴァ]収穫 (鳥がつついた痕がある)
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8月22日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。
1 . Please Mr. Postman (マーべレッツ) 2 . Please Mr. Postman (ビートルズ)3 . Black Magic Woman (フリート・ウッドマック)4 . Black Magic Woman/Gypsy Queen (サンタナ) 5 . La Bamba ( リッチー・バレンス) 6.La Bamba ( Dario Moreno)7 . L’Edera(Nilla Pizzi ) 8. Constantly (クリフ・リチャード) 9. ダンス天国 (ウィルソン・ピケット) 10. ダンス天国 (ウォーカー・ブラザーズ) 11. L’Edera(ジリオラ・チンクエッティ )
今回は、全編聴き比べでお届けしました。
リクエスト曲は、5.尻焼原人さん。8.酋長kobaさん。9.ウィンカー・ダッソーネさん。ありがとうございました。上記以外は、穴沢選曲です。
1.&2.は、2.が1964.8.20.の 9500万人のポピュラーリクエストで1位だったので。3.&4.は、先月亡くなったピーター・グリーンを偲んで。6.は、フランス語によるカヴァー。7.は、8.の原曲。9.&10.は、どちらもカヴァーですが、ほぼ同時期に流行ったので。11.は今回のおまけ。8.に対するジリオラ・チンクエッティのオマージュか。
それでは、また。
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