愛 こ と ば・心 の 散 歩 路

愛 こ と ば・心 の 散 歩 路

2022/02/03
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カテゴリ: フーテンの寅さん















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私、生まれも育ちも葛飾柴又です
   帝釈天でうぶ湯をつかい
   姓は車、名は寅次郎
   人呼んでフーテンの寅と発します

      とかく西に行きましても東に行きましても
      土地 土地のお兄貴さん お姐さんに
      ご厄介かけがちなる若造です
      以後、見苦しき面体 お見知りおきおかれまして
      向後万端引き立って よろしくお頼み申します





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^-^◆ 映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<24/48>

【前回】映画『男はつらいよ』全シリーズ回顧録<23/48>


■■ 『男はつらいよ』第24作 (寅次郎春の夢)■■

     監 督    :山田洋次
     脚 本    :山田洋次、朝間義隆

     マドンナ   :香川京子
     ゲストスター :林寛子、ハーブ・エデルマン
     常連 スター :  -略-
     ロケ地    :和歌山、京都 西陣、アメリカ・アリゾナ
     封 切    :昭和54年12月28日
     上映 時間  :1時間44分



<あらすじ>
 ”とらや”に変な外人が下宿することになった。
旅から帰った寅次郎とは犬猿の仲になるが、通訳を買って出た
英語塾のめぐみ先生の母、圭子(香川京子)が出現してから
事態は一変。美人で、しかも未亡人とくれば、
寅次郎の例の病気が始まらない訳はない。















 外国人マイケル・ジョーダン(ハーブ・エデルマン)を
帝釈天境内で見かけた御前様は、困ってる彼をとらやに
連れてくる。さくらなら英語が分かると考えたのだ。





ちょうどその折、満男の英語塾の先生であるめぐみ(林寛子)の
母親で、英語に精通した圭子(香川京子)がとらやを訪れており、
通訳して、マイケルが宿を探しているのだと分かる。
御前様の勧めで、「日米親善」の名の下に、マイケルはとらやの
2階に滞在することになる。







 彼は仕事でアリゾナから来日したが、日本の商習慣が分からず
失敗続きであった。そんなマイケルを、とらやの人たちは
「マイコさん」と呼び親切にもてなす。
 マイケルはさくらの日本女性の優しさ・美しさを象徴する様な
親身の姿勢に感動し、人妻と知りながらも、
恋心を抱くようになる。




 旅先からとらやに帰った寅次郎は、マイケルの滞在を知り、
アメリカは嫌いだといって周囲を困らせる。






 寅次郎はさくらに馴れ馴れしいマイケルが気に入らず、
マイケルも寅次郎がさくらの兄と知らず、険悪な雰囲気となる。
しかし、めぐみから兄妹関係を知ったマイケルは申し訳なさに、
出て行こうとする。そんなマイケルに寅次郎は握手の手を……。
さらに二人で呑み、文化の違いを越えて次第に友情が芽生える。






そして、未亡人と知ると例のごとく一目惚れ。
頻繁に圭子の家を訪れ、家の増築の世話など恋に邁進していた。







 そんな或る日、圭子とめぐみがとらやに招かれ、団欒の中で、
日米の文化比較論となる。

 己の気持ちをはっきり相手に伝えるべきと考えるマイケルは、
『夫婦なのにさくらにキスしたり手を握ったりしない博は、
さくらを愛していないのではないか』と訊いたとめぐみは言う。

 言葉に出さない相手の気持ちを察することができると考える
寅次郎は、目で告白して目で断られたら
「分かりました、いつまでもお幸せに」と目で答え、そのまま
クルッと背中を向けて黙って去ると言う。




 マイケルは、商売で訪れた京都の芝居小屋で、
たまたま大空小百合の「蝶々夫人」を観た際、観劇中にさくらを
思い浮かべてしまうほどになっていた。





 営業がうまく行かずアメリカに帰ることにしたマイケルだが、
とらやに立ち寄った折、思いつめてさくらに「アイラブユー」と
告白してしまう。
さくらは、めぐみから教えられたばかりの拙い英語で、毅然と
"This is impossible." と答える。







 その頃寅次郎は、圭子の家でその知人の船長・柳田に出会う。
柳田が近々圭子と結婚してもおかしくない立場の男性だと……、
めぐみの説明で知って……例によって身を引くのである。

 とらやを発とうとする寅次郎に、さくらは、
マイケルに告白された事が気に掛かっていて、それを告げる。



寅次郎は、
自分の気持ちをはっきり相手に伝える事で失敗したマイケルが、
相手の気持ちを察して、言葉に出さず身を引いた自分と
同じような、恋に不器用な人間であると理解する。
そして、日米の考え方の違いに思いをはせ、
マイケルを勘弁してやってくれとさくらに言うのだった……。







 マイケルと一緒にとらやを出て行った寅次郎は、
マイケルとの最後の別れを上野の飲み屋で過ごす。




翌朝、
「これを持ってりゃ結婚できるよ」と首に提げたお守りを渡す。




マイケルは、アメリカに帰る飛行機から江戸川を見て、
感慨にふける。

正月になり、帰米したマイケルから、
「思い起こせば恥ずかしきことの数々」
「今はただ後悔と反省の毎日」という、
どこかで見たような趣旨の葉書がさくら宛に届く。
マイケルは、いまだ手帳の中にさくらの写真を忍ばせ、
恋心を忘れられずにいるのであった。






       <後 24回続く>



 ※ 画像・記事の一部は、ネットから拝借しました。


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Last updated  2022/02/03 11:32:32 AM
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