愛ことば･心の散歩路

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2023/02/07

^-^◆　ピンチはチャンス・チャンスはピンチ＜上＞

(32)

テーマ：自分らしい生き方・お仕事(37582)

カテゴリ：成長に資する糧

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^-^◆　ピンチはチャンス・チャンスはピンチ＜上＞

「ピンチに見舞われた時こそ、その時こそ、
　『人間万事塞翁が馬』の精神が大切やな……うん」

「(゜_゜ )なんだなんだ、急に……。
　又、難しい話をしょうってのかい？勘弁してくれ……」

「いやいや、今日の話は、それほど難しくはないよ」

「なに言ってんだい！！
　いきなり中国か何かの難しい諺を出しておいて……」

「確かに『人間万事塞翁が馬』というのは、
　言葉の響きそのものが、難しく感じられるかもしれんな。
　しかし何だ……、誰しも一度位は耳にしたことがある
　諺じゃないかな？」

「そりゃー、確かに聞いたことはあるが、使ったことは無いよ。
　よし分かった。折角だから拝聴してやろう。
　……但し、噛み砕いて話してくれよ……な」

「うん、この言葉の意味を確認してみるとだね、
　『人生における幸不幸は予測しがたい』ということに、
　なるようだ……」

「要するに先の事は読めないって事だな？
　考えてみりゃー、当たり前のことだ」

「うーん……、もっと詳しく言うとな……。幸せが不幸に、
　不幸が幸せに、いつ転じるかわからないのだから、
　安易に喜んだり、悲しんだりするべきではないという……、
　たとえ話のようだぞ。
　『故事ことわざ辞典』によるとな……」

「不幸の真っただ中の連中には『励まし』
　幸せの中に居るものには『戒め』ってわけか？
　そういう類のことわざなら、他にも色々とあるよな？」

「例えば……？」

「『油断大敵』『石の上にも三年』『転んでも只では起きぬ』
　『満れば欠けるぞ』『方丈記』なんかも冒頭に扱ってるよな」

「ほう(^。^)けっこう、色々と知ってるな？」

「まあな……常識だよ。(^_^;)
　……で、中国の話も聞いてみようじゃないか」

「この話は、具体的には、中国の『淮南子』という思想書に、
　その由来となったストーリーがあるらしい」

「ふーん……そうなのか？
　……で、その由来とやらを聞かしてくれるって訳だな」

　　　　　　　　　　　＜続く＞

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