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木曜日は、僕はオフをいただいている。
この仕事は、夜中まで職場にいるもんで、大変そうだと思われがちだが、
実際には出勤時刻が遅く、午前中の大半は寝ていられるから、
よほど「9to5」の会社勤めの人の方が大変だと思う。
僕自身、以前は銀座まで1時間半かけて、ラッシュの電車で通っていたが、
結局帰る時刻は夜中だったので、あの頃の方が時間的拘束は大きかった。
で、オフ日は、なおさら起きる時間が遅くなるのだが、
今日は結構早く起きた。
というのも、
↓コイツが届くことになっていたからだ。

電子ピアノ。
一人暮らしをはじめて苦節15年。
ようやく自分の部屋にピアノを置くことができました。
キーボードを置いていた時期もあるけれど、
キーボードとピアノは、僕にとってはまったく別の楽器。
まあそれを言ったら、
生ピアノとデジタルピアノも別モノですが
「生」が置けない以上、電子で妥協するしかない。
しかし、電子といえども、技術の進化はすごいもんで、
生に結構近い。
楽器屋で2時間近く試奏して選んだのですが、
僕は液晶画面とかいろいろな機能は一切必要なく、
そのかわり、タッチができるだけ生に近いものを店員さんに紹介してもらったので、
見た目はご覧のとおり、すっきり。
一人暮らしなので、結局大音量は出せないから、
ヘッドホンをつけて弾くことになる。
でも、その音ときたら、生よりいいのではないかってくらい。
これで、毎日毎日、ピアノにむかうことになるなぁ。
うれしー。
ところで、ピアノについて、
昔からフシギに思っていたことがある。
どうして鍵盤の数は88なのだろう。
正確に言うと、
どうしてもっと鍵盤の数を増やした
モデルがないのだろう。
「また鎌田がバカなことを言い出した」
とお思いかも知れません。
でもですね、
ピアノなんてものすごく長い歴史をもつ楽器なわけですよ。
その歴史の中で、
たとえば 100鍵モデル
とか、
どどーんと豪華に
「
ダブル・ピアノ」とか言って
88×2の176鍵モデルとか、あったっていいじゃないか。
いや、むしろ、どうしてそういうのを作った人がいないのだろう。
まあ、厳密には「作った人」はいたかも知れませんね。
ただ「市民権」を得ていないだけで。
でも僕は、88より多い鍵盤数のピアノは見たことがない。
ああ、先に断っておきますと
別にそういうオバケピアノがほしいわけじゃないですよ
88あれば、まあ大抵十分だから。
ただ、フシギだな、と。
だって、他の楽器はいろいろと改良されてきたわけですよ。
たとえばですね・・・。

これは僕が所有しているギターとベースですが、
右のヤマハのベースは6弦、
左のアイバニーズのギターは7弦。
普通はギター6弦、ベース4弦だから、
それぞれ数本多いことになる。
でも、昔は珍しがられましたが、
最近では5弦ベースを使うミュージシャンが多く、
7弦ギターもそんなに特殊ではない。
でも、176鍵ピアノは、相当めずらしい。
っていうか、ない。
なんか技術的にできない理由でもあるのかしらん。
ところで、なんで僕が6弦ベースとか7弦ギターとか、
あんまり普通の人が持たない楽器を使うかというと、
それはこう考えているからです。
大は小をかねる。
…そんなに改まって書くほどのことでもないですね
実際、4弦の普通のベースを使うと、
「ここで、あとちょいと低い音がほしいのに・・・」
ってことが多い。
6弦ベースを使ったからといって、どんな曲でも多い弦を使うわけではないけれども、
弦が多くて困ることはない。
6本あるからといって、いつでも6本使わなければいけないわけではない。
でも、使いたいときになければ、どうにもならない。
だから、こと楽器については、
カバーできる音域は広ければ広いほど、よいと思っている。
以前、有名なベーシストであるK.Y氏が、
4本の弦のうちでも特に低音側の2本だけで
ボンボンと、渋く一定の音だけを鳴らす美学を語る中で、
「5弦とか、6弦ベースを使って
がちゃがちゃやるヤツは大っキライ」
って言ってたけど、
じゃあしょうがない、
僕は嫌われてもいいや
、としか思わない。
昨日の「わび・さび」にも通じるが
「できる」のと「やる」のはイコールではない。
「できる」けど「やらない」こともあるし、
「できない」けど「やる」のは不可能。
僕は「できる」状態であった方がいいと思う
のだけど、
どうですか?
ドラムでもそうだ。
「どうせ使わないんだから」と最小限のセットを組むより、
ここぞという時に使えるように、
例えば、 バスドラ4つ、タム10個、シンバル20枚
くらいあってほしい。
当然、 スネアも3つ
くらいあってほしい。
背面には シモンズの電子パッドが一面
広がっていてほしい。
バカかと思われるかも知れませんが、
一時期のビル・ブラッフォードは、それに近いセットでやっていた。
(彼は、無理やりにでも、全部使ってたけど)
正直、6弦ベースでも、足りないくらいだ。
だから、いつか手に入れようと思っている楽器がこれだ。
チャップマンスティック。
これは12弦ある。
これ一本で、ギターとベースの音域をカバーできる。
すごいじゃないですか。
でも、コレ、
今となっては完全受注生産のようで、
日本の取引業者は1つ、本国アメリカに注文して、
手に入るのが何年先になるかわからないという。
当然、値段も高い。
だから、
もうどうでもいいや、と思っていたら、
これを上回るステキな楽器があった。
コヤブボード。
これは日本のメーカーが作っている。
だから、値段もそんなに張らない。
そして、チャップマンスティックを上回る演奏性だと
その会社の人は言っている。
これも、12弦。
いやー、これには飛びつきそうです。
でも、こんなのを持って愛夢舎バンドライブに出たら、
バンド、クビになるかも・・・。
思うんですけどね、
こういう、次から次に新しいものを開発しようという姿勢、
僕は大好きなんですが、
その一方で先のK.Y氏のように
「これはこうあるべきだ!」とかたくなにそれを守る姿勢もある。
保守と革新 とでもいいましょうか。
で、それはどちらも必要であるな、と思う。
たとえば、明治維新の頃の日本は
どちらかといえば、革新ブームで
次から次へと「西洋」を取り入れていったわけだが
それでも「旧き良き日本」は残すべきで
残ってよかったと本当に思うし
福沢諭吉なんかは
「和魂洋才」
という言葉で、それを訴えたわけだけど、
正直、もう少し「和魂」が強くてもいいと思う。
ピアノの鍵盤数が増えないのは
保守的な考えが強い世界であるからで、
これについては、もう少し革新の部分があってもいいのかな、と思う。
僕らは授業でチョークを用いるのだが、
日々の授業の中で
僕は常に新しい技術を考えようとしている。
チョークテクニックだ。
チョークでココココココッと点線を書くと、
初めて見る生徒は「おおっ!」と感心する。
そんな大したワザではないが、
僕が左手で3色のチョークを持って、なおかつ右手でもう1本持ってると、
「プロみたい・・・」って感心される。
いや、プロです。
もっと若い頃は
くるくるチョークを回したりもしていた。
でも、未だにマネができないのは
ウチの塾長の
カカカカカッていう、一点集中高速連打。
アレはすごい。
日々革新を求めて、努力しております。
…未だチョークの時点で
いつまでたってもホワイトボードに移行しないあたり、
保守だっていうハナシもありますが。
オチを読まれてしまったようで・・・。
Kama
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