入間市の塾 愛夢舎からのメッセージ

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愛夢舎 塾長

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いかに視聴者の気をひくかというのが最大のポイントで、
とおり一辺倒のことをしていてもダメ、
何か斬新な切り口で商品をアピールする、
そういう類のもんだろうし、
だから、そのCMについて、ここでマジメに語っている時点で
製作者の思うツボなのだろうけど、
これは、ひどい! というのがあったので、ちょいと書いてみよう。

大体において、
テレビCMというのは、必ずどこかツッコミどころがあって、
例えば
「テレビCMに関することだけで文章を書け」
と言われたら、
たぶん丸一日、原稿用紙何百枚、
「もうやめてください」と言われるまで書き続けることができるだろう。
けれど、だからそれは、製作者の思うツボであるし、
「CMごときに、なにをマジメに・・・」とあきれる人も多いだろうから、やらない。

しかして、そのCMは、
ちょいと見逃すことができなかった。
というより、
この危機的日本の象徴、その原因が見事に表れているような気がした。

なんていうんでしょう、
アメなのか、ガムなのか、
商品については僕はよくしらんが、
たぶん、食べるとスーッとする、
そういう系統のタブレットのCMである。

数ある類似商品の中でも
「M」から始まるヤツと言えば、
大体見当はつくと思う。

場面は、学生が 就職面接 に臨んでいるところ。

人事担当者から聞かれる。

「志望動機は?」

すると学生は答える。

「御社の社風が自分に合っていると・・・。」

この学生が
例のタブレットを口にすると、突然態度が豹変する。

「志望動機?そんなもん、ねえよ~♪
 アンタ、志望動機、あったのかよ~?」

すると人事担当者も
「そうだね~、なんとなく入っちゃったもんね~♪」

で、二人で肩を組んで、
ゲラゲラ笑いながら、大団円・・・である。

・・・

なんなんだ、このCMは

そのタブレットを食べると、
モヤモヤしていたものがスッキリするという
そういうイメージで作ったのであろうが、
これは、もう、悪影響を与える以外の何物でもない。

確かに、就職面接で
「社風が良い」 と答えるのは
これはおろかしい。

なんだ、社風って?

会社の雰囲気がよいから入るなんて、
まったくもって、
「ワタシは使えない社員になりまーす」と
声を大にして宣言しているようなもんだ。

お茶を飲む喫茶店を探しているのではない。
雰囲気で選ぶとは、何ごとか

しかし、だからといって、
タブレットを食べてスッキリした学生が
「志望動機なんてない!」 と断言すると、
これはですね、
スッキリして、澱みのない状態になったのではない。

バカ。

バカになったのである。

問題なのは、
このCMを見るほぼすべての人は、
そういうあら探し的な視聴のしかたをしていないので、
学生が「バカ」になったこと、
就職面接において
「志望動機はない」と宣言してしまうことに
危機感を持たないであろう点
だ。

「ニワトリかタマゴか」ではないが、
テレビ文化がこれほど蔓延してきて、
テレビなしでは文化的な生活を営むことすら困難な現代。
(↑これは、僕が自分自身で実験済みである。
 学生のころ、ためしにテレビなしで、新聞だけで暮らしたらどうなるか、
 半年ほど試してみたところ、
 自分が吸収する情報量のあまりの少なさに愕然とし、
 あわててテレビを設置したのである。)

テレビCMは、基本的に、商品の良さをアピールし、
宣伝するためのものである。

そういう概念は、小さな子ですら持っている。

だからこそ、
その概念を逆手にとった
「雪国もやしは、メチャメチャ高いから、買うんじゃないぞ」
というCMすら成立してしまう。

CMで紹介しているものは良いものだから、
「メチャメチャ高い」=「良いもの」
という構造を生みだしてしまう。

それだけのパワーがある。

そこで、例のタブレットであるが、
だから学生が「バカ」になったところで、
「このタブレットは危険だ」と思う人はゼロだろう。

ばかりか、むしろ、
「そのタブレット を食べれば、こんな風にスッキリできる。
 スッキリした状態での、正しい答えは、
 正直に『志望動機はない』と答えることだ」

そんなイメージが潜在意識に刷り込まれるのではなかろうか。

マスコミもだいぶおとなしくなってきたが、
年末、年始にかけての、いわゆる「派遣切り問題」。

以前、このブログでも書いたけれども、
麻生総理が、ハローワークを訪問し、
そこにいた若者に
「君は何がしたいんだ?」と尋ねたら
「いや・・・とりあえず、なんでもいいんですけど」
と答え、
「いや、それじゃ、どうにもならんだろ」と総理が答えるという場面があった。

ところが、その後の街頭インタビューでは
「でも、この状況だから、なにがしたいとか言ってられない。
 総理は、全然わかってない」
と、麻生さんは叩かれに叩かれていた。

でも、これも「ニワトリかタマゴか」になってしまうが、
そもそも、なぜ「派遣労働」という形での職についたのか。
やりたいことを探すため?
それとも、
やりたいことがなかったから?

ハナシを戻すと、
先のCMが違和感なく受け入れられているとするならば、
「志望動機なんてありません」
という若者の答え、
現代日本では、メジャーな答えになってしまっているのだろうか。

ここで言う「答え」とは、
就職面接そのときの「答え方」ではない。

若者たちの、
本心の部分での
「志望動機」だ。

本心で
「なんでもいいから、働きたい」
と思っているのか。

いや、自体はもっと深刻だろう。

「できれば、働きたくない。
 できれば、誰かに食わせてほしい。
 でも、それが叶わないのなら、
 なんでもいいから、できるだけラクで、
 しかもカッコいいヤツ。
 そういうの、ないかな・・・。」

・・・と、こんな感じなのかもしれない。

もちろん、すべての若者がそういうわけであるはずがなく、
先日、各社の入社式の様子の報道を見ていたら
「自分たちが、この世の中をなんとかしますよ!」
と力強く、前向きに社会人生活をスタートさせた若者がいて、
なるほど、「志望動機なし組」は少数派なのかもしれないな、
とも思う

が、ともかく、
このCMはまずいだろ

倫理的なチェックとか、行っていないのか。
もし行っていて、この結果なら、
審査している人も、 バカ だ。

僕は、小学生や中学生で
なりたい職業が決まっていなくともよいと思う。
もちろん、あればそれにこしたことはない。
小学生のころになりたかった職業が、
中・高校と成長するに従って変わっていってもよい。

ただ、
「なんでもいい」
「なんでもいいから、サラリーマン」
「なんか、安定してるっていうから、公務員」

そういう言葉を子どもたちから聞くと、
とても寂しい思いをしている。

そして、それを言わせてしまっている
僕ら大人のふがいなさを、反省するのである。

Kama






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Last updated  2009.04.10 20:36:47
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