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2024年11月10日
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カテゴリ: 雑感



そして結果が判明した後、日本在住の米国人論客の多くが選挙結果に落胆する意見をネットに掲載していた。彼らが米国の世論すべてを代表しているわけではないが、米国のいわゆるインテリ層の意見というのはこうしたものではないのだろうか。
マスコミ人士に代表されるインテリ層や都市型富裕層、そしてハリウッドセレブのような社会的に影響力のある成功者達はほぼ民主党の候補を推していた。一昔、いやふた昔前の選挙だったらここで勝負がついたのだろう。マスコミは社会の木鐸であり、セレブはオピニオンリーダーだったのだから。
でも、時代は変わった。人々はネットというものを手にしたので、自分で情報を探し、自分で意見を形成するようになった。経済が好調だといっても、その富は自分のところには来ない。物価だけはあがり生活は苦しくなるばかりだ。そんなところにエリートの黒人女性が大統領候補をしてでてきて、黒人だから黒人の支持があって当然だ、女性だから女性の支持があって当然だ、ダイバーシティだから女性でマイノリティの大統領はおおいにけっこうではないか…といわれてもねえ、というのが多くの人の感想だったのではないか。マスコミやハリウッドセレブたちがやたらと彼女を支持しているけれども、マスコミ人士もセレブも自分とは別の世界の人間だからなあと思った人も多かっただろう。
さらにいえばここ何年かで目立ってきたポリコレだのダイヴァーシティだのに辟易としている人もきっといる。ポリコレといって金髪碧眼のイメージだった中世ヨーロッパの物語のお姫様を黒人にして誰が喜ぶのだろうか。ダイヴァーシティといって下駄をはかせて要職に女性をつけたところで、一般の女性にとってはどうでもよい話だ。
今回の選挙結果についてはサンダース氏の言った「労働者を見捨てた政党は労働者に見捨てられる」というものが一番正鵠を射ているようにみえる。リベラルと左翼は違う。トランプが庶民の味方とも思えないが、不法移民排斥は実際に職を奪われ、待遇が低下し、治安悪化に不安を持つ庶民層の琴線にふれただろうし、利口ぶったエリート女よりも面白いおっちゃんの方が投票先としてもよいに決まっている。
今回の大統領選は庶民を見捨てたリベラルの退潮の契機になるのかもしれない。





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最終更新日  2024年11月10日 17時38分53秒
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Re:米国の大統領選に思うこと~続き(11/10)  
tckyn3707  さん
こんばんは。

トランプ氏が圧勝したのは、民主党政権がインフレをコントロールできなかったことに尽きると私は思います。

年度   物価   失業率
2021 4.68   5.35
2022 7.99 3.63
2023 4.13 3.63
2024 2.99 4.08

以上がバイデン大統領の数字ですね。物価コントロールされていないというのが妥当と思います。

ですから今回民主党支持者が共和党支持に回ったと言えますね。バイデン氏がもっと早く撤退声明しておけばとも思います。

トランプ氏がインフレを抑制できなければ、即支持率低下すると思います。ただ米国の物価は高止まりしている状態です。トランプ氏は減税を掲げてますのでそれも支持を得られたと思いますね。

まぁ政治は結果ですから。トランプ氏がどういった政策を打ち出し結果が残せるかですね。米国の場合人種というのは選挙に与える影響としてはあまり関係ないのかなと思いますね。 (2024年11月10日 18時21分35秒)

Re[1]:米国の大統領選に思うこと~続き(11/10)  
七詩  さん
tckyn3707さんへ
二大政党しかないですし、政策も中間層の取り込みのためそう違うものにもなりにくいので、物価高や失業率などの不満が政権交代へとなったのでしょう。
黒人の機会が制限されていた時代ならともかく、今の時代では人種というのはそれほど大きな要因にはならないというのはそのとおりでしょう。単に日本にいて日本からみた感想にすぎませんけど。
(2024年11月10日 21時15分06秒)

Re:米国の大統領選に思うこと~続き(11/10)  
・曙光 さん
>アメリカには相当の貧困層がいるという話ですし、そうした貧困層には移民規制の強化や国内に苦労している人がこんなにいるのになんで「世界の警察官」役なんてやらなければならないのというのはよくわかります。アメリカは昭和30年代や40年代にイメージしてきたような強くて豊かな国ではないのでしょう。米国が本気で世界各国から軍を撤退させるとなると慌てるところもでてくるでしょうね。

仰る通りです。各国の歴史も文化も,自国の法律さえも知らず、赤信号でも平気で渡ってしまうような、耄碌爺であるトランプを選ぶ米国民が相当に劣化しているという事でしょう。
トランプは安倍首相に次いで日本の領袖である石破首相を師と仰ぎ、石破首相から、政治のイロハを学習する事が、トランプ延命のキーファクターであることに気づくべきでしょう。。

石破首相は理に合わない米国ファーストのトランプの要求などすべてNOを突き付ければよい事です。間違っても石破首相はトランプに媚び諂う必要などないでしょう。
米軍が撤退すると云うなら、日本は中・露・北の侵略に備え、直ちに自国防衛のために核を持つことに内政、外交共にシフトすべきでしょう。
自国防衛のための核所持は現行憲法でも可能です。

米国民の民度の低さが耄碌爺のトランプを選んだのですから、日本国民は米国に依存しない国防体制を万一に備え計画しておくことは必須と言えるでしょう。


(2024年11月11日 00時17分47秒)

Re[1]:米国の大統領選に思うこと~続き(11/10)  
七詩  さん
・曙光さんへ
今のアメリカは多数の貧困層をかかえた国であり、かつての豊かで陽気なアメリカではありません。米国ファースト、外国の基地撤収となってもなんの不思議もない。そのためにヨーロッパの小国など米軍基地を大歓迎する一方で、多国間軍事同盟にもそれ相応の貢献をしています。
世界史をみても消えた国家、消えた民族は数知れず、まさに生々流転ですね。
守る価値のある国は存続し、そうでない国は消えて行っています。 (2024年11月11日 07時52分31秒)

トランプか否か、なんですよ。  
鳩ポッポ9098 さん
>黒人の機会が制限されていた時代ならともかく、今の時代では人種というのはそれほど大きな要因にはならないというのはそのとおりでしょう。単に日本にいて日本からみた感想にすぎませんけど。

いや、だから違うんだっつの。数字見れば一目瞭然でしょうが。人種・宗教はアメリカの選挙と切っても切れない関係なんです。

なかんずく黒人に関しては、2020年の選挙までは、9割がたの黒人は、民主党候補に投票していたんです。人種、特に黒人は絶対的に大きな壁であり票田だったのですよ。

オバマ氏が公衆の面前で黒人男性の支持が伸び悩んでいるのを聞いて「受け容れられない」と言ってしまったのも、こういう「米大統領選挙の常識」があるからです。

>トランプが庶民の味方とも思えないが、不法移民排斥は実際に職を奪われ、待遇が低下し、治安悪化に不安を持つ庶民層の琴線にふれただろうし、利口ぶったエリート女よりも面白いおっちゃんの方が投票先としてもよいに決まっている。

そういう単純な理由ではないんですよ。一度大衆にNOを突きつけられた大統領が復活するのは、そういう生易しい話ではない。普通は出たところで、一度バッテンついた奴は、共和党内の予備選で負けるんですよ。

対立候補だったニッキー・ヘイリーは、旧来の共和党の考え方を体現する人物であり、人望もあり、おまけに女性である、再チャレンジで女性に嫌われているトランプは、手こずるのではないかと言われたが、蓋を開けてみれば地滑り的な圧勝だった。

岩盤支持層の福音派の票があるとは言え、ここまでの差がついた時点で、大衆は共和党ではなくトランプ的なるものを求めた、そして共和党はトランプ党になってしまったわけですよ。反グローバリズムの世界的な大きな流れに怪物トランプという個性が乗っかって、津波となって周りの者を蹴散らした。

一方で、民主党サイドは党内対立を妥協と宥和でやってきた結果が、この一番大事な時に出てしまったわけですよ。混乱を沈静化し、力量不足が明白なカマラを何とか粉飾して戦わせるしかなかったわけだが、結局の所、選挙の争点は「トランプか否か」にならざるを得なかった。政権党が対立候補で良いのかと、有権者に問うている時点で、勝負あったのです。

なるほど、トランプは労働者の味方でもなんでもない。だが、トランプはアメリカの利益を妥協せずに追求し、現代アメリカ史上稀に見る平和な時代を築いた、それだけで十分だというのが、多くの無党派がトランプに流れた心理というものでしょう。 (2024年11月11日 08時32分55秒)

Re:トランプか否か、なんですよ。(11/10)  
七詩  さん
鳩ポッポ9098さんへ
今回の選挙で民主党候補への黒人男性の支持が伸び悩んだのは民主党≒黒人支持という図式がかわりつつあるのかもしれませんし、また、世界的な反グローバリズムの潮流があるのかもしれない。パリ五輪期間中に英国で反移民暴動があったことも記憶に新しいですし。
リベラルを左派と同じとみるか違うとみるかはともかくとして、そのリベラルは貧困層の支持を得ていない。その一方で、世界のあちこちで移民排斥を唱える勢力が拡大していて、恵まれない層の支持を得ているのは事実ですね。 (2024年11月11日 21時11分31秒)

ガラスの天井以前の問題  
鳩ポッポ9098 さん
>今回の選挙で民主党候補への黒人男性の支持が伸び悩んだのは民主党≒黒人支持という図式がかわりつつあるのかもしれませんし、

そうですね。識者が黒人男性の黒人女性に対する蔑視を散々言っています。確かにそれはありそうな事ではあるが、科学的な検証が必要ですし、それが全てではないと思います。

やはり、候補が弱すぎたというのが最大の理由でしょう。過激なトランプか、無能なカマラかの2択では、トランプに入れざるを得なかった人も相当数いたわけです。

思えばカマラというのは、民主党の弱さを象徴するような存在でした。元検事というキャリアはあっても、政治家としては殆ど仕事をしていない、前回の予備戦で箸にも棒にもかからないで撤退したが、左派への配慮から史上初の有色人種女性の副大統領に引っ張り上げられた。ところが、副大統領になっても相変わらず仕事が出来ない為に失望され、忘れ去られた存在だったのを、バイデンおろしで民主党の重鎮達に無理くり担ぎあげられた。選挙まで100日の段階で親しみやすいキャラクターや中流アピールで粉飾し、一時はバイデンの年齢懸念をひっくり返してトランプに逆王手をかけるかと言われたが、むしろトランプの超人的なタフさを際立たせただけでした。

平均点の少し上をいくタイプと期待されたバイデンですら成果を出せなかったのに、自分の政策を自分の言葉で語ることもできない、党内の利益集団の操り人形になっているカマラでは、到底リーダーは無理と評価されても仕方がないでしょう。

>また、世界的な反グローバリズムの潮流があるのかもしれない。パリ五輪期間中に英国で反移民暴動があったことも記憶に新しいですし。

ええ、ありますね。既存の保守も革新も、基本的にここ30年はグローバル化に賛成してきた。多くの人は、ヒト・モノ・カネの流動により、より豊かな社会が作られると信じてきたわけですよ。諸国が互いに協力協調すれば、世界は平和になると信じてきたわけですよ、でも、そうじゃなかった。この現実を目の当たりにして、世界的に人々の意識が大きく変化しているのです。

>リベラルを左派と同じとみるか違うとみるかはともかくとして、そのリベラルは貧困層の支持を得ていない。その一方で、世界のあちこちで移民排斥を唱える勢力が拡大していて、恵まれない層の支持を得ているのは事実ですね。

いや、かつては恵まれない層だけの話だったのが、そうではなくなってきているのが近年の流れでしょう。かつて極右は、9割の人に嫌われても1割の熱狂的な支持者達に支えられる存在だったが、近年はそれが一般化してきて、既存の各勢力を脅かす存在になってきているわけですよ。 (2024年11月12日 11時58分52秒)

Re:ガラスの天井以前の問題(11/10)  
七詩  さん
鳩ポッポ9098さんへ
そうですね。今後は中間層も含めて反グローバリズムというのがトレンドになっていくのかもしれません。それに対して財界とリベラルがグローバリズムを推進していくということになるのでしょう。財界にしてみれば安い外国人を使えば儲かるからですし、リベラルにとっては気の毒な難民の方々を支援する私ってなんていい人なんでしょう…ですからね。 (2024年11月12日 15時22分22秒)

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