2002/09/16
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今日は朝からひどい雨。
雷を伴い、激しく叩きつけるような降り方に、子供達も少々ビビっているようだ。
思えばこんな激しい雨は最近本当に珍しい。
今年の福岡は雨が少ない。八年前の渇水を思い出させる。
これも異常気象のせいなのだろうか。
八年前、息子が産まれた年。
梅雨時から雨が少ない少ないと言われ続け、真夏にはダムも干上がり、九月にはとうとう12時間断水が敢行された。
当時のお隣に住んでいた方は、その12時間断水の真っ最中にお子さんを出産された。私も他人事では無かった。
11月。時間断水は10時間に減ってはいたものの、それでも夜中の断水は結構きついものがあった。

でも、遅くに疲れて帰ってくる主人を放って先に寝るわけにも行かず、臨月の腹を抱えて断水時間が始まる前に、風呂を熱めに炊き(追い抱き不可、熱いお湯が出てくる風呂給湯器だったので)、トイレにはひしゃくとバケツを用意し、ポットにお湯をため、水専用に買い求めたタンクやバケツに最低限の飲み水を確保し、実家から借りてきたジャーに今日炊いたご飯を移すと、明日の弁当用に米を洗って仕込みをする。
本当は、誰でもやっている事なのだろうが、これを10時前までにでかい腹を抱えて一人ですると言うのは、結構気分的にも体的にもきついものがあった。ある意味、初めての出産で助かったと言うところもあったと思う。
(風呂を熱めに湧かしたのに、主人の帰宅時間が早すぎて、せっかく湧かした風呂に入れなかったという、当時としては笑えない話も有りましたが←湯温を下げるのに使う水が無かった)
当時を思うと今年はまだ恵まれていると思う。
なんだかんだと言いながら、雨が降るのだから。
で、集合住宅で産まれて一戸建てに移り住んだ息子と、一戸建てで産まれた娘にとって、蛇口をひねれば水が出てくるというのは至極当たり前の事。お水が出なかった事が有ったんだよと言う私の言葉は、意味が分からないらしい。
特に、今住んでいる所は井戸水を利用している家庭が多く、八年前の渇水時にも、あまり(全然ではないので、念の為)困った記憶がないと言う人も多いらしく、今年の水不足にも、なんだか焦りを感じている人が少ないように見受けられる。これは、農業を生業としていない私のあくまでも『感じ』であるのだが・・・。
子供達が、公民館の水道で水を出しっ放しにして遊んでいても、あまり注意をしている姿を見ないのだ。
私は注意する。
すごい剣幕で注意する。
子供のする事だからと言う人もいるのだろうが、子供だって今の自分を取り巻く事態を理解し、協力する義務だってあると思う。とくに、小学生にもなれば、理解する力だってあるはずだから。

地球環境が云々と言うほど、私は普段の生活に気を遣っている訳ではないのだが、やはり自分が大変な思いをした事にだけは、少なくとも気を遣っていたいと言うのが正直な気持ち。
本気で地球環境を考えていらっしゃる方々には大変申し訳ないのですが。
「ねえお母さん、これだけ雨が降れば、お水が足りないの、無くなる?」
う~ん、なかなか良い教育効果が表れているかな?息子よ。
でも、一回大雨が降った位では、この水不足は解消しないのだよ。これからも、節水に努めてね。


「いい?パス7回までだよ。」
妹に向かってルールを説明する息子。おいおい、7回もパス有りなの?二人きりでする七並べなのに・・・。
「あれ?パスするの?出すカード無いの?」
あのさぁ・・・二人きりでやってるんでしょ?あんたが持ってないのは全部相手が持ってるって、気が付いてるんでしょ?教えてやんなさいよ・・・。
あ~あ、聞いてるだけで疲れるよ。
ふと、窓の外を見た。
相変わらずの大雨。叩きつけるように、泣き叫ぶように。
もしかしたら、この雨は、未明に亡くなった、あの女の子の悔しさ、悲しさ、無念さから降り始めた雨ではないのだろうか?
ふと、そう思った。






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Last updated  2002/09/18 10:47:28 AM
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