東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2009.07.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「キリスト者と報い(1)」

                    マタイの福音書、5章38~48節

 私たちが人間関係において、悩んだり、苦しんだりする原因の一
つに、報いの違いというものがあります。すなわち「自分は、他の
人と同じように、いやそれ以上に努力しているのに、どうして報い
られないのだろうか」ということです。それでこの報いということ
について学んでみましょう。聖書は、私たちに三種類の報いについ
て教えています。

一、すべての人が受けなければならない報い(ローマ2章
6~11節)


 パウロは「神は、ひとりひとりに、その人の行いに従って報いを
お与えになります」と述べています(ローマ2章6節)。すなわち、
善を行う者に対する報いは、褒章であり(同2章7、10節)、悪を
行う者に対する報いは刑罰です(同2章8、9節)。この報いは、
すべての人が受けなければならない「当然の報い」(同1章27節)
であり、「自分のしたことの報いを受け……るのだからあたりまえ」
です(ルカ23章41節)。

 しかしそれよりも、この報いがあるというのは、神の公平さと
(ローマ2章11節)、神の正義(第二テサロニケ1章5~7節)の
表れです。もしこの報いがなかったなら、公平も正義も成り立たず、
また平和も幸福もあり得ないことになるでしょう。ですからこの世
においては、その報いが不公平のように見えても、次に来る世(来
世)においては、全く公平に報いられるのです。

二、私たち自身が選ばなければならない報い(ヘブル11章
24~26節)


 ヘブル人への手紙の著者は、モーセは「はかない罪の楽しみを受
けるよりは、むしろ神の民とともに苦しむことを選び取りました」
と記し(ヘブル11章25節)、その理由として「彼は報いとして与
えられるものから目を離さなかったのです」と説明しています(同
11章26節)。

 信仰には、神からの報いを信じるということが当然含まれている
のであり(同11章6節)、キリスト者の生涯を報いと言う観点か
ら述べるなら、次のようになります。すなわち、この世しか通用し
ない地上のはかない報いを捨てて、次に来る世(来世)まで通じる
天上の永遠の報いを選び取ることです。

 ですから、私たちが「人に見せるために人前で善行を」するなら
(マタイ6章1節)、「すでに自分の報いを受け取っている」ので
あり(同6章2、5、11節)、永遠の報いは受けられません。これ
に対してキリストのために「ののしられたり、迫害されたり」する
なら、天における報いは大きいのです(同5章11、12節)。

 私たちの生涯は、一瞬一瞬、この選択を迫られています。私たち
が永遠の報いを選び取るなら、日ごとに前進して行きますが、地上
の報いを選び取るなら、日ごとに衰退して行くのです。これは、私
たち自身が自分で選ばなければならない報いです。

三、キリスト者が求めなければならない報い(マタイ5章
38~48節)


 キリストは、「自分を愛してくれる者を愛したからといって、何
の報いが受けられるでしょう」と言われました(マタイ6章46節)。
これは、当然なすべき義務以上のことを行い、また自発的に行った
ことによる報いです(第一コリント9章17節)。

 言い換えれば、「返してもらうことを考えずに貸」すこと(ルカ
6章35節)、すなわち報いや恩返しを期待しない善行です。これこ
そ真の愛です。

 神の愛また十字架の愛は、まさにこれです。この愛がなかったな
ら、罪深い私たちは、罪から救われることはできなかったでしょう。
ですからこの神の愛を追い求め(第一コリント14章1節)、この
神の愛に応えて神と隣人を愛していくことこそ(マタイ22章36~
40節)、キリスト者生涯のすべてなのです。





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Last updated  2009.07.25 16:47:02
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