ユーカリの木陰で里の行

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2012.03.18
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カテゴリ: チベット仏教

チベット仏教の遺品展 、
MAITREYA PROJECT Heart Shrine Relic Tour が
ビクトリア州立ナショナル・ギャラリーで開催されました。

釈迦をはじめ様々な仏陀や悟りを開いた僧たちの
41点もの遺品、 レリック が一堂に公開された!

チベット仏教では、
仏陀や悟りを開いた僧たちの遺品―レリックは、

見る者を益するエネルギーがある、といわれている。

遺品には、3種あって、
歯や骨や髪など肉体の一部。
袈裟の一部などの所有品。
火葬した後に骨や灰に混じって残る結晶体、 The Crystal Substances 。

クリスタルは、悟りを開き、瞑想をしながら亡くなった僧を
火葬した後の灰から発見されるのだそうである。
様々な色や形、大きさがあって、見た目も、とっても綺麗。
私は、前回この遺品展を見に行ったとき、
それらを高僧たちが使っていた水晶の数珠の粒だと思っていたのだが、


レリックが、41点もまとめて公開されるのは、
非常に稀なことなんだそうである。
ふつう仏教国でも、レリックはお寺に一点しかなく、
公開されると、何千人もの人々が列をなして見に来るのだと、
チベット仏教の尼僧さんがThe Age紙で語っていらした。


世界平和活動 の一環。
できるだけ多くの方々にレリックのポジティヴなエネルギーに触れてもらおうと、
十年ほど、とりわけ紛争国を中心に、世界各地を回っているのだそう。

日本でも開催され、
オーストラリアでは、シドニー、ケアンズ、ブリズベン、アデレイド、
アリス・スプリングス、ムランビーと回り、
メルボルンに来るのは、今回が2度目である。
(ちなみに前回のことは2010年6月6日のブログ日記に)。

人にくわえて、動物たちもレリックの恩恵に預かってきたのだそうで、
Alice Springsでは、ワンちゃん100匹に、
カンガルーの赤ちゃんや、トカゲやヘビやカタツムリたちも参加。
レリックで祝福してもらうやアフリカ・カタツムリは、
殻からのそりと出てきたのだそうで、
その光景を思い浮かべれば、なんだか愛らしくも、微笑ましいゾ。
ビクトリア州立ギャラリーに、確か犬連れは無理だと思ったけれども、
機会があったら、ウチのワンちゃんたちも連れて行ってあげたいものだ。


さて、今回のレリック・ツアーは、
当日いろいろと予定が立て込んでしまったために、
朝一で足を運ぶことにしたのだけれども、これが大正解でした。

前回は午後に行ったので、ものすご~~~い人だったのよ。
長蛇の列に、待つこと1時間。
当時4歳だった息子はグズリまくり、娘はブーたれ、
ダディンと私は子どもたちを宥めすかしたり、いさめたり、ご機嫌とったりで、
疲労困憊。
ようやっとレリックに辿り着くも、
あまりの人の多さに周囲を待たせちゃいかん!と気を遣い、
子どもたちを急かし、宥め、そそくさと礼拝し、遺品を拝み―。
そんな状況でも感動し、霊的インスピレーションを感じられたのは、
思えば奇跡的かも。
やはりレリックのパワーが強かったからでしょうか?

それが今回は朝一、開館同時ということで、とにかく人がいなかった!

ギャラリー天井のステンドグラスから七色の朝の光がレリックに注がれて、
会場は穏やかな空気で満たされていた。
レリックの周りには大輪の花が活けられ、
蝋燭の炎がゆらめき、水をたたえたウォーター・ポールが飾られ、
そこには、神聖で、平和なエネルギーが満ちあふれておりました。

家族4人、やわらかな七色の光を浴び、ゆったりと礼拝する。
今回は会場に置かれた作法の手順を読む余裕さえあったから、
マイトレーヤ仏陀(未来の仏陀)に聖水をかけて、合掌し、
指南書を見ながら、その真言も唱えることができたし。
私を真似て、娘ばかりが、5歳の息子までもが真言を唱えておったし!?

そうして、どこからともなく漂ってくる美しい芳香につつまれ(お花の香りかな)、
ゆったりと遺品を見て回る。
前回は写真も取れなかった記憶があるのだけれど、
今回は写真撮影もOKとのことで、
レリックをカメラに収めつつ、ゆっくりとそのエネルギーを楽しむ。
尼僧さんから、レリックの祝福も受けることができました。

その後は周囲に置かれた座布団に座って、家族で、 瞑想 。
神聖にして、安らかで、心が洗われるような静寂のなかで、
印を組み、瞼を閉じ、心を空にして、ゆったりと瞑想する。

前回は子どもらの
「もう やっと 見たんだから、 帰ろうよ~~~ 」しょんぼりの声に押され、手を引っ張られて、
レリックの傍らで瞑想に耽る人々の静寂に満ちた空間を横目に、
会場を後にしながら、
どれほど自分もそこに座して瞑想したい~~~、と願ったことだろう。
その願いのカルマが、今。
パオ~ン

息子はそのうち瞑想に飽きて(それでも10分くらいは坐っていたかな?)、
ダディンを引っ張って外に消えてしまったのだけど、
娘の方は私に付き合って、ずっと一緒に瞑想していた。
彼女があんなに長いこと瞑想できるだなんて、驚き。

「瞑想って、心が広がって、気持ち良いんだよね~。
 これからも時々瞑想しようねっ!」と、娘。

おおーっ!  パオ~ン 、再び。
これもレリックのポジディヴ・エネルギーのおかげかな?
満ち足りた心で、ナショナル・ギャラリーを後にしたのでした。


最後に、The Age誌から尼僧、ポサさんの言葉を。
「レリックは、鏡のようなもの。
 あなたの心の、最も優しい部分に触れさせてくれる。
 レリックを前に、心の平安や静寂を感じるとき、
 それは、レリックからではなく、あなたの内なる心から現れたものなのです。
 レリックはその力を与えてくれるのです」

マイトレーヤ・レリック・ツアーは、これからも続く。
レリックは世界を回ってゆきます。
皆さんも機会がありましたら、ぜひ足を運んでみてください。








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Last updated  2012.04.02 06:48:36
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