窓の外へ

窓の外へ

2008年12月06日
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私は音楽大学の学生だった頃からピアノを教えていて、卒業後はちょっとだけ高校で音楽の授業を教えたりしたこともあって、なんだかんだ言って長いこと「教える」ということに関わってきました。

ではどのように「教えて」いたのかと言うと、自分の先生方から教えていただいたものを基に、良い経験はそのまま、嫌な経験は反面教師とし、自分なりに作り上げてきたつもりでした。また幼稚園、小学校から始まる一連の、自分の受けてきた教育によって「教えること」「教わること」を理解してきたつもりでした。

アレクサンダー・テクニークを学んで一番打撃を受けたのが、この「教える」、あるいは「教わる」という概念です。
いや、これはアレクサンダー・テクニークなのか、私達のディレクターであるジェレミー・チャンスという人からきたのか、あるいはジェレミーの先生であるマージからきたものなのか、私にははっきりと区別がつきません。

そして、自分の経験の中に全く存在していなかったので、自分が新しく経験していることを分析したり、言葉にすることが全く出来ませんでした。
「先生」という概念自体が、全く違っていました。
そして、「学ぶ」ということが、まるで違っていました。

ピアノの先生として「教え方」や「もっとも伝えたいこと」は、経験によってどんどん変化して来ました。
でも全ては自分の経験の枠を超えられるはずはありません。


アレクサンダー・テクニークというものは、私にとって全くの未知の経験であり、ジェレミー・チャンス氏の行っている教育は、全く新しいものでした。

私は私の受け取っているものを、まだ言葉に現すことが出来ません。
でも、世界を見る目が変化したのを感じています。





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最終更新日  2008年12月08日 01時02分19秒
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