窓の外へ

窓の外へ

2010年07月07日
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先日に大変興味深いことが起こりました。
アレクサンダー仲間の一人が民謡を勉強しているのですが、先日その民謡のとてもすごい大家のレッスンを受けてきたそうです。すると今まで自分がアレクサンダーなどを使って学んできたことと全く逆のことを教わり、戸惑いながらもその新しいやり方に挑戦することにしたそうですが、そのことについて起こったこと、話し合ったことが大変面白いことでした。

彼にとってその新しいやり方は、からだや耳の感覚的にもかなり違和感の感じるものだったようです。でも挑戦してみようと思ったということは、きっと何かを感じ取っていたのかもしれません。

彼の唄は完全に前のものとは違っていました。
新しい使い方に慣れていないせいで、たいへん疲れるようです。
2つのフレーズを歌った彼はもうへとへとでしたが、以前にはないほど、彼の中から、あるいは彼の下の大地から彼を通してエネルギーが出ているような感じがしました。
それは「唄」と言うよりも「声」、「声」と言うよりも「音」、そんな感じがしました。
都会のビルの一室が、突然原生林の土臭い匂いでいっぱいになった気がしました。

本当にすごい先生に教えてもらってきたのだなあ、この民謡はなんて奥深いものなのだろうか、と思いました。日本にはこういう素晴らしい文化があったことを改めて知りました。以前読んだ、中沢新一さんの「妖精の王」を思い出しました。私の知らない、日本の奥深い文化をもっと知りたくなりました。日本って思っているよりもっと凄いところなのかもしれません。



アレクサンダーを使えば、現在の自分のできることがもっと少ない努力とエネルギーでできるようになるし、更に効果的に作用するようになります。ただ、それば現在の自分の持っているものに対して使えるだけで、その先に行くためにはきちんと専門家の教えを請うべきであると思いました。自分の目的に合う良い先生を探す、もしくは自分の行く先を示してくれる師に出会う、それもきっと才能のひとつなのでしょう。
芸術というものは、本当に奥が深いですね。






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最終更新日  2010年07月07日 23時34分22秒
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