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2015.03.05
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カテゴリ: アット・ランダム



孤立する精神障害者の家族 「暴力受けた」6割 研究者ら埼玉で調査



精神の障害を抱えた子どもや兄弟から暴力を受けた経験がある――。

研究者などの調査に、障害者の家族の約6割がそんな苦しみを打ち明けた。

心中を考えた人も2割ほどいた。

精神障害者への誤解や偏見を恐れ、暴力について口を閉ざす人は多い。


専門家は

「障害者やその家族を孤立させず、社会で支える態勢が必要だ」

と指摘した。


 東京大学大学院の蔭山正子助教(地域看護学)らの研究チームが昨年7~9月、

おもに埼玉県内に住む精神障害者の家族768世帯に質問状を配布。


346世帯466人から回答を得た。


4日、さいたま市であった

同県内の精神障害者家族会の集会で蔭山助教が結果を報告した。


 家族の約6割が当事者から暴力を受けたと明かしたほか、

16%は「刃物を向けられたり、刃物で傷つけられたりした」と打ち明けた。


「一緒に死にたい」「本人に死んでほしい」

と思い詰めたことがある人もそれぞれ2割いた。


 蔭山助教は一部の家族から直接話を聞いた。

障害者の両親たちは、暴力について

「突然くる」「コントロールが利かない」などと答えた。


「家族の恥」として暴力を隠したり、周囲から

「家族なんだから耐えなさい」

などと求められたりした悩みも語った。


「子どもを犯罪者にしたくない」と、

暴力を家庭内で抱え込んでしまうケースも多いといい、

蔭山助教は「暴力が密室化している」と指摘する。


 家族の恥と感じる家族ほど精神状態が良くなかった。

蔭山助教は「家族や本人が外とつながることが大切」と話す。

また、

「精神障害者の暴力は、

適切な医療や支援があれば対応や予防ができる問題。

急性期や症状悪化時の支援態勢の整備が必要だ」

とも訴える。


 精神障害者の家族をめぐっては昨年6月、東京都内に住む男性が、

障害を抱えた三男の暴力に悩み、殺害する事件があった。


東京地裁立川支部は

「相当やむをえない事情があった」

として男性に執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。



 ■「相談できる場ない」


 「命の危険を感じたことがある」「親が相談できる場はない」――。

この日の家族会の集会では、切実な声が続いた。


 70代の女性は、50代の息子が30代後半で統合失調症を発症。

父親に物を投げつけるなどの暴力も始まった。


保健所や警察に相談に行ったが、

「対応するのは難しい」とたらい回しに。


暴力から逃げるための避難先を探したが、行政などからは

「夫婦間の暴力(DV)ならあるが、

子どもからの暴力から避難する場所はない」

などと断られた。

そんな体験を打ち明けた。


 別の参加者の男性(78)は昨年末に40代の息子から殴りかかられ、

十数針縫うけがを負った。

しかし、息子は過去に病院で身体を拘束されたトラウマから入院を拒否。

男性も息子を思い、

「自分がけがするだけなら」

と受け入れてしまったという。


 この日は、昨年6月の東京都内での「三男殺害事件」も話題に。

「うちも事件になってもおかしくない状況。

早期に行政などが介入する制度を整えてほしい」

などの声が上がった。


 調査に参加した埼玉県立大の横山恵子教授(精神看護学)は

「精神障害者と暴力の問題は長年タブー視されていた」

と打ち明ける。

今回の調査では、当事者が家族以外の他人に

暴力を振るったケースは1割未満と少ないこともわかった。


しかし、社会から「精神障害者は怖い」

とレッテルを貼られることを恐れる家族は多く、

今回の調査に反対する家族もいたという。



【朝日デジタル  http://digital.asahi.com/articles/DA3S11633170.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11633170  】




三男殺害事件、この折に、次の日記(3/4分)に転載します。



とかくレッテルを恐れる風潮はまだまだある、

それだけでもなんとか改善できる社会作りを、

🌠





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Last updated  2015.03.07 08:52:24 コメント(27) | コメントを書く


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