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――もし不登校になってしまった場合、「再登校を目標にすべきではない」と著書には書かれています。
やみくもに再登校を目指すのではなく、
なぜ学校に行けなくなったのか、
その原因を考えなければいけません。
例えば、友達とトラブルになって一時的に落ち込んでいる、
というような状況であれば、
関係が修復すればまた行けるようになるかもしれません。
しかし、授業が全くわからず、
先生からはサボっていると思われて怒られてばかり、
という状況で子どもに再登校を促すのはおかしいですよね。
その場合、まず先生がやり方を改める必要があります。
でも、先生のやり方が変わらなかったり、
あるいは変わったとしても、
すでに子どもがその先生に会うこと自体に
強い苦痛を感じるようになってしまっていたりしたら、
再登校は目指せません。
学校の環境や文化を変えずに、
子どもだけを学校に戻そうとするのは、全くの見当違いです。
再登校を目指すのではなく、
まず学校が本人にとって居心地のいい環境になるように工夫できるか。
それが無理なら、学校でなくてもいいから、
本人が安心して楽しく参加できる場所を探していく。
社会とのつながりを保つ場所は、学校以外にもあるのです。
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