4日に岩手山に登る予定であったが天候が良くないので翌日に延期することにした。そこで小岩井農場にある一本桜を見学しに行ったが、こちらはすっかり葉桜になっていた。桜と岩手山が有名であるが、岩手山もガスで見えなかった。一本桜があるこの草地は牧草を収穫する畑である。説明では、以前は牧草地で夏の強い日差しから牛を守る「日陰樹」として植えられたものと記されていた。
岩手山は古来から信仰の山で山頂の外輪には取り囲むように石仏が設置されていた。遭難対策や自然保護にも熱心で地元民や登山者への愛着や配慮が感じられた。登山口には八合目の避難小屋に薪を持ち上がって下さいとの看板があった。