あま野球日記@大学野球

あま野球日記@大学野球

2008.01.06
XML
カテゴリ: プロ野球
日本ハムに入団した 中田翔 (大阪桐蔭高)が始動した。
ただ、 梨田昌孝 ・新監督から厳命された
「新年には、3年前の体重79kgに戻すこと」 は、
完全に無視して100kgのままでの練習スタート
となった。


本人の弁明が面白い。
「体重を落とすとスイングの速さとパワーが落ちて、
プロでは通用しないと思うんです。デブで動けたら最強
だと思います」



日刊スポーツによると、
中田がプロで対戦したい投手は、ヤクルトに入団した
佐藤由規 (仙台育英高)。そして、オリックス・
清原和博 (PL学園高)を目標にしており、同じ高卒の
長距離砲として、ルーキーの年にどんなことを考えて
いたか、ぜひ聞いてみたいと話していた。


中田から指名を受けた佐藤も、中田との勝負を望んでおり
すでに 定説 となっている
「中田の苦手な内角に得意の速球を投げて勝負したい」
と語っている。




そして、目標とされている清原。
まだ直接の会話はしていないようなので、どんなことを
教えるのかはわからない。ただ、清原が西武に入団した時に
打撃コーチを務めていた 土井正博 氏(大鉄高-近鉄)が、
その当時のことを、日刊ゲンダイ誌上で述壊していたこと
がある。


あまりボクの記憶は定かでないが、かすかに憶えていること
を書いてみたい。


ルーキーの年に4番の大役を任された清原に悩みは尽きなか
った。相思相愛だったはずの読売にドラフトで裏切られ、
人間(オトナ)不信に陥っていた精神状態。そして、プロの
投手が投げる速球にまるでタイミングが合わない打撃技術。


「速球が打てない。4番を外してほしい・・・」
と土井コーチにこぼす清原に、
「とにかくセンター返しを心掛けて打て」
と指導をしたらしい。土井さん自身も、過去に同じ体験を
持つだけに、清原の心情に共感しつつも、敢えて技術面だけ
のことを言い続けた。




土井正博 氏。


あえて説明するまでもなく、通算本塁打465本の記録を
もつ大打者。マンガ 「あぶさん」 の主人公・景浦は
「土井さんは俺のフォームの師匠だ」 と語っているほど。


そして、彼自身も清原と同じように、高校を2年で中退して
近鉄バファローズ に入団し、18歳にして4番という大役を
担った。だが、やはり土井さんも並みいる大投手の速球の前に
多くの辛酸をなめる経験をしていた。


だから清原の悩みは、過去に経験した自分自身のことでもあり、
悩みをまともに聞くと、清原を相手に厳しいことが言えなく
なりそうで、あえて技術論だけに徹したのだと吐露していた。


wikipediaによると、

土井さんは清原に関して、後日こんなことも語っていたらしい。
自分がコーチを解任された後(89年)に、清原の技術が停滞した
ことについて、
「清原に1軍で勝つための技術だけしか身に付けさせられなかった」


この言葉の真意はよくわからないが、師匠としての今の清原への苦言
にも聞こえる。




中田クン。
清原に話を聞くよりも、土井さんの言葉を繋ぎ合せると、プロの打者
として大きく成長できるのだよ、きっと!




ぽっ 1日1クリックお願いします ぽっ
>>
人気ブログランキング






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.01.06 16:45:11
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Archives

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2025.03
2025.02

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: