昨日、日本一を決めた西武ライオンズ。
<陰のMVP>は 片岡易之
(宇都宮学園高-東京ガス)だ。
片岡、持ち味のアグレッシブなプレーは、8回表の攻撃に
如何なく発揮された。
スコア1-2、1点を追う西武の攻撃。
先頭打者で登場した片岡、読売・ 越智大祐
(新田高-早稲田大)
から死球を受けたものの、痛がるどころか逆にガッツポーズ。
勇んで一塁に出塁した。
そしてあろうことか、次打者の一球目にすかさず二盗に成功。
1点負けている終盤に盗塁するなど、常識では考えられない。
(成功だからよかったものの、一か八かのただの博打ちだった
ともいえると思う)
送りバントで三進後には、 中島裕之
(伊丹北高)のボテボテの
三ゴロで躊躇すことなくホームを狙って生還。
西武、この回無安打ながら片岡の足だけで、同点に追いついた。
(この直後に 平尾博嗣
が決勝適時打を放ち、試合を決めた)
この一連のプレー、まさに片岡の真骨頂というべきか。
片岡易之
。
高校時代のこと。
宇都宮学園高時代、2000年夏の甲子園に出場している。
1回戦で丸亀高に5-3で勝利するものの、
2回戦では松商学園高に4-5で敗退した。
この大会、優勝は智弁和歌山高、準優勝は東海大浦安高。
たしか浦安、本来はセカンドを守る背番号「4」をつけた
浜名翔
(?)がマウンドに立って奮闘していた記憶がある。
後にプロ入りする選手たちが、この大会に多くいた。
現・楽天の 一場靖弘
(桐生一高)、現・日本ハムの 坂元弥太郎
(浦和学院高)、現・ヤクルトの 畠山和洋
(専大北上高)、
現・オリックスの 香月良太
(柳川高)など。
あ、そうそう、西武で1・2番を組む 栗山巧
(育英高)も2年生
ながら出場していた。
社会人時代のこと。
東京ガスの在籍時、ケガが多くて「保幸」(本名)から登録名を
「易之」に変えたらしい。チームメイトには、昨日の第7戦に先発
した読売・ 内海哲也
(敦賀気比高)がいた。
西武首脳陣のニュース。
どうやら 黒江透修
ヘッドコーチが退任するようだ。
日本一を決めた翌日、そのニュースが流れるのは寂しい気もするが、
理由は、若手の奔放な野球を推進する 渡辺久信
監督と、厳しい管理を
目指す黒江さんの意見が衝突していたらしい。
物怖じしない積極的なプレーを見せる片岡と、辞任する黒江さん。
同じチームながら、2人の立ち位置は対極にいるように見える。
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