今日の神宮大会<大学の部>準決勝、早稲田大vs 東北福祉大
。
東北福祉大の先発・ 中根佑二
(1年、仙台育英高)、6回途中から救援した
エース・ 森山一茂
(2年、大分・楊志館高)がともに好投。
一方の早稲田大も先発したエース・ 斎藤佑樹
(2年、早稲田実)、9回から
救援した 大石達也
(2年、福岡大大濠高)が負けずに力投。
延長10回までもつれた試合は、神宮球場に吹く「風」を味方につけた
東北福祉大が勝利した。
試合の経過と結果は、 前の日記
をどうぞ。
■東北福祉大の先発・ 中根佑二
。
5回0/3、81球を投げて、早稲田打線を被安打1に抑えた。
仙台育英高時代は 佐藤由規
(現・ヤクルト)の控え投手として甲子園に出場した。
中根、佐藤との関係はリトルリーグ時代にまで遡ることができ、仙台東リトルでは
一緒に世界優勝を果たした経験をもつ。また、現・横浜コーチの 中根仁
氏
(東北高-法政大-近鉄など)の「いとこ」でもあるらしい。
■同じく東北福祉大の 高橋平
(3年、埼玉栄高)。
延長10回裏、風に助けられたラッキーな二塁打を放ち、サヨナラ勝利の立役者
となった。レフトの守備でも、10回表のピンチに 細山田武史
(横浜入団予定、
鹿児島城西高)のレフトへの痛烈なライナーを地面ギリギリで捕球する好プレー
を見せた。
この高橋、埼玉栄高時代は埼玉高校球史に残る名勝負に出場していた(らしい)。
それは2005年夏の埼玉県大会決勝戦のこと。
↓ 「あま野球日記」バックナンバーより一部を引用。
<決勝>2005年7月29日(金)県営大宮球場
春共栄 001 000 004 = 5
埼玉栄 001 100 200 = 4
【投手】
春共栄 難波-今井
埼玉栄 木村
■9回表二死満塁、スコアは4-1で埼玉栄高がリード。
打者を2ストライクまで追い込んだ木村。甲子園出場まで、
「あと1球」に迫っていた。
が、その時、木村にとって悪夢が起きた。
打席に立つ4番・ 鶴岡賢二郎
(現・ 日体大
)が
2ストライクから、右越えに適時三塁打を放ち一挙に同点。
続く5番・ 射手矢大輔
(現・共栄大)も適時二塁打を放ち、
あっ!という間の逆転劇。
土壇場になって甲子園のキップを手にしたのは、
埼玉栄ではなく春日部共栄だった。
埼玉栄にとっては、まさに「天国から地獄」。
地獄に落ちるまでに要した時間は、たったの数分だった。
※埼玉栄高の木村とは、現・西武の 木村文和
のこと。
明日の決勝、高橋のいる東北福祉大が対戦する東洋大にも埼玉・浦和学院高
や春日部共栄高のOBが多くいるため、埼玉高校野球ファンにとっては楽しみ
な一戦になるだろう。
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