立教大、今年は記念すべき創部100周年だというのに、チーム内に何か大きな
問題でも抱えているのではないか? そう思わずにいられないほど、今日の試合
(5月9日)もあまりにひどいものだった。
(明大vs立大1回戦)
明大 011 230 011 =9
立大 000 000 000 =0
内野陣に失策が続出し、エース・ 戸村健次
(4年・立教新座)の足を引っ張り
続けた。今日一日だけで失策数は7個、今季通算の失策数は計22個となり、
リーグでダントツの1位をキープした(次に多いのが法政大と東京大の10個)。
選手別ではショートの 渡辺倫也
(4年、日大三高)が計6個、サードを守る 岡崎啓介
(2年、PL学園高)が計4個。
エースの戸村だって調子が良くなかった。というより、ハッキリ言って悪かった。
まるで表情には覇気がなく、対早稲田大3回戦(5月4日)のビデオを見ているよう
だった。開幕戦(4月11日)で見せた戸村の笑顔、そして打者を打ち取るたびに
見せたガッツポーズは、どこに消えてしまったのだろう?
◇ 戸村健次
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「疲労感たっぷり、戸村健次」
(2009.5.4) →
こちら
へ。
「戸村健次、好試合を制す! 」
(2009.4.11) → こちら
へ。
(戸村の今日の成績)
5回、103球、打者27、被安打8、奪三振3、与四死球3、自責点4。
※「5イニングで103球」というだけで尋常ではない! 心配になってマウンドにいる
戸村のもとに歩み寄る 坂口雅久
監督の姿は、今季立教大の恒例儀式になってしま
った感がある。
立教大、この調子では創部100周年の今季、「最悪の事態」になる可能性が濃厚だ。
もちろん「最悪の事態」とは今月23日から始まる東大戦の敗退による最下位の
こと。東大、エースの 鈴木優一
(4年、西尾高)が不在でも、立教大相手なら勝ち点
を奪える能力は十分にある。
一方、明治大エース・ 野村祐輔
(2年、広陵高)の豊富な球種を駆使した安定ぶりは
大したもの。2007年夏の甲子園で見せたポーカーフェースぶりも健在。まったく危な
げない投球術で、立教打線につけ入る隙すら与えなかった。
◇ 野村祐輔
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「野村祐輔、これまでの通算成績」
(2009.4.26) →
こちら
へ。
「野村祐輔、甲子園決勝の”疑惑”の一球」
こちら
へ。
(野村の今日の成績)
7回、83球、打者26、被安打5、奪三振6、与四死球2、自責点0。
尚、明治大の2番手として登板したのは 隈部智也
(2年、熊本工高)。2007年の
センバツで甲子園に出場し、準決勝までコマを進める原動力となったエースだった。
また3番手で登板した 森田貴之
(2年、大垣日大高)も同じ07年のセンバツに出場
している。現・立教大の 大林賢哉
(2年)
らがチームメイトで決勝まで勝ち上がったが、
常葉菊川高に敗退した。
◇ 森田貴之
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「森田貴之vs安部将平」
(2007.8.17) →
こちら
へ。
◇ 大林賢哉
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「大林賢哉、逆転サヨナラ本塁打」
(2009.4.18) → こちら
へ。
。
大垣日大高のことで補足。
同年(07年)夏の甲子園でも、大垣日大は準々決勝でも常葉菊川高と雪辱を期して
戦った。だが、この時もスコア1-6で敗退した。常葉菊川には、現・法政大の
長谷川裕介
(2年)がいた。
◇ 長谷川裕介
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「今季の法政は違うぞ」
(2008.9.13) →
こちら
へ。
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