昨日NHKで放送されたドキュメンタリー『球団が消える? プロ野球選手会
103日の闘い』の録画をいま、見終えた。
ボクはとても重苦しい気分になった・・・![]()
理由1.
番組名は『球団が消える?---』だったのに、タイトルは『たった一人の反乱』
だった。「たった一人」とはいうまでもなく 古田敦也
会長(当時)のことなんだろう。
でも番組の中では、他の選手会メンバーもそれなりに頑張っている様子だったし、
何よりもファンの応援があって、ファンと一体になったから12球団存続を守れたと
番組中では繰り返し言っていたのに、なぜタイトルだけ「たった一人」なのか?
理由2.
古田氏はインタビューでこう応えていた。
「ストライキに一定の成果はあった。ただ、まだまだ課題はある。将来、もっともっと
多くの球場で多くの観客が野球を観ることができるよう、プロ野球は発展してほしい」
これ、もっともな話ではある。ならば選手会に提案がある。・・・・・(いや、やめておこう。
書くことが長くなり過ぎる)
ただ、結果として当時の選手会長が「たった一人の反乱」といった冠を戴く嘆かわしい
事態にならないために、あの時、近鉄ファンが自ら動くしかなかったんだ。と、番組を
見ながら、ボクは思うしかなかった。
でも何ができたろうか?
「江夏の21球」で敗れた側なのにこの勝負を称え、「10・19」も勝たなかったのに
それを伝説化してしまった「負け癖の体質」(少なくてもボクは)が、何も行動を起こせ
なかった最も大きな原因だったのかもしれない。
巨人ファンなら、いざ球団がなくなるといった事態が起きたら、新聞の不買運動
ぐらい平気でやるだろう。(ま、近鉄ファンが「近鉄電車・乗車拒否運動」なんて
やっても限界があるけど・・・)
あの時、いったい何ができたのか。ボクにはまだよく分からないけれど、何も行動
を起こせなかった(近鉄ファンだった)自分にも責任があったんだと思うことにしようと
思う。
◇ 近鉄バファローズ
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「球界再編問題NHKで放送 」
(2009.8.15) →
こちら
へ。
「江夏の21球と10・19」
(2009.3.11) →
こちら
へ。
※風はばさん
番組の感想を書きましたが、情報を教えていただいたことには感謝しております。
ご気分を害されることのなきよう・・・。
盛田の番組を録画しておきました。
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