大島公一
、そして2月に助監督就任したのは 高村祐
。実はこの2人、今は消滅した近鉄バファローズのOBでもある。
調べてみると、2人が同じ期間に近鉄に在籍していたのは1993年~95年の3年間。ちょうど鈴木啓示監督が誕生して久しぶりの”生え抜き”監督と期待が高まった時期と重なる。しかし次第に選手らのとの確執が報じられるようになり、94年オフにはエース格の野茂が退団するに至るなど、選手たちは自らのプレーに集中することが難しい時期だったかもしれない。
そのような状況下、2人が同時にスタメンに名を連ねたのは26試合ある。大島は、大石大二郎、吉田剛、水口栄二らとポジションを競い、セカンド、サード、ショートとユーティリティープレーヤーとして活躍、出番を得た。一方の高村は、野茂、小池、山崎慎、吉井、入来らとともにローテーションをほぼ守り続けた。ちなみに、2人が一緒にスタメン出場した試合の結果は、近鉄の15勝10敗1分、勝率0.577だった。
下記表(『スタメンアーカイブ』から一部を引用・編集)をご覧になれば分かると思うが、法政大OBの中根仁も26試合中、16試合にスタメン出場しており、法政大の打撃コーチにでも就任すれば、元近鉄ファンとしてはさらに嬉しさが倍増しそうだ。また、95年7月31日、ロッテの先発は、現在早稲田大監督の小宮山悟投手だった。
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