あおこのヲタ母日記

December 18, 2005
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カテゴリ: 仕事ばなし
しょーもない日記がいつまでもトップにあるのは嫌なので、あわてて次の日記をばGO!


私ってば、友達がいません。(いきなりそれかよ(ノ-_-)ノ)
保育園でも会えば挨拶とちょっとした雑談くらいはするし、子供どうしが遊びたがればお互いの家に行き来することもたまーにはあるけど、友達ってほどのママはいない。
職場でも、前にも書いたけど完全一人ランチしてて、誰かと長く会話することはほとんどない。
以前仲がよかった人も、疎遠だなあ。年賀状くらいで・・・
休日はほんとに家族で固まって過ごしてる。たのじのクラスでは皆でスキー!なんて人達もいるから、たのじには悪いなあと思うけど。

で、仕事は相変わらずヒマ。

子育ても、うまくいってるとは言い難いような・・・


客観的に言って、あんまりいい状態にないと思われる。


でも、そんなに煮詰まっていないのである。
不満がないとは言わないけど、爆発するような感じではない。
そんなに誰かに対して、腹も立たない。
けっこう落ち着いている。ここ数年、そんな感じ。
そんな自分が、案外嫌いでない。グチって、人のせいにして、自分が不幸だと思い込んで・・・そんなだった頃よりは。
見苦しく騒いだりしなくなったその代わりに、あまり自分から動いて何かを変えようとかもしなくなった。どう考えてもおかしい、そう思えることでも流しちゃったりもするようになった。
だから、「成長した」「良い方に変わった」とも言い難い。
ただ、以前よりずっとラクになった。
それはなんでかっていえば、まあ、だんなの影響なんですけど。
しょっちゅうこんなこと言ってるみたいで、すいませんね。

フリーページを見て頂けるとわかるけど、うちのだんな、結構変わりモンです。

なんでこの人がいいと思ったのかなあ、と考えるとき、いつも思い出すエピソードがある。(でも結婚後の話なんで、これがキッカケってわけじゃないんだけど。まあだんなの人となりを端的に表すエピソードってことで)


だんなと同じ職場にいたとき、私はどこにでもいる「ちゃんとしなきゃOL」だった。「ちゃんとしなきゃOL」とは、須賀原洋行『気分は形而上』というマンガに出てくる、どう見てもそういうキャラじゃないのに「ちゃんと仕事しなきゃ」「キャリアアップしなきゃ」といつも考えてる一般職OLのことである。当時の私の身分は「研究員アシスタント」何か難しいことができそうな名称だし、採用のときは「研究員になる道もある」のようなことを言われたが、実際は研究補助といってもほとんどが庶務業務。そして、よっぽどやる気と能力があって自分から「やります!」と手を挙げない限りはそれでよしとされる職場だった。
そこで私は、ただ言われたことをやるだけの能力と意思しかないにもかかわらず、チャンスを与えられないことに不満を持ち、愚痴ってばかりいた。実はまったく道が閉ざされていたわけではなく、研究員に抜擢される人もごくたまにいたのだが、そういう人は運がいいのであって自分にだって場が与えられてフォローしてもらえれば同じ事ができる!くらいのことを言っていた。
結婚していいトシになっても、まだ言っていた。

でもある日、いつものように「仕事がつまらない」「やりがいがない」と愚痴る私に、だんなが言ったのだ。


これを聞いた私は怒ったか?違う。
目からウロコが落ちた のである。

普通なら、「仕事にやりがいがない」と言う人間に意見するなら「どのようにしてやりがいを見出すか」という論調になると思われる。
しかし、だんなはそうは言わなかった。
仕事なんて、生活のために自分の時間を切り売りするものだ。そこにやりがいのあるなしなんて議論は、そもそも存在しない。それが基本。太古からの人間の営みの基本。
そういう意見が、傍目には順調にキャリアを積み重ねているように見えるだんなから発せられたということは、ちょっと驚きだった。
誰彼構わずグチをふっかける人間は、本当は自分の中に「欲しい答え」を持っていて、その答えを持ってきてくれる人を待っている。だからそうでない答えを出されても「でも・・・」「だって・・・」となるのだ。
私は、このだんなの答えが気に入った。それはつまり、私が待っていた答えなのだ。

私は、自分の「お育ち」に割とコンプレックスを持っている。
父は鉄工所の旋盤工だった。食べるのに困るほどの貧乏ではなかったけど、世帯収入としては「中の下」であったと思う。仕事はまさに「我慢して時間を切り売り」するもので、自分の意見やら創意工夫やらの余地はない。生活時間の大半を占める仕事よりも、アフター5や休日に野球を見ながらビールを飲むのを楽しみにするような生活。
そういうのを嫌だな、と思いながらも、好きなことを仕事にする(例えば私ならマンガ家を目指すとかマンガの編集人を目指すとか?)、なんてことにも罪悪感を覚えて中途半端な一般事務なんかをやってる自分が、「仕事とは嫌なことを我慢すること」という発想しか持てない階級の呪縛にあってるみたいで嫌だった。

でも、皆が皆好きな仕事して仕事にやりがいを見出すなんて、無理だ。
我慢する。時間を切り売りする。大部分の人間がそういう仕事の仕方をすることで、社会は回っている。
後ろ向きなようでも、皆がそう考えられれば、ニートなんて問題だってないはずなのだ。

いきなり話題がすっ飛ぶようだが、私は、『与作』という歌がすごく好きである。そう、サブちゃんのあの♪ヘイヘイホ~♪というやつ。マジでシングルCDなんか持ってるのである(笑)
だんなと知り合うずっと前、同人ヲタをやってた頃、ある日突然「与作って、勝手にジジイみたいなイメージにしてたけど、よく考えたら若者なんじゃないの?」と雷に打たれたように思いついて、いきなりヲタ友にイケメン与作をキャラデサインしてFAXしたりした。そしたらヲタ友がCDをプレゼントしてくれたのだ(爆)

与作は、木を伐る。
女房は、機を織る。
その繰り返し。
(またこの女房が新婚で可愛い恋女房だったりして、なんて考えていた^^)
この歌の中に、与作の一生の全てがあるのだ。2万回もリピートすれば与作の人生は完結すると思われる。
それが幸せかどうかなんて与作は考えたこともないだろうけど。
これが生活なんである。
これが人生なんである。

そんな「与作な生き方」に共鳴する自分が元々あったのである。

そして私はとてもラクになった。
つまらなくて、当たり前。
うまくいかなくて、当たり前。
独りになっても、当たり前。
目の前のやるべきことを、最善に。
時間が余ってちょっと好きなことができれば、ラッキー。
とっても低いところで満足がやってくる自分になってきた。
なんか宗教めいてる答えに、宗教とは程遠いだんなの発言から行き着いてしまった。

多分、グチる私に嫌気がさしていい加減に答えたであろうだんな、私がこんなふうに答えを発展させているとは夢にも思わないだろう・・・





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Last updated  December 19, 2005 05:15:31 PM
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