お隣さんの国：韓国からの手紙

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2021/03/20

義務軍人の給料

(16)

テーマ：韓国！(16970)

カテゴリ：韓国の兵役

国民の義務の兵役だが、全くの無報酬でやってるわけではない。

入隊して基礎訓練（約4～5週間）が終わると이병（二等兵）で、
数カ月ごとに일병（一等兵）、상병（上等兵）、병장（兵長）と昇進していき、
병장（兵長）で除隊となる。

この表を見ると2000年頃にはホントにわずかしかもらえなかったようだ。
（ネット上にはこれとは多少金額の違う表もあるんだけど、どっちが正しいのかはわからない）

今ではかなりの額、除隊間際には60万ウォン以上、もらえる。

入隊すると積立貯金を勧められる。
軍人対象の金利のいい商品がある。

2014年に入隊したコーちゃんは、毎月5万ウォンずつ積み立てていて、
除隊時には100万ウォンを超えるお金を持って除隊してきた。

そして今年入隊したよしくんは、毎月40万ウォンずつの積立を申し込んだそうだ。
（国民銀行20万、ハナ銀行20万。これが預けられる最高額だそう）

ということは、訓練期間（はお金がもらえない）を除くと約16ヶ月間なので、
40万x16ヶ月＝640万ウォンに、金利（おそらく4～5％の高金利）がつく。

他の子たちもほとんど、40万ウォンの積立を申し込んだそうな。

でも、コーちゃんは、軍隊生活での楽しみというと食べることぐらいだといって
毎日、売店に通ってしまい、しょっちゅう

という電話が来てて、こちらから何度もお小遣いを送ってた。汗；

よしくんはそうならないことを願う。

さて、よしくんからは、昨日の昼、12時過ぎに急に電話がかかってきた。
もう訓練はすべて終わったんだってー。

射撃、手りゅう弾（模型）、徹夜の行軍など、基本的なことはやったけど、

以前は4週間みっちりあった基礎軍事期間が、
2021年からは3週間になったのだ。
（よしくんたちは2週間隔離があったから5週間いたけど）

だから、体力鍛錬をする時間も無いのだろう。

そんなことで大韓民国がちゃんと守れるのかどうか、心配じゃ。

来週の火曜日に、配属先の発表があり、
水曜日に修了式、二等兵に昇進、
木曜日に、配属先に異動する。

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