2026.07.10
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カテゴリ: 献血ノート。




会社に献血バスが来ていたのがきっかけでした。
「前にやったから、しばらく全血(400mL献血のこと)はできないんだよね」とふとこぼしたら、相手も同意してくれて、献血あるあるで盛り上がれたんです。
ヘモグロビン値が微妙に足りなかったり、他にもいろいろ……。
なんだか最初に献血をはじめた頃を思い出したので、少し体験談として振り返ってみようと思います。


私は今でこそ数か月に一度のペースで献血に行っていますが、実は最初から順調だったわけではありませんでした。
学生の頃、一度だけ献血に挑戦したことがあります。
学校に献血車が来て、友だちが「やる」と言ったので私もやろうかなと思い、集団献血に参加したのですが……その日は献血ができなかったんです。
「血の比重が軽いので、今回はできませんね」(ヘモグロビンの値が基準に届いていないということ)看護師さんにそう言われました。


正直、少しホッとした部分もあります。友だちがやるからと参加を決めたものの、注射の針はやっぱり怖くて。採血のときにも針を刺したのに、これ以上刺したくない、と思っていたからです。

でも、そんな私に、看護師さんは「でも、やろうと思ってくれてありがとうございます」と言ってくださって。「バランスの良い食事と、健康のためにもしっかり睡眠をとってね」と優しい言葉をかけてくれました。
その言葉のおかげで、「次に機会があったら、ちゃんとできたらいいな」という気持ちが心に残りました。

それからしばらく、献血とは縁のない日々が続きました。

社会人になったある日、出かけた先で献血バスを見かけました。
待っている人はほとんどおらず、予定まで少し時間もあります。
「やってみようかな……」ふと、あのときの気持ちを思い出し、受付に向かいました。
注意事項の確認と医師の問診を受けて、いよいよ採血へ。

今は指先にほんの少し針を刺して採血する方法なのですが、この瞬間が一番緊張しました。看護師さんがモニターを確認し、それから――「よろしくお願いします」とひと言。
初めての400mL献血が決まりました。

そして本番。

最初に少しチクッとしたくらいで、その後はほとんど気になりません。
初めてだからか、看護師さんは何度も体調を確認してくださり、献血中も安心して横になっていられました。一生懸命話しかけてくれて、緊張をほぐそうともしてくれました。

言われた通りに足や手を動かしているうちに、思っていたよりあっという間に終わりました。
「すごく順調でしたよ。お疲れさまでした!」
あまりにもあっけなくて、自分でも少し驚いたほどです。終わった後も血圧は正常で、ふらつくこともなく「ご協力ありがとうございました」とスタッフの方々に声をかけてもらいました。



今思えば、あの日の献血がとても良い成功体験になりました。
「思っていたより怖くなかった」
「こんなに感謝してもらえるんだ」
——そんな気持ちが積み重なって、今では献血が私の日常の一部になりました。

ほんの少し空いた時間がきっかけで、まさか自分がこんなに何度も献血に行くようになるとは思ってもいませんでした。
体調と相談しながらですが、これからも続けていきたいことの一つです。

献血は、受ける人だけでなく、協力する人の健康も大切に考えられています。そのため、体調や検査結果によっては見送ることもあります。無理のない範囲で、できるときに協力し続けたいと思っています。




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最終更新日  2026.07.14 18:06:04


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