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オウム病はオウム病クラミジアによる人獣共通感染症です
 感染様式としては、病鳥の排泄物からのの吸入が主体であるが、口移しの給餌や噛まれて感染することもまれにあります。
オウム病の潜伏期間は1~2週間で、急激な高熱と咳嗽で発症する。軽症の気道感染から、肺炎や髄膜炎までの多様な病態をあります。

軽症:上気道感染の症状で、風邪との鑑別が困難である。悪寒を伴う38~39.5℃の発熱、咳、頭痛、全身倦怠感、食欲不振、筋肉痛、関節痛などがみられる。

中等症:下気道感染が起こり、異型肺炎の症状が現れる。

重症例:全身症状を伴う異型肺炎で、全身臓器に病変が認められるようになる。特に、肝臓、脾臓や心臓が炎症を起こし、さらに、脳神経に異常をきたして死亡する場合もある。



鳥類はオウム病クラミジアの自然宿主であり、ヒトは感染鳥類から排泄物、汚染羽毛、糞便の塵埃の吸入により感染する。名称から誤解されるが、小動物など鳥類以外から感染することもある。

このオウム病の原因となる病原体は、クラミジアと呼ばれる細菌とウイルスの中間の生物学的性質を持つ微生物の一種であるクラミジア・シッタシイです。オウム病は本来、動物の疾病であって、ヒトはクラミジア・シッタシイに感染した動物(主としてオウムやインコなどの鳥類)から感染する人畜共通感染症の一つです。オウム病の病原体が、オウムから初めて分離されたことからオウム病と名付けられましたが、ニワトリ、ガチョウ、シチメンチョウ、アヒル、ハト、インコなどオウム以外の家禽類、野鳥、愛玩鳥においてもクラミジアに感染したトリが確認されていますので、オウム病と呼ぶよりもトリ病と呼ぶほうが適切と思われます。


愛玩鳥の全てがクラミジアに感染している訳ではありませんが、トリに触れたらよく手を洗うこと、部屋の掃除をこまめに行なうことや素手で糞に触れないことなどが、オウム病の感染予防につながると思います。





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最終更新日  2010年04月20日 09時42分07秒 コメントを書く


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