太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2006.07.30
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カテゴリ: アラカルト
明治生まれの母が、終戦後「修身」の教科が中学校から消えたとき、「修身を教えない国はやがて滅びる」としきりに嘆いた。当時、中学生だった僕は、単なる年寄りの繰り言と軽く聞き流していたが、長ずるに及んで、次第に母の言葉が真実の言葉として響くようになった。

それは、現代の日本人から「恥じを知る」「誇りを持つ」「正々堂々」「自分を厳しく律する」「謙虚」といった、かって美徳とされた精神が消えてしまったことにある。
社会道徳の低下も著しく、一歩街に出れば不愉快なことに連続的に遭遇する羽目となる。
日本の社会の模範となるべき指導者たちの人格のあまりのお粗末さと無恥厚顔さは、こんな日本ではやがて国が確実に滅びるという絶望感にとらわれる・・・。
選挙民の前で話したことが外国から批判されると、慌てて失言だと詫びる卑屈ともいえる態度の政治家。なぜ堂々と発言したことに責任を持てないのか・・・、と俳優の児玉清さんは言う。

修身というと拒否反応を示すのが日本人の知識人だが、「善悪のけじめ」とか「自分を律する」ことの大切さを、幼い頃から徹底的に教えることは別の問題で大切なことです。





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Last updated  2006.07.30 06:58:00
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