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2014.01.04
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人間誰しも、生まれたくて生まれてきた人もいなければ、いくら生きていたいと思っても時がくれば命が尽きる儚い存在です。
だからこそ、山本有三『路傍の石』の一節に「たった一人しかない自分を たった一度しかない人生を 本当に生かされなかったら 人間に生まれてきた甲斐がないじゃないか」とあるように、たった一回しかない自分の短い人生を、悔いなく明るく楽しくイキイキと生ききらなければ、人間として生まれてきた甲斐がないと思います。

それも、チェーホフ『三人姉妹』に
「私は、よくこんなことを考えます。
もし、生活をもう一度始めから、しかもちゃんと意識してやり直せたらね。
すでに費やしてしまった生活はいわば下書きで、もう一つほかに清書があるとしたらとね」とあるように、私たちの人生はやり直しのきかない本番だけの旅です。

そんな大切な人生の旅において、「いかに生き、いかに死すべきか」に心を傾けることもなくうかうかと老い、「自分の人生は何だったのだろう。生き甲斐を見つけることもできずに人生を終わるのか」と嘆く人は多いものです。
だが、人生とは「自分は何者で、どうすれば幸せになれるのか、充足感をもてるのか」を追い求める終わりなき自己発見の旅であり、今からでも遅くありません。

「人生って、死ぬまでの時間をどう過ごすかってことなのね。

何もしないでじっと死ぬのを待っているのって、ちょっと耐えられないよね。
でも、何かをしていれば、その間に命が燃え尽きる。
問題は何で燃え尽きるか。
自分に適したものは何か。それが人の使命でしょ。
その与えられた目的に夢中になっていれば、死ぬなんて恐くない」
と歌舞伎役者の坂東玉三郎さんも語ってみえたが、理想的な人生とは、死ぬまでの一瞬一瞬を夢中になって燃焼させられるものを持ち、毎日ワクワクしながら生きていくことだと思います。それが、自分の人生を生ききるということだと思います。

結局、一生夢中になれて自分の命を燃焼し尽くして悔いのないものとは何か、つまり「自分の人生には生きる価値がある」と自ら思える最大のものとは何かを突き止め、後は、蓮如が「幸せとは、実際に財産や名誉を獲得することではなく、実現を夢見ることにある」言ったように、自己実現を夢みて楽しく歩き続ければいいのではないでしょうか?

私は、60歳からは「後5年の命」と思い定めて、5年毎にしたいことを決めて更新しているが、100%自遊時間だから大概のことはできます。





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Last updated  2014.01.04 06:10:27
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