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2014.01.03
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ウルマンの『青春』の詩ではないが、身体は老いても、夢や理想、信念、自信、希望があれば、何歳になろうとも心は青春のまま保つことができます。
精神科医V・E・フランクルがアウシュビッツでの体験を綴った『夜と霧』の中で、自分自身の未来を信じることができなくなった人間は内的に崩壊し、身体的にも心理的にも滅亡していったと語り、次のような例を挙げています。

ある脚本家は、戦争が5月30日に終わる夢を見た。
その夢を語ったとき、彼は希望に満ちており、夢の声が言ったことは正しいと確信していた。
ところが開放の可能性のないことが明瞭になった5月29日に彼は突然高熱を出して発病し31日に死んでしまった。

また、今までと何の状況変化もないのに、1944年のクリスマスと45年の新年との間に、収容所で未だかってなかった大量の死亡者が出た。原因は、囚人の多数はクリスマスには家に帰れるだろうという希望を抱いていたが、それが踏みにじられた結果であるという。

私たちは、どんな酷い状況の中でも夢と希望がある限り幸せな気分で生き続けられるが、落胆と失望を味わった途端に朽ち果ててしまう弱い存在です。
いつまでも、夢の実現に向けて近づきつつある希望を忘れたくないものです。

幾つになっても毎日が楽しくって、面白くって、充実したものでありたいものだが、「上方芸能」発行人の木津川計さんは次の6点を指摘します。

第2に経済的ゆとり、
3番目に時間的ゆとり。
確かにこれは大切なことだが、良い状態だけを求める心は、それが得られなくなったとき(また得られない人)不幸に感じます。
私は健康でなくても、お金がそんなに無くても、生き甲斐に溢れた生活を送ることは可能だし、そうであることが大切だと思います。
4番目が社会的な繋がり、
5番目は家族の支え。
人間にとって孤独ほど辛いことはないと言えるが、それにはただ人に求めるのではなく、人に対する思いやりの心を持って、自ら働きかけることが大切です。
6番目が張りのある日常。
私はこれが一番で、これさえあればいいと思っています。
杉山平一(90才)詩集「青をめざして」の中の「マッチ」で「アンデルセンのように 夢を見ることのできるマッチを わたしは まだ何本か持っている」と歌うが、幸せって夢に向かって歩く過程に感じるもの、あなたには何本のマッチが残っていますか? 





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Last updated  2014.01.03 06:33:58
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