太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2014.03.30
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昔話の『こぶとりじいさん』は、言ってみれば現代のエンターティナーです。
山仕事に行ったおじいさんは、雨宿りをしているうちに寝入ってしまう。
フト目を覚ますと、鬼たちが飲めや歌えやの酒盛りをしている。
見ているうちに恐怖心などなくなり、何となく楽しくなってきて、気がついたら踊りの輪の中に入って一緒に踊っていた。

鬼というのは一般大衆。
その一般大衆の輪の中へおじいさんはおめず臆せず入っていき、皆と歌い踊り、喜び、共に生きた。
おじいさんは愛嬌者。大衆に好かれて、大衆にもて、大衆が離さない、帰そうとしない。
おじいさんは居て欲しい人、居れば居たで何かを与え、何かで人を喜ばす人。
そんなおじいさんの人格が、結局はほっぺたのコブを取り去らせた。


鬼がコブを取ってくれたのではあるが、おじいさん自身の人に好かれる人柄、人徳から我が身の徳でコブを取ったということではないか、と嵯峨野の長澤普天和尚は言う。

歳をとっても偏屈になったり尻込みするのではなく、積極的に外に出て、皆と交わり楽しむようにすることです。
そうすれば、誰からも好かれる年寄りになれ、いつまでも若々しくいられるはずです。





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Last updated  2014.03.30 06:26:47
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