太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2014.05.03
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江戸時代の『生生堂雑記』に、こんな話が載っています。
昔、洛陽に一人の病人がいた。
長いこと、いろんな医者に治療を受けたのに少しもよくなりません。
それどころか、医者を替えるたびに、ますます体の調子がおかしくなっていきます。
そんなふうにして13年も経つうちに、病人は薬を飲むのがつくづく嫌になり、あるとき勝手に薬を止めてしまいました。
すると、かえって体の具合いが良くなり、長年の病気も二カ月ばかりですっかり良くなってしまった。
そして、その病人が次のように言ったと書いてある。

班固という人が、
「病気になっても薬を飲まなければ、まともな医者にかかったのも同じことだ」と言っているが、まったく本当だね。

だからこそ、医師はもっともらしい顔をして商売ができるのだ。
軽い病気を重くしてしまう医者がなくなれば、天下の病人の8割は減るだろう・・・。

友達と食事などをすると、食後に何種類もの薬を飲んでいる人をよく見かけるが、現代でもそっくり通用するのではなかろうかと思えてきます。
薬の多用で胃腸が荒れるので、整腸剤まで入っていると聞くと笑い事ではありません。





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Last updated  2014.05.03 05:32:45
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