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2014.10.16
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カテゴリ: 社会人の勉強とは
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ところが、私たちは問題分析を疎かにする傾向があります。
事件の解決には、警察も裁判でも事実検証に時間が掛かるように、問題分析に時間をかける必要があります。
ここを疎かにすると、誤認逮捕や冤罪事件が起きるように、問題解決においても真の課題を見誤り、あまり成果は期待できません。

日本人の思考には何かと情が絡み、白黒をハッキリさせない傾向があります。
とかく、個がない、内と外の表現が違う、謙譲や謙虚の美徳、場や空気を読んでの意志決定、物事の受け身的発想、自立より甘え、以心伝心、言葉の明確さより情緒的で曖昧な表現、対立より中庸、人間関係での和の重視、根回し、歩みより、リーダーは調整役、政治の二重権力構造など、何事にも島国独特の情が絡んでくるので、海外から誤解されたり、理解されずに浮いてしまいがちです。
問題分析には、情を排した論理的な思考が大切です。

そして、その影響度をシビアに判断することです。貴方にも、次のような傾向はありませんか?
・深く考えず、一面的な見方や思いつきや、効果が曖昧な総花思考が多い。

・よく知らないことでも、深く考えたり調べることもなく、無条件に賛成したり、逆に反対派を封殺したり、無条件に反論したり、叩いたり、潰そうとする。
・根本から考えることもないので、同じような問題が何度も蒸し返される。

集団的自衛権行使に関する議論について作家の橋本治さんが、
「説明する側だけの一方的な説明だけで、自分の思うことだけを話して議論は終了したことにしてしまうので、議論はそのままになっている。
日本人は、議論する能力や議論として成り立っているかどうかを判断する力を失ってしまった」と手厳しい。
大切なのは、一方的に伝える自分志向ではなく、受信を助ける相手志向です。

また、橋下大阪市長の慰安婦発言でも、「戦争中は何処の国でもしていること」と、白の中に黒を置くと目立つので、グレーの中に置いて目立たなくする議論も多い。
これでは、問題が根本的に解決することはありません。
何事も深く考え、真っ正面から議論し、自律的に実行するようにしたいものです。





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Last updated  2014.10.16 07:08:28
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