太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2015.03.31
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TVの宣伝でよくみかけるが、実年齢を聞くと驚くような若々しい人が最近は増えてきました。
実年齢×0.8が現代の高齢者の見た目や健康状態になるそうです。
本人の自覚年齢は、歳をとってもそれほど上がらず、実年齢と自覚年齢の差はどんどん開いてくという。

身も心も若々しいのはよいことだが、度を超すと歪みも出てきます。
若さにこだわり過ぎて、しがみついていないだろうか?
若づくりも程々に、年齢よりちょっと若めに見える程度が程良く、好印象も与えます。 

老いは自然現象で避けられないのに、若さへのこだわりが強すぎると強いストレスにもなってしまいます。
アンチエイジングが大ブームだが、このブームの陰に、アンチエイジング強迫症とでも名づけたいような精神的なトラブルが多発しているのをご存知だろうか。

ちょっと高めの化粧品を買ったり、エステに通うぐらいならまだ可愛いが、どんなに高級な化粧品を使っても 、老化を完全に食い止めることは不可能です。

それでも、しばらくすると老いは再び襲いかかってくる。
するとまた整形する。
こうしたイタチごっこを演じている様子を客観的に見れば、いささか精神のバランスが崩れていることに気づくはずです。

常に「若く見られたい」という気持ちが強いのは,老いを否定的に捉えている証拠だと言えます。
老いは、覆い隠くさなければならないような醜いものでしょうか?
年齢を重ねなければ出せない味わいもあれば、蓄積された人生経験が無ければ伝わって来ない深く迫ってくる力もあるはずです。
「歳は私の財産」と言い切って、堂々と生きていきたいものです。

江戸時代には「死光」という言葉があったそうだが、老いて益々輝くような生き方=「老い光」とでもいう生き方をしたいものです。
シワがあっても白髪でも、若々しい感性を持ち、生き生きとした表情や身のこなしをしているほうが、ずっと素敵に見えると思います。
折角熟成してきた老いなのに、未熟な若さで覆ってしまうなんてもったいない。
老いをもっと肯定的にとらえる姿勢を持ちたいものですね。





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Last updated  2015.04.01 05:02:20
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