太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2015.04.26
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老人性うつ病の特徴は、身体的な症状を訴えるケースが多いという点です。
主な訴えは、肩こり、頭痛、耳鳴り、吐き気、不眠、痩せるなどだが、このほかにも若年層の仮面うつ病と同じように、腹痛、頭痛、胸の痛み、関節痛など、からだのあちこちに痛みを感じています。
いずれも原因となる疾患はないのに、からだの不調を訴えることを心気症候群というが、これも老人性うつ病の大きな特徴の一つです。

老人性うつ病では、今まで関心のあったことに対して興味を失ったり、注意を集中させることができなくなったり、記銘力の低下(いま聞いたこと、やったことをすぐ忘れてしまう)といった症状があらわれ、これは認知症の初期によくみかける症状なので専門医でも誤診することがあります。
うつ病の場合では病状が改良されれば、記憶の障害もとり除かれていきます。

「うつ病性仮性認知症」と「本当の認知症」を見分ける方法としては、「うつ状態になる変化がはっきりしている」、「変化が起きるきっかけがはっきりしている」(子供と同居のために移住地を変わった・連れ合いが亡くなったなど)、「短期間で変化が表れている」などの特徴が挙げられます。
これらが認められれば、認知症ではないので、老人性うつ病として適切な治療を施す必要があります。

老人性うつ病の特徴としては、憂うつで落ち込んでいて、自分を責めたりしていたり、うつ病による症状が現れても、
本人がそれを年のせいと思ってしまう場合があります。

いずれにしろ、認知症とうつ病とは違うので、専門医に早めに相談し、うつ病が認められた場合は、早期の治療を受けるようにすることです。

ある研究者は、うつ病患者100人のうち60人が、発病の前に大きな生活の変化を体験し、それがもとになった、いわゆる精神的ダメージが大きかったと指摘しています。
ということは、老人性うつ病は環境を整えることで、ある程度、予防もできるわけです。

live(生きる)を逆に書けばevil(禍)になるように、「生きる」ことと「禍」は裏表。
人生は、正解のない1冊の問題集を説き続ける旅のようなものです。
その答は、100人いれば100通りあります。
禍や心配事と向き合い、自分なりの特定解を見つけて明るく生きていけばいいのです。

心配性の人は、今どうにもならないことを、どうにかしようとするから、心配の種になるわけです。
宗教者ルターは「たとえ明日世界が滅亡しようとも 私は今日もリンゴの木を植える」と言ったが、「ボケたらどうしよう」「死んだらどうしよう」などと考えても仕方のないこと。
いま自分にできること、やるべきことを精一杯やって、不安の種などポイと忘れてしまうことです。
その時はその時のこと。それが現実になったら、「ついにきたか」と受け入れればいいのです。


そして、何らこの縁あって出会った人のために、一寸良いこと、楽しませることをするのもいいですね。
すると、その人の数だけ、自分にもいいことが返ってきて、人生が楽しくなってきます。
そうやって、毎日笑って暮らすことです。
それが私の逝き方、いえ生き方です。





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Last updated  2015.04.26 05:07:28
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