小村和也の建築家日記

小村和也の建築家日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

コムース

コムース

Calendar

Favorite Blog

四十路の旅路 さとう4632さん
島根の応援団長(継… よっしい@修行中さん
【井上淳の気分はカ… としろう15さん
フード・コミュニケ… 小馬0212さん
創業日記 ハッピーCさん
醸造家日記 石ばっちゃんさん
■みど■日記 ■みど■さん
La Neige diary i-yukkiさん
ローズマリーとラベ… ローズマリーとラベンダーさん
ayazアワー☆友達の輪 ayaz24さん

Comments

sakuranNY @ Re:建築家日記(912) 癒しの音楽と読書(08/01) 読書は苦手でしたが、併読を薦められてか…
コムース @ Re:運動いいですね(07/20) kitikiti48さん ----- 今の私は一日中歩…

Archives

2024/12
2024/11
2024/10
2006/02/26
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
真実を見つめる思考 Part2

このところの出会いによって、建築家たる人間コムースとしての
一本の筋がつながっていくのが分かる。そして、やがて私を媒介
にしてその人たちが新たなつながりを結んでいくだろう。

面白人間が次々とつながっていく。いや、つなげていく。(笑)

小樽の人と東京の人。大阪の人と松江の人。そしてすべてが絡み
合う。実に面白い構図が描けている。

2月から会報を発行することにした。毎月1回の発行だ。
「何のために発行するの?」よく聞かれる。答えはうやむにゃだ。

意味深に答える。

ようするに出したいから発行しているわけだが、その深層心理に
ついて聞かれても、私が知りたいくらいだ!とにかく発行したい
のだ!受け取ってくれ!(笑)と笑いながらチン問答して受け
取っていただいた。

全国で活躍していらっしゃる方をこの会報というクローズされた
空間にオープンに紹介していく。つまり、この会報の登録会員は、
会報に紹介された方と、あるいは紹介された事業やお店といつの
まにか親しい間柄となるのだ。
例えば私と仲の良い一橋の教授と東工大の教授、はたまた慶応大
の助教授に登場していただきたいと思っているが、会報を通じて

いらした先生ですね。」「あなたも以前紹介されていましたね。」
などという会話により新たな人間関係が生まれることだろう。

つまり、建築家コムースのめざす「新たなコミュニティーの創出」
の実践のひとつだ。この会報も日経アーキテクチュアに送って
いるので、もしかしたら建築家の活動として紹介されるかも知れない。


のことだ。以前からくどいほど言っているが、たんなる造形だけを
追い求めるのなら設計士に頼めばよい。私は「建築家」だ!と言っ
ている。

設計士と建築家はまったく違う生き物だ。諸外国では建築家の職制
をよく理解されている。しかし日本では、レディメイド型社会が大手
を振っているためか、建築家を認識する回路がない。

思考の広がりを持ち社会貢献の責務を担っているのが建築家だ。
大げさなようだが、その意味は「・・・家」というように家の称され
ることを理解していらっしゃる方には当たり前のこととしてご理解
いただけることだろう。

肝心なのは、思考の広がりであり深まりだ。その思考・思想を基盤と
した土台の上に載ることが大切で、思考のない空中を浮遊する芸術家
などにはなりたくもない。

私の建築家活動を、突拍子もない思考、突拍子もない行動のように思
われているかもしれないが、実は、目の前の社会に対峙して、目の前
の社会がいかに良くなるか、ごく身近な出来事と日々格闘しているこ
とを、いつか理解していただけるときがくるだろう。

日経アーキテクチュアは、分かってくれた。ISOではないが、思考
の世界基準で評価される状況だと思っている。
20年前には昭和型の建設社会が地方に蔓延っていて、それを無視し
て生きることはできなかった。自分の思考を封印せざるを得なかった。
しかし時代は、私の思考と一致してきた。

松江を離れ、東京や小樽でお話するととても大きなリアクションが
返ってくる。私が関わることを要求してくださる。即実践だ。
しかし地元では今一反応が鈍い。平和な地域なのか、はたまた疎いのか。

だから、少なくとも、会報で関係できる方々には、今社会で何が大切か
の思いを込めて会報を発行することとした。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/02/26 02:23:34 PM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: