「歩きつなぎの旅」の記録

「歩きつなぎの旅」の記録

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

タロウ@ Re[3]:【 東京歩きめぐり 第184回 】 木場 冬木(01/22) きんじろう36様 たいへんおそくなりまし…
きんじろう36@ Re[2]:【 東京歩きめぐり 第184回 】 木場 冬木(01/22) タロウ様 8月25日、兄はタロウさんの…
タロウ@ Re[1]:【 東京歩きめぐり 第184回 】 木場 冬木(01/22) きんじろう36様 お返事ありがとうござい…
きんじろう36 @ Re:【 東京歩きめぐり 第184回 】 木場 冬木(01/22) タロウさん。兄から再度メールが来ました…

Calendar

2012.06.28
XML




Afghanistan への入国情報について聞いてみるというK井さんに同行、Quetta 市内にある Afghanistan 領事館を訪ねる。当時の Afghanistan はソ連の軍事介入によって紛争の只中。大勢の難民が周辺国へ逃れている。

貧乏旅行の学生2人を、係官が応接用のソファに案内してくれる。中東風の重厚な調度が、落ち着いた佇まいを醸し出している。係官の説明を要約すると、「ツーリスト」として入国することはできないが、「ジャーナリスト」としてなら入国できるらしい。

「ジャーナリスト」というのは何か資格が要るのだろうか。「自称、ジャーナリスト」でもいいのだろうか・・・・・。K井さんは係官と色々話していたが、Afghanistan 入国を諦める。係官と握手を交わし、領事館を出る。明日、2人で Lahore へ向かうことにする。

両替のため銀行に立ち寄る。ライフル銃を手にした男が、入口脇の椅子に座っている。両肩から2本の弾帯を、バツ印に袈裟懸けしている。昔の西部劇に出てくる悪役そのまま。いい写真が撮れそうだが、とてもカメラを向けられる雰囲気ではない。

Lahore へは鉄道を使う。駅で切符を買う。Syria でも Iran でも、物の売り買いの場で、相手が女性だったことは一度もなかったのに、ここの切符売場では女性が対応している。Pakistan ではイスラムの戒律に関して、多少柔軟なのかも知れない。運賃 60 PKR(約930円)。

線路上には蒸気機関車が見える。貨車を引いて現役で働いている。明日の長距離列車はディーゼル気動車が引っ張るとのこと。蒸気機関車が引っ張ってくれたら、さぞかし思い出に残る旅ができるだろうに・・・・・。

クエッタ駅の蒸気機関車.JPG





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.06.28 13:51:07 コメントを書く
[(完結)学生時代の中東の旅] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: