とりあえず乗ってみた

とりあえず乗ってみた

2026.03.11
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テーマ: 鉄道(27774)
カテゴリ: 乗り鉄・東日本編
↑何気にJR東では唯一現役のキハ48





時系列が前後するが計らずもこの日になってしまったので此方の乗車記録を先出しに。


太平洋フェリーで短いが若干優雅な一時を過ごした後、中野栄まで戻ったので女川まで行く事にした。


帰りの列車の時間まであること、たまたま観光用の快速列車が女川~仙台を走ってた事をフェリーの部屋でスマホ弄ってたら知ったためだ。

その快速列車こそ「風っ子シーパル号」







↑切り替わると早いもんで仙石線もう新車来てるよ。






被災もあって以前より内側を通る仙石線。

それでも松島近辺は割と観光との兼ね合いもあってか護岸のかさ上げとかで補強していた。

乗ってる人も松島海岸で大半が下車。








↑石ノ森章太郎ゆかりの石巻。この辺までは辛うじて列車の本数もある。






仙石線から快速と石巻まで乗り継ぎ、行きもシーパル号の指定が取れたのでそのままストレートに女川へ。

当日買える位には空いてる列車だった。



石巻までなら辛うじて列車来るけど女川はほんとに大変だなと思う。







↑行きは本数がないのでやむ得ず乗車。レトロ車両だが完全に観光ムード全開の配色。





チケットレスに関しても乗車したらメールかえきねっと画面をスクショなりで出せるようにしとくのがオススメ。

というのもこの一帯、通信環境が悪く検札の時出せない場合がある(DOCOMOのおま環かも知れないが)







↑女川駅前の道の駅内の飲食店で海鮮飯。





女川駅には日帰り入浴施設があり、近くには道の駅も整備されている。

これまで病み上がりだったので避けてたんだけど誘惑に負けてなまもの食った。

値段は1500~4000円ほど。

安くないと言えば安くないが、前日に北海道某所でホンモノのインバウン丼(苫小牧ではない)を見てきたので相対的に良心的。

てか普通に都内よりボリュームあるし安い。

日和ったが腹も減ったので間を取り3000円の特女川丼を食べたが磯臭さとかはなくスルスル食えたし後日含めてお腹も無事だったので割と満足。
















道の駅を少し出ると綺麗に整備された公園があり、そこに津波被害を受けて横転した女川の旧交番が震災遺構として保管されている。

周りが整備されてるため一際目立つ仕様。

女川にも原発もあるが地形構造や稼働年数など諸々違いがあったこともあり福島原発の様な被害を逃れている。

中東情勢もあり原発再稼働の動きは進むだろうが、高齢化や学力低下に少子化が絡み推進しようにも課題は山積している。

それはさておき、この国では時の風化と共に震災の悲劇も些細なモノにはなってしまうのだろう。

悲劇の風化は、新たな悲劇によって上書きされるだけだ。

震災時、高三だった。

東北で被災しそのまま上京。

なし崩しにダラダラと30代になった。

弟は震災経験などもありそのまま空自へと進んだが、世界情勢同様に優しくない環境でいじめの果てに除隊。

変に仕込まれて廃人みたくなってた上、身内への怨みなどもボロボロ出した事もあり、後に俺は弟と絶縁した。  

それも既に五年ほど前になる。

それから数年して私は電車ヲタクやりながら偶然の流れで今回女川まで来た。

弟の方は親とも絶縁状態であり、私も親と隠し隠し穏便にはやってるが世帯としてスタンダードに破綻してる。

震災だけではないが、こういった世帯は日本では珍しく無いしガンガン増えるだろう。


これまでの時期外れ帰省や逆張り移動をしてきたのも正直気晴らしの意味合いが強かったのかもしれない。

哀悼もあるが、来年辺りからは東日本大震災の事を話すのももう意味を成さなくなりそうだ。

今や私の気持ちは、悲しさよりどよんとした虚無感が強いわけ。

そして私も、いずれそうなっていくだけだろう。

願わくは顔も名前も知らない他人隣人なりにそうした二の舞が少しでも増えないことを、ただただ祈るばかりである。







↑ストーブ号の名前はついてないが名物だるまストーブは健在。





で、辛気くさい話を180度かえダルマストーブ付き列車である風っ子シーパル号の話に戻る。

各地で改造され運用されているキハ48系の一つだが、JR東で現存するキハ48系は何気にこの車両と新潟のシュクラ、リゾートしらかみの一編成のみ。

この車両はその中でも古い観光列車感が強い車両で、トイレも高崎辺りで使ってる211系と大差ないレベルの古さ。

流石にこっちは洋式だが。

SATONOで使ってる車両が各地で引っ張りだこのため、その穴埋めをするような形で此方は運用されている。









↑ノロッコみたいな完全木製のボックスシートで構成されている。ドリンクホルダーが通路側に二個。






全席指定で2×2シートとして座席は販売されてるがどう考えてもこの椅子に並んで二人座るのは座れなくないにしてもキツい。

実際殆どの席が実質一人がけみたく使われていて、夫婦客とかも1×1対面で使っていた。

ノロッコと違って今回のシーパル号の仙台~女川までの所要時間は二時間近く。

ネガティブな言い方をすると一帯走ってる通常の鈍行より設備が悪く、ポティシブに言うなら凄まじく国鉄時代の列車というものを肌身に学ぶことが出来る。

またシーパル号で使われているキハ48系にはゴミ箱がない。






↑女川~石巻間で申し訳程度に湾内の海を拝めるがほぼオマケ。




車両構造上、車内販売もない。

一方で運転停車が微妙に多く、帰りの仙台行きは石巻で30分近く停車するが特に何もない。

というのも実はこれ、同区間をだてSATONOのダイヤをほぼそのままなぞる形で走るからそうなってるだけに過ぎないらしい。

ただしシーパル号の方が石巻停車時間が長く、シーパル号は石巻から石巻線に入るのに対しSATONOは仙石東北ラインとして仙石線側の方を走っていく違いがある。





↑石巻っぽい冷たい甘味無かったので酪王アイス買った。






石巻での長い停車時間中は有人改札で切符やチケットを見せれば改札外に出れた(アナウンスもあり)

仙台までは同時間帯に出発する仙石線とかの方が先着するため、実質的に石巻で終着。

今回はNEWDAYSで軽くアイスとお茶だけ買って引き続きシーパル号で仙台へ戻った。

この有人改札での入出場をやったとき、改めて色々なフリーきっぷが消えたんだなぁという事を実感。

中野栄から乗ってるからどのみち買う暇なかったけど。








↑松島駅出た辺りでほんの僅かに松島の海を見れる。





貴重な国鉄車両な事もあり、撮り鉄もチラホラいたが迷惑系はいなかった。

東北は車前提のため迷惑撮り鉄やってる層が移動するには敷居が高い事が影響してるかも知れない。

バスに関しても一日一本か二本とか隔週みたいなエリアが北海道や九州とかより多く、結果的に自然の要塞みたいな側面がある。









↑正面プレートも作られていたため、気合いがなかった訳ではないらしい。






そこそこ長い時間乗ったが気付けば仙台駅。

あとは帰るだけなので一日が終わったなぁという気持ちに。

このキハ48系自体は臨時列車として時刻表にトロッコ列車と記載されているものがあればこれの可能性が高い。

今後も東北各地を臨時列車としてSATONOと共に走っていくだろう…………。





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最終更新日  2026.04.26 22:45:56
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