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2024年3月10日 13:00 シアターサンモールちょっとそこまで、通い慣れたサンモールへ。脚本(翻訳)、演出、役者の演技三拍子どころか美術と音楽まで揃った、良い舞台を楽しめた。初めて観る劇団だけど、実力あるメンバーが集うカンパニーと見た。悲喜こもごもというより、笑いすぎて涙が出てくる(これ意味深)コメディ。性転換ネタに「性と政治」の意識が見え隠れするテーマを、芝居の出来る主演俳優が真っ当に男性として演じていたのが良かった。千穐楽なのに、端席とは言え3列目が取れて、前が空席で見晴らしよくて幸いと思ってたら、開演直前、長身ちょいイケメンが、私の前の席に着席して視界が遮られた(ちーとも嬉しくない)(T_T)残念。ああ、これは別の話。そんなことがあっても、小劇場ながらサンモールはトイレは綺麗だし、ロビーは使いやすいし中々快適で好きな劇場だわ。また何か面白い公演を企画してね。
2024.03.10
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シアターサンモール13:00
2024.03.10
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2024年2月16日 14:00スペース・ゼロ10列5番シリーズ物らしいけど、二時間ちょっとの凝縮されたエンタメ性全開の舞台。スピーディーなストーリー展開と切れ味良い演出で世界観が伝わってきて引き込まれる。電飾の使い方が効果的、装置、照明、音楽とも凝っていて目を奪われたり、耳を欹てたり。芝居巧者の役者や、身体能力の高い演者、とキャストの層が厚くて充実。でも、なんか既視感あるなーーーと思ったら、新感染の舞台に似たとこがあるような。原作本が出ているので読んでみようかな。それから、シリーズ次作が上演されたら観たいかも。これだけの熱量のある舞台なのに平日昼公演のためか空席がめだった。視界を遮るものがなく観劇できて、此方は快適だったけど。
2024.02.16
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歌舞伎座昼の部野崎村 お光役、お染め役とも無難にまとまってる。だけど二人とも、分別臭くっていい子になりすぎている。お光は村娘らしくもっと溌剌とした明るさ、お染には深窓の令嬢らしい初々しさをみせたほしかった。彌十郎は父親役にぴたっとハマっ親の情が伝わって来てよかった。今回久松は七之助だったけど、中村屋兄弟のお光とお染めで観たかった。と、すると久松役は誰になるかなあ、とまた妄想。釣り女 太郎冠者役がなんだかなー、な違和感。釣られた女(ザサイクな女)との絡みの場でもあまり笑えない。「籠釣瓶花街酔醒」次郎左衛門の勘九郎は父親にそっくり、七之助の八ツ橋は独自の役を作り上げようとしていると感じた。もちろん先代とか玉三郎には及ばないけどこちらはこちらで良し。脇役が充実しているお陰で、主役が光ったとも思われた。とくに時蔵はどの役やっても安定度高くていつも上手いので好きな役者。脇役それぞれ適材適所ではあったが、九重を芝のぶが演ってもいいんでない?と、芝のぶ贔屓の私の弁。舞台のことより、気になったこと。隣に座っている年寄夫婦が芝居の最中しゃっべっているのが文字通り気になった。劇場でマナーが悪いのはたいていこの年代。と、目出鯛焼きを食べながらつらつら。
2024.02.11
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「猿若祭二月大歌舞伎」 鑑賞昼の部 新版歌祭文野崎村11:00-12:15幕間 35分釣女12:50-1:22幕間 20分籠釣瓶花街酔醒1:42-3:40中村屋兄弟で観たかった、私の好きな演目そろい踏み♪遅ればせにチケット取りに臨んだため、一階席でないと体力的にきついのに良席は絶望的?と思いきやほぼ理想の席が取れた。かつて玉三郎の八ツ橋を、先代勘三郎襲名公演で観たときと同等の花横とちり...( = =) トオイメ目ああ、栄之丞はあの時と同じ あ・の・お・方💛ミーハーでなんぼ、素直に嬉しい。芝のぶの七越にも期待。どうか諸々の期待、願望、妄想が、裏切られないでおくれ。そして井戸の底に帰還夕刻。久しぶりに歌舞伎座に5時間近く滞在した。まあ、楽しめた。定番の目出鯛焼きも買えて満足。それでも思いは色々千々に乱れて疲れている今、チラ裏は後日としよう。生き急いで駆け抜けてしまってから11年。若かったんだね。才に秀でた人ほど、早く散ってしまう。(坂東三津五郎とかも)そんな気がする。襲名公演は東京と大阪は全演目観たなあ。いつもいつも記憶への遠い眼差し。
2024.02.10
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今日の夜、急遽歌舞伎座へ行くことにした。玉三郎演出の「天守物語」はほぼ10年以上ぶり?いつか、七之助が玉三郎の役を引き継ぐのだろうと思っていたのがついに実現。それに玉三郎の亀姫とあっては見過ごすわけに行かない。良席は取れないのに、チケットがそれなりの値段。まあまあ、自分へのクリスマスプレゼントと思って期待と不安を胸に、イヴの天守に登城しよう。今年最初で最後の歌舞伎座観劇に行ったら緞帳が新しくなっていた。舞台の上は美しく怪しく、衣装、装置、音響、演出、みな新しいのに何故か懐かしい舞台。諳んじているほど聞き憶えのある台詞。鏡花の言葉、言葉、言葉。途中で、同じ列に座ってた男性が気分が悪くなったのか突然慌ただしく場外へ出ていったのが気になったけど、何事もなく芝居は終わった。
2023.12.24
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今朝見た気がかりな夢。私は劇場にいた。見知らぬ劇場で歌舞伎座ではないのに舞台では新作歌舞伎らしき演目が上演されている。そして、何と何と、私の大好きな役者が出演している。残念なことに、相手役は見覚えのない役者で、やはり私が大ファンであるお方ではない・・・・・と訝しく思ったところで目が覚めた。午後からリアルで観劇に出かけるのでこんな夢を見たのだろうか。以下、リアル観劇後のチラ裏。「Re~奥州義経名残雪」 シアターサンモール 14:00 千穐楽義経伝説とリインカネーションの物語。のつもりなのだろうけど、主題があまり伝わらない脚本と演出。前半部のもたついた進行と、ベテランと新人の玉石混交のキャストと、辷ったギャグの挿入のせいか。ご贔屓が一名出演していたので観たまでのことか。
2023.11.12
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10月12日 18:00TOHOシネマズいのうえ歌舞伎らしい舞台。舞台と客席の熱気がスクリーンからでも伝わってくるような。いや、昨日の夜は気温があまりさがらず、映画館内が暑かったからか。タイトルは「転業」といたずらの意味の「てんごう」にかけたものなのか。みどころはやはり早乙女太一の殺陣。あれだけの殺陣をこなしつつ、人格転移の演じ分けと八面六臂の活躍ご苦労様。殺陣に関してはもうひとり、山本千尋の身体能力にも感心した。さすが世界ジュニア武術選手権大会金メダリストの実力。ただし、その他あれこれ役者としての実力の怪しいキャストも若干名。アイドルには興味がないので、出演するTVや舞台は原則見ない。それからセリフと所作が怪しい、いつものお方だーれだ。一部のキャスト今回は地雷とまでは言わないけど、見なかった、いなかったことにしてスルーした。なんて、無駄なキャスティングを突っ込んでたら、早乙女弟まで出てきて兄弟対決する必要あった?て、ことにはなるけど。役者の無駄づかいも贅沢のうちか。そう思うことにする。文句ばかり並べたけど、楽しめたので千秋楽もライヴやってくれないかしらと、虫のいいこと考えている。チケット取りに苦労したり座席ガチャいやなのよね。 池袋
2023.10.12
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新国立劇場 小劇場 10月8日(前楽) 18:00D4-6実に何年ぶりか忘れた新国での観劇。あの国民的アニメを弄る、脚本と演出。面白かった。アニメ制作裏話の場面の風刺とか皮肉な視点。初めて視る劇団だけど、出演者も実力を感じさせてくれる芝居。劇中劇は特に笑えた。笑いを提供してくれること、モトネタのアニメの比ではない。幕が下りてから、ふと思った。ヒットしたアニメ、オタが賛美しているあれこれのアニメへの弄りって案外面白い芝居のテーマになるかも。いわば聖域に踏み込んで、牙城を崩す破壊的快感なんてあるかもね。
2023.10.08
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本日の観劇予定というより確定なんだけど去年の4月9日以来1年以上ぶりの劇場かな観劇終えて井戸の底に戻って余裕があればupするので此処の記述も変わるだろうな。:::そして夜熱帯夜の暑さの中、スペース・ゼロへ。18:3013列 13番 後列だけど、ドセンター。 ここまで不吉なナンバーが揃うと、かえって何か期待したくなる。禍転じて福となすみたいな。ゲームが原作の舞台とのことだが、ゲームはまだリリースされてない。こわいものみたさ?の好奇心満々で鑑賞する。小劇場でこれだけ凝った装置をセッティングしたことに感心。ゲームキャラの説明書渡されただけで、劇中一切不要な説明的あ台詞や演出はなし。でいきなり異次元の世界観をぶつけてくるのはいっそ小気味が良い。だらだら説明自分語りの文章同様、説明的な舞台は嫌いなので。客席降りがあったり、芝居の間の殺陣がもりだくさん。この演出と舞台装置なら、大劇場でやっても見応えありそう。金子昇氏が出演していて、戦隊ものの印象ばっかりだったのに、芝居うまいのに驚く。意味深にダブルカーテンコールがあってこれシリーズ化するのって、ファン層には期待をもたせてるような。私はゲームやらないし、次回の舞台あっても観るかは未定。熱い芝居だったけど、ホールの空調は快適で涼しかった。それが、井戸の底に戻ったら、すごい熱気。やむおえず冷房つけた。
2023.09.28
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夕方から観劇予定。二度と行きたくないと思っていた劇場で、好きな演出家の作品が上演されとは悩ましい。雨が降ってきたので、外出するまでに少しでも空気を冷ましてほしい。雨が上がって、気温も上がってしまった夕方、猫も鳴りを潜める暑さのなか,猫街の小劇場へ。紀伊國屋書店の通路を通り抜けて先にあるビルの一角にある、入場口の判りにくい場所。小劇場っていうより小屋のスケールだこと。ホールへのエレベーターも中々来ないので、四階まで階段を登った。地震や火事のに見舞われたら、まず助からないことを覚悟しなければならない自由席。休憩所もなく、トイレはさらに階段を登ったところにある不自由さ。空調が効いていて暑さはしのげたのはせめてもの幸い。E列で舞台が近くても全体が見渡せるのが小さな箱のいいところか。場所は最悪だけど、舞台の仕上がりは上々で、実力者揃いの演劇集団。ブラック・コメディかと笑って観ているうちに、サイコサスペンスな展開への変化、からのミステリの怒涛の伏線回収のの如きカタストロフへ。さすが千葉哲也氏の演出。脚本も巧い。久しぶりに演出、脚本、キャスト三拍子揃った濃密な演劇空間に満足。ここだけの話、大劇場で演じたらさらに面白くなりそう。映像化もよさそう。
2023.08.26
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今日は観劇日。歩いていけるくらい近くの小ホールへ。この炎天下、歩きはしないけど。てか、夜の部公演だから恐るべき太陽を逃れて。お出かけ前に井戸の底を覗いたら、またしてもアクセス数がヘン。一昨日14日のアクセス数が、昨日確認したときより本日増えている。不気味だが、本当だ。これって水増しというより、後付けするシステムなの?それにしても盛り過ぎってほど爆上がり。夕刻、初めての劇場へ向かう。レンガ坂という坂を登ったところにある劇場。ミルキーウェイのように、ライトアップされた坂の商店街の店があれこれ気になった。今度此処を訪れたとき、何処かの店に入ってみたい。芝居は前方席D列が当たってラッキー。私の好きな世界観のプロット。仮想都市の終わりなき闘いの臨場感を、二時間に満たない上演時間でも満喫できた。脚本と演出に切れの良さをがあって、出演者も身体能力に優れた実力派が揃っていると見た。久しぶりに密度濃い観劇が出来た良き日。だけど、ちょっと別の話。入場する時、ホール受付で杖をついた女性が足の具合が悪いことを理由に座席交渉していた?何回も骨折しているので、どうだらが御本尊の言い分らしくて受付の人対応にーーー??で、ちょっと入場を待たされた。でも、でもーーーーーそれでは手を一回骨折したら???いや、やめとくわ。
2023.08.16
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ずーと、ずっとチャンスが有れば寄席へ行きたいと考えていた。歩いていくことも出来る距離に末広亭があるけど国立演芸場も考えたけれど、何よりも浅草に足を伸ばせれば一番いいんだけれどこの暑さと、観光客の人だかりでは.......迷ったすえ入場券取るのが簡単なこと、行き慣れた場所であること上方落語も聴けるらしいので、初めて三越落語会を聴くことにした。アフターコロナは取り敢えずホール落語へ。3年5ヶ月ぶりの三越劇場。13列19後方でも通路席なので、中々快適だった。そして命に危険が及ぶ暑さの中無事帰還。(高座で「笑点」に間に合う時間に切り上げたというネタあり)寄席に通うのは秋から冬にかけてのお楽しみにするとしよう。
2023.07.16
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きょうの昼下がり、スポーツクラブに出かけたさい、スタジオで年配の御婦人二人が市川猿之助の話をしているのを耳にした。帰宅してNEWSで詳細を知ってびっくり。いやまだまだ詳細不明なんだけど。亀治郎時代からよく舞台を観ていた。舞踊の妙手で、正確な技術で端正でだけど堅苦しさがない観ていて楽しい踊り。安定度の高い芝居の技量の役者。先代猿之助のスーパー歌舞伎は観たけど、この人はどんなふうに演じるのか興味はあったので、ちょっと明治座の舞台にも気持ちが動いていた。結局はチケットは手に入れず今日に至って、それで良かったのか悪かったのか。なぜ、どうして。またしてもミステリー以上にリアルの謎。いや人間の存在そのものが謎といえば謎。ましてやわざおぎという存在においておや。
2023.05.18
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神奈川県芸術劇場 3月4日 13:00 12-9黒澤明監督「蜘蛛巣城」の舞台化。かつて故中村吉右衛門と麻実れいが演じたという話を聞いたときから、舞台で観たいと願っていたのがこうして叶った。早乙女太一の殺陣が生で観られることと、脇のキャスト銀粉蝶の魔女役だったりとかに期待。セールスマンの死からコロナ禍を挟んで三年ぶり、二度目の神奈川県芸術劇場で、休憩時間無しの密度の濃い2時間15分を客席で過ごした。殺陣がかっこいいとか、のノーテンキなお楽しみどころではなく引き込まれる。生へのエネルギーが欲望と狂気にまで迸っていたのに、灰燼に帰す如く潰える虚無を描いた演出と脚本。無駄な台詞が無い。そう武時の最後の言葉「此処には何も無い」にすべてが集約されていた。こういう舞台美術や音響効果はとても好き。マクベスの翻案劇だけれど、同じく戦国時代設定で演出した「蜷川マクベス」より断然此方。比べるものではないけれど。それにしても、現行の「歴史劇」や「時代物」を演じる役者にそれらしい台詞回しや所作は求められていないのだろう。そういう技量を持った役者は絶滅危惧種になっていくらしい。ちょっと気にはなるけど。KATTは建物も客席も設備もいい劇場で好きになった。もっと近ければなあ。また来たいので、どうかここで良い舞台、観たい芝居が上演されんことを。どうでもいいことだが、この駅キャラも好き♪劇場には日本大通り駅から行くことにしているの。♡ えむえむ~♪え~と、にしても鳥と(=^・^=)のキメラのような......ちょっと別の話。そうこうして、朝から満足に食事を取らず、県をまたいで劇場へ駆けつけ、休憩なしなので夕方まで飲まず食わずでお腹がすいた~~。帰り途、井戸の底近くのスーパーによって穴子握りを買おうと手に取ったら、隣で買い物中の長身のおにーさんは自分用に太巻きを手にして「こっちがいい」と言って「よしな。中国製だから」と声をかけてきた。エツ(・_・;)エエエエエエエエーーー中国製のアナゴってあり????そういや、生産地記載してない.....コワくなって買うのやめてスーパーをあとにした。にしても、例のおにーさん、何者でどういうつもりだったのやら。不気味ではないけど不思議。
2023.03.04
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あの名にし負うドラマの脚本家のシナリオ。すべったギャグ、冗漫な演出が90分。受けるところがない、ってか何の受けを狙ったのか脚本の意図が不明。期待外れだった。それにしても、火災や地震やテロに襲われたら、ドミノ倒しが起きそうなお作りの劇場。いや、確実に起きるな。小劇場での観劇は、よくよく考えたほうが良いというこの頃の所感。
2022.12.11
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ほぼ一年遠ざかっていた歌舞伎座へ。一日中劇場に籠もっていたい暑さだったけど、歌舞伎座が三部制になったのでチケット取るのが厳しく、夜の部のみ。講釈師見てきたような嘘を言い。いや、お園は見てきたほんとのことも言ってるはずなんだけど。いつも売り切れで絶望的だった三階席がうまい具合に取れて、端席とはいえ通路側で、相変わらずのコロナ対策で空席もあるせいかかなり快適な観劇。心なしか空調も過ごしやすくて良い加減だったような。笑う観客が多くてリラックスモードでさらっと芝居を見て、歌舞伎座観劇名物?めでたい焼を買って帰った。暑過ぎても今日は良い日だった。
2022.06.25
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アマネ✛ギムナジウム オンステージMixalive TOKYO Theater Mixa2022年5月1日 17:00 チームバウムクーヘン原作は未読、これって2.5次元? かどうかもわからず、予備知識ゼロで観劇。人形愛のお話でも、少年愛のあっちの話ともビミョウに違う、なんとも感想が述べがたい芝居。いわゆる「推し」の誰か出演者にいれば楽しめたのかも。が、特にそういうことはなもので。比較的前方席で、舞台の作りは見やすかった。けど開場まで非常階段で待ってるのが、なんか怖かった。
2022.05.18
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2022年5月14日 新宿バルト9 シアター5 12:00~15:40 C-16ほぼ半年ぶりにバルト9へ。シアター5ははじめてだけど、広さが十分なせいか座席が近すぎることもなくり、前が通路でかいてきだった。音響もうるさくない。ただ休憩時間に客電をつけないのは危険だし、空調も寒い。と、私は感じたし、他の観客も同じようなことを言っていた。舞台は、性転換、疑似家族、子育て、ワクチン抗体といったネタに尊皇攘夷やら任侠道やらを絡めて話題性てんこ盛り。長丁場の芝居をネタで繋ぐばかりでなく、もう少しまとまって主題に向かって収斂していくエネルギーがほしいのだけれど。大して歌唱力のない役者が某ミュージカルのパロで延々レスタティーボを歌ったりするのには、飽きた。主演二人に当てた台本のせいか「髑髏城の七人」の焼き直しに見える展開が散見し、セルフオマージュはもう食傷している。ギャグもすべっているところが多く心から笑えなかった。そんな中で、主役の一人は芝居、歌、身体能力とも実力ある役者だと再認識した。ミュージカルの場面でも声優としても根強いファンがいるのが解る気がした(私は特にファンではないが)それから粟根まこと、橋本じゅんのいつもながらの安定感。この二人が登場すると、ほっとする。今回はチケット争奪に参戦してまで劇場にいかなくて正解。と、同時にライヴビューイングを上映してくれたこと自体には感謝している。うーーんん、次の新感染観劇もたぶんライヴビューイングになりそう。
2022.05.14
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ピュアマリー公演 「新 名探偵ポワロ」スペース・ゼロ 16:30開演13列5番スペース・ゼロを訪れるのは 2019年1月18日 以来。随分遠くに来てしまった(*´﹃`*)クリスティーの「マウストラップ」原作だけど、ポワロの息子ポワロJrが探偵役のオリジナル設定。ちゃんと芝居ができる役者を揃えて、休憩なしの2時間で冗長さのない演出。よくあるTVドラマの伏線回収のないダラダラサスペンスもどきとは流石に違って、飽きずに楽しめた。原作が良いからと言ってしまえばそれまでだけど。ポワロJrでシリーズ化ありかも。クリスティ戯曲パスティーシュ、筆力ある脚本家なら歓迎するわ。
2022.04.09
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2022年3月5日 13:00東京芸術劇場プレイハウス H列25前回平幹二朗と麻実れいの主演で観て以来の演目。今回は適材適所のキャスティングで、殊に高畑淳子のエレノアはやはり台詞よし、芝居良し、ドラマでも舞台でも観てはずれ無し、の良い女優だと思う。ヘンリーとエレノアの掛け合いは夫婦漫才(褒めている)かと思わせるながら、それでいて愚劇に堕とさない絶妙な呼吸で、長丁場の舞台を集中力途切れること無く観おえた。アレーは難しい役どころ。ジョンの浅利陽介は美味しい役を活き活きと演じていた。愛憎劇の括りで評される作品だが、此処で描かれた愛とは所詮エゴイズムであり、エゴイズムとは欲望の変奏ではないのか。欲望もエゴイズムも否定しない個人としてはそう思う。
2022.03.05
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新宿バルト9シアター9F-9列11月23日 18:00~21:00--------------------2020年3月のライヴビューイング以来のいのうえ歌舞伎。そしてこの映画館に来るのもその時以来。主役の中村倫也の舞台初見だけど、ドラマより上手さを感じる芝居。脇役の浅利陽介、千葉哲也の安定感はもはや準団員。竜星涼は夢三郎役と同じ人とは思えないほど化けた。彼は好きな役者。演技が棒だった嫌だなと思っていた、某出演者も今回はいくらかまともに芝居をしていた。若干一名苦手な演じ方をするキャスト、これは仕方がないのでスルー。細かいことは気にしない気にしない。ということにして、感激はしなくても感心はしたい、が観劇する際のモットーなのだが、総じて無難にまとまった印象の舞台だった。昔日の新感線のエネルギーが感じられなかったのは、コロナ禍での上演だったので勢いを削がれたのかしらん。エネルギーが希薄なぶん、ギャグのシーンもくどさが鼻について、以前のように笑えなかった。次作2022年「神州無頼街」の東京公演は観るかどうかまようところ。あまり行きたい劇場ではないし、ライヴビューイングやってくれるならそちらのほうがいいかも。
2021.11.23
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2021年7月15日 7月大歌舞伎第三部 雷神不動北山櫻第三部の前楽。1階11列一桁の座席つまりいわゆるドブでの観劇。えーーと、ドブ席に座るのって、たぶんこれが人生二度目のことじゃなかったっけ。「鳴神」は好きな演目だし、しかも成田屋の形は観たことがないので、どんな席であれ観たかった。「毛抜」も楽しめる演目なので、五役早変わりで一緒に観られるは一度で何倍も美味しい趣向。海老蔵はこういう、ぶっとんだ役が良い。荒唐無稽な筋書きでもバカバカしさや不自然さを感じさせず観ていられる。ただ毛抜が團十郎でみたときほど笑えなかったのが残念。ドブとはいえ、演出のせいか花道で役者の背中しか見えないとかいうこともなかったのが幸い。舞台上も見えにくい場所もそれほどななかったような。だけど空中浮揚は、ガン見して、どういう絡繰りなのか考えてみたが、仕掛けがわからなかったなあ。トリック見破れず無念。劇場内は客席ロビーとも、観客の会話はNG、飲食もダメで、そのうえ収容人数通常の半分。ひっそり粛々とそしてさらっと劇場へ往きて還りし半日だった。---------------------と、ついにXデーがきてしまって、もはやそのことに言及する気も起きないので、極私的なチラ裏書き残しておく。国民的行事なんて知ったこっちゃない。
2021.07.22
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ただいま~♪たった今歌舞伎座から帰ったところ。今日は先月に引き続き東銀座へ。第三部「鳴神不動北山櫻」を観劇した。先月は気付かなかったけど、こんな(=^・^=)がお迎えしてくれた。以後お見知り置きを。よろしくお願いします:*+.\(( °ω° ))/.:+面白かったけど疲れた。それに客席、ロビーとも飲食禁止(水分補給程度なら可)になっているので飲まず食わずでお腹の空いたこと。だからチラシの裏の落書きはまた別の日に。
2021.07.15
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桜姫東文章 下の巻観劇。上の巻はどうしてもチケットが取れず観ることが叶わず、下の巻だけは観ることが出来た。桜姫と権助清玄の中の人にとって、今回が一世一代かもしれないが、私にとっても一生一度の両者の桜姫の観劇にとなるのだろう。美と猥雑、愛と欲望、高貴と卑俗、因果と奇遇が渾然たる相をなす南北の世界の終焉にたちあえたような満足感と観終わったあとの虚脱感。玉三郎演ずる桜姫の美しさは、美とは虚無の別の名といった歌人の言葉を想起だから感激や感想の言葉を記すことも虚しいのかもしれない。官
2021.06.19
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先日、3月6日名作と言われる舞台の再演を観た。といっても、コロナ禍のゆえか短縮バージョンで、良くもなければ悪くもない出来というのが正直な感想。登場人物の年齢設定に不自然さを感じもしたし、主演も特に芝居がうまくもなくて、感激しなかったのはもちろん関心もしなかった。本当にこれが名台本で名演出家による演劇なのだろうか。観劇への関心そのものが薄れているせいかも知れない。何よりもリスクを犯してまで観たいという演目が上演されない今日このごろ。ともあれ劇場へ行ってから2週間以上経過して、こうして何ら症状もなく過ごせている。それのみ幸いなこととしてここに記しておく。劇場に飾ってあった絵は2年前と変わっていない、そんな記憶。
2021.03.25
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去年の3月依頼、一年ぶりに劇場へ。チケットを譲ってもらわなかったら、たぶん行かなかっただろう。どうーしても観たいという舞台ではなかったが、劇場のそこが自分の居場所といった空気感は変わらなかった。それでも、不要不急の外出をしてしまった事実は褒められたことでもないので本日の記録は此処までとしておく。ほとぼりの冷めた頃、そう私の無事(?)が確認できた二週間後あたり、何か書くことがあるかも知れない。
2021.03.06
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先月つまり去年12月は、行ったことのない映画館で視たい映画があって、新しい映画館にも興味があったのだけれど、gotoシネマとはいかず自粛。映画はともかく、演劇に至っては去年は一公演も観劇していない。来月以降、気になる舞台が2つあって、観ようかどうか迷っている。ひとつは関西に遠征になるので、これが大いに問題。感染者数日本一の地域から、感染者数瀑上がりの地域へ遠征ですか?いや、どちらも上演されるかどうかそのものが問題ではあると突っ込んでみる。な、わけでチケットはまだ取っていない。本心を言えば、演目にはさして魅力を感じない。観劇しても感激出来ない、感心もしない可能性あり。久々にご贔屓が出演するって以外に、企画に心惹かれるものがなく、関心が持てない。感染者数一位の地域住みで、観劇したがるってこと自体感心しないと言われれば、それまでか。
2021.01.24
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帝劇ミュージカルの「レ・ミゼラブル」に一時期はまって、2004年新年の博多座に始まり、2011年まで観劇し続けていた。おそらく伝説のキャストでの公演の映像。まさか視られるとは。プロローグからバリケード陥落までのダイジェストがupされている削除にならないのが不思議ではあるけど。だけど95年はレミゼ上演はなかったから、94年のまちがいではないか。それとも97年なのか。そしてバルジャン役は誰。94年なら 鹿賀丈史 滝田栄の何方かWHO Am I ならぬ Who Are you?バルジャンの中の人、誰だ あなたは♪声や体型からみて滝田バルかしら。
2020.06.28
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劇団☆新感線休演明けの舞台をライヴビューイングで観劇2020年3月19日 18:00 新宿バルト D-8映画館内も春の装いでライトアップ、お客の賑わいもそこそこ。ウイルス騒動の慌ただしさで今回は全く予備知識無しで臨んだライヴビューイング。義経伝説がモチーフなら狐ネタありかと思ってたら、なぜかイノシシが登場。だけど巨大イノシシの着ぐるみ良くできていたし、ウリボウのぬいぐるみ可愛かった♪4時間近い舞台が長く感じなかったけど、群像劇のていにしないで、もっと源九郎と牛若二者を中心に据えて芝居を作ってほしかったかな。お目当ての役者、さとし、三宅弘城が健在で何より。友貴君、兄貴にやっぱり似てるわ。殺陣ウマなところも。静歌役が思いがけず歌ウマだと思った。けど何だかSEトラブルあったんでない?音がおかしく聞こえた箇所があって残念。映画館の客席は見晴らしがいいほど、前方席も空席並びだったけど劇場は満席に近く埋まっている....ようにスクリーン上は見えた。このまま無事博多まで走り続けてくれれば。
2020.03.20
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劇団☆新感線の「偽義経冥界歌」の舞台、昨日まで休演だったが、興行再開したらしい。ダメもとで、19日夜のライヴビューイングの上映館のオンラインサービスにアクセスしたらさくっと、希望の席が取れた。呆気ない。残席だらけなのは、キャンセル分の再販だからなのか。劇場の客席も寂しい状況なのか。何よりも劇団や演者にとっては厳しい状況。この舞台についてはこれが最初で最後の観賞のチャンスだろうな。新感線の次期公演の告知が上がっているけど、9月10月の上演予定で無事開幕するのだろうか。
2020.03.18
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スタジオ・ライフ 12年ぶりの上演の「死の泉」を観劇。2020年2月29日 13:00 Bチーム 紀伊国屋ホール Ḡ列15私にとっては2008年以来の再見。2008年のときのキャスト↓--------2008年11月28日~12月14日12st 12月19日~21日2st 天王州銀河劇場クラウス・ヴェッセルマン=山﨑康一/山本芳樹 ギュンター・フォン・フュルステンベルク=船戸慎士 マルガレーテ=三上俊 ミヒャエル=舟見和利/関戸博一 フランツ=曽世海司/高根研一 少年フランツ=奥田努 エーリヒ=小野健太郎 少年エーリヒ=深山洋貴 ブリギッテ=吉田隆太 ヘルムート=前田一世(青年座映画放送)/仲原裕之 グラーフ=藤原啓児 パウラ=牧島進一 モニカ=青木隆敏 ヘルマン(大佐)=河内喜一朗ゲルト=荒木健太朗 強烈な印象を残した前回のキャスト。山崎クラウスの愛と狂気、健気で可憐な三上マルガレーテの美しさ。若い小野健太郎のエーリッヒの斬新さ、何よりもヘルムート役で客演した前田一世の演技が忘れがたい。それに比べ、今回は劇場規模も、役者の芝居も一回りスケールが小さくなった感が否めない。それでも、三時間舞台に惹きつけられ、ラストには胸が震える思いがした。原作が皆川博子の最高傑作と思われるゆえ、ここからカテゴリ違いにはなるが、小説「死の泉」について。ナチズムとカストラート、狂気と芸術、私の好きなテーマに血族と愛憎の問題が絡み合い重奏的に織りなすストーリー。そして作品そのものが作中作の体裁を取った、凝った多重構造のミステリー仕立てで非常に完成度が高い。原作の内容はそれこそネタバレ厳禁で、読むにしかず。「死の泉」を読まずして皆川女史を語るなかれと言いたいほど、私はこの小説が気に入っている。
2020.02.29
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2020年 2月26日 19:00 初めて日本青年館ホールで舞台を見た。中々快適なホールだと思う。ロビーは狭いなりに、座る場所も見つけられるし、ロッカーも設置されているしでコンパクトにうまく纏めた設計トイレもきれいで利用しやすい作り(これとっても大事)中程度の大きさの劇場にしては段差があって、舞台の見晴らしが良かった。残念ながら音響は悪い。いつか此処にストレートプレイを観に来たい。芝居のほうは、ゲームが原案の作品ながら脚本はよく練られていると思う。装置や証明も凝っていて見応えがある。結末はある種バッドエンドなのだろうが、ゲームから派生したストーリー作りならそれもあり。あるいはシリーズ化する布石っか伏線なのか。それなりに楽しめたのだが、これミュージカルに仕立てなくても良かったんじゃない?歌の巧い人がこれと言っていないので。演技については、式神役が余りにも下手なのでその分つまらなくなった。
2020.02.27
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昨日7ヵ月ぶりで三越劇場で観劇。2020年2月18日 イケメン源氏伝義経の章 マルチエンディングBバージョン 13列22劇場に行ってびっくり。三越劇場ってこんなに使いにくいホールだった?ロビーがグッズ売り場で占領されていて、観客の居場所がない。肝心の舞台は妖狐と烏天狗のキャラの活躍を期待したんだけど、義経とヒロインのラブストーリーが中心ではありきたりすぎる。ラストシーン、烏は放置なの?かわいそー"(-""-)"ラブストーリーにしては紅一点のヒロインがの芝居が上手くないので白けるし。それから、歌ウマがいないのに某ミュージカルの真似事のシーンが多く、音響が悪い劇場でこれは苦痛。原作やゲームは面白いのだろうか。別段漫画読む気やゲームやってみる気にはなれないけど。
2020.02.19
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2020年2月11日 18:30 F列前回の鑑賞と大まかな感想は同じ。それでも見るたびに新しい発見があるのが新感線芝居の面白さと楽しさ。舞台はもちろん、映像でもそれは変わらない。だからつい、リピートしてしまう。鳥はエンターティメント性としてはシーズン中一番の完成度の高さだと思う。もちろん欠点が無いわけじゃない。狭霧は若い生命力が感じられなくて魅力がないし、狸穴は軽すぎ。役者の演技の巧拙だはなくてニンでない、役に合わないミスキャストだと思う。ただそれを補って余りある程、他のキャストが充実。今回は、松雪太夫と太一蘭兵衛に注目して映像を追った。松雪さんは白鳥麗子時代から好きな女優。最近はドラマより舞台で観たいと思うようになった。新感線も準団員として立派に勤めているけど、もっとどストライクに古典作品とかチャレンジして欲しい。私が太一の舞台を初めて観たのが「蛮幽鬼」このとき太一18歳。10年余がいつの間にか過ぎてしまって、残念ながらもう女形は演らないそう。生で彼の女形観られなかったのは心残り。「AI崩壊」気になる。で、明後日はseason風の上映。こんなふうに、時が巡るのはあっという間だ。
2020.02.15
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2017年の4月以来の歌舞伎座。そして 平成17年3月 十八代目勘三郎襲名公演 以来の「鰯売恋曳網」勘三郎、七之助の兄弟共演でこの戯曲を観る日が来ようとは。ちょっとwktk。通いなれた道順。劇場内も二年前とそんなに変わらず......?いえ、この松園の絵には今日まで気が付かなかったような。
2020.01.24
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令和元年のクリスマスははじめての劇場へ。そして今日が今年の観劇納め。12月25日 19:00 DRAMAtical Murder 品川ステラボールステラボールは快適だった。個人的には小劇場としてはトップクラスの観劇のしやすさ、ロビーやトイレの使い勝手の良さ。またの日に、好きな舞台がこの劇場にかかって欲しい。芝居の方は.....なんだか萌えない。キャラ萌えもなく、青葉、セイ(レン)の関係性にも感情移入できない。なにやら既視感のある世界観と思っていたら、「YASHA」に似てやしない?腐った観点から観るのではなく、演劇として良く出来た作品なのかどうかもわからない。まぁ商業演劇だから、良い作品である必要もなく、客の呼べる舞台であればいいのだろうけど。腐った目的も果たせず、観劇意欲も湧かないのでリピはない。こうして振り返ってみると「スタジオ・ライフ」の舞台に随分文句を垂れてきたけど、あちらは一定の以上の要求水準を満たしていたんだなあ。今更のようにつくづく。というわけで、来年2月ライフの「死の泉」待望久しい再演なので観なくては。
2019.12.25
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2019年7月23日(前楽) 18:30 三越劇場 9列15お題は「怪談」でも怖がらせるより笑わせるお話。歌舞伎の演出を取り入れた舞台でも違和感なし。演者全員水準以上の芝居ができる人たちが揃っているとみえて、台詞もちゃんと聞こえて、和モノの所作がヘン、とかの人もいないので不快感もない。客席降りがたくさんあって、間近で役者を見て、声を聞けるのが美味しかった。見どころの6役早変わり、変わったところが2役しかわからなかったのが残念。北村有起哉を生で観るのは「シレンとラギ」以来。新感線もいいけど、テネシー・ウイリアムズやシェイクスピアもあったけど、いつかガチでギリシアかフランスの古典劇で見たいわ。それとも三島戯曲とか。オールメイルの芝居とか。でもね、演出家が不在か。
2019.07.24
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2019年6月27日 19:00 サンシャイン劇場 23列ミステリーの舞台化であるため、上演中はネタバレを避けるため今日までupせず。なんて、誰も見ちゃいないので勿体つけることもないか。私も原作は未読で観劇。にもかかわらず、犯人はすぐわかった。犯人役の登場の仕方と役者の演じ方でどうしても、フーダニットが観客に透けてしまう。これがミステリーを舞台化するときの難しさだろう。これまで観てきた推理劇の6割は犯人が序盤で判ってしまった私の苦い経験から、犯人を推理する面白さではなく、芝居の展開の面白さと、役者の演技の巧さで観客を楽しませ魅了する舞台創りを期待するばかりだ。犯人が判ってもなお興味を持って読み進めることのできる推理小説のように。いわば再読に耐えるミステリーといったところか。それに近い推理劇が実現すれば、これもまたリピート観劇な耐えるだろう。この舞台はリピート観劇はしないまでも、シリーズ第三弾が上演されたら観たいと思う出来ではあった。ちなみに最後列での観劇だったが、サンシャイン劇場は中々観やすい作りだと思った。
2019.07.08
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今夜はサンシャイン劇場で観劇。去年11月からほぼ7ヶ月ぶりの劇場。ミステリーの舞台化。「殺してもいい命」疲れたのでチラ裏は後日。
2019.06.27
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2019年6月26日 19:00 「俳優の道」講演 滝田栄日本で初めてミュージカル「レ・ミゼラブル」のバルジャンとジャベールを演じた人。大河ドラマ主役では徳川家康だった人それは過去のことで、インドでの修行を経て、今は仏像制作に精進する日々.....の人?私はリアルタイムでは舞台を観ることが出来ず、大河ドラマもまともに見ていなかったけど、必殺シリーズの再放送を見て山田朝右衛門役のその格好良さにやられ、特に殺陣の見事さにしびれた。はいはい、ミーハー上等ですが、拝聴してきました♪文学座と劇団四季時代の役者裏事情。それは大変だわ。レミゼの舞台で怪我。もっと大変だわー。まだまだ演じられる時期に事実上舞台を降りてしまうなんて、余りにも残念というか。それとも、引き際が鮮やかと褒めればよいのか。遅ればせながら観たかったのよね。ドラマや映画だけでなく生の舞台を。見ずば二度死ね。遅れて来た自分に言いたい言葉。でもギエムも半世紀生きてあっさり引退したしね。それぞれの決断。終りが来るのは仕方がないのか。
2019.06.26
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初めての武蔵野芸能劇場での観劇。芸術でなく芸能というネーミングがなにげにいい感じ。で、肝心の芝居のほうはコメディのつもりか知らんが、ギャグのくどい繰り返しとネタは滑ってばかり観ていて疲れたとしかいいようがない。
2019.03.21
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3月15日 19:00シアターウェスト C列20番台1970年ニューヨーク・ラ・ママシアターで上演された、当時の実験劇ってこういうものだったのかと思わせる作劇と演出。台詞に時事ネタとか盛り込んでそれなりに改変はしているようだけれど。49年後の実験結果が成功なのか失敗なのかは判断が付きかねた。観客が受け止めきれないほどの膨大な台詞。欣也は美少年でなければならないが、マリー(少年の母)は必ずしも美しくある必要はない。美少女なんて言葉だけの存在、観念だけの存在なんてうがった言い方はさらに私には理解不能。理解できるのは美少女の不在だけ。去ってゆくものはみんなウソ、ならば消えてゆく台詞こそはウソをつくためのもの、残された沈黙だけがホント。あんな、こんな雑駁な感想がうたかたに浮かんでやはり去っていった。
2019.03.15
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寺山修司没後35年を記念してか毛皮のマリーが連続上演されるとのこと。 青蛾館の舞台と花組芝居の舞台、それから美輪様の舞台。 取り合えず「青蛾館」から観ることにする。 日本未公開版とオリジナル版を同時上演というのはとても魅力的なのだが、事情あって両方を見比べることはできないので、未公開バージョンのチケットを取った。 青蛾館の芝居は今回初めて観るはずが、キャストの中にどこかで見覚えのある顔と名前が と、思ったらピエール瀧のコカイン事件でワイドショーでコメントしていた人物だった。麻薬や覚醒剤の使用からして度し難いんだけど、今更コカインてのも、此方としてはコカイン使用といえばホームズが思い浮かぶくらいでなんだかな(あくまでドイルのフィクションですので) キャストをさらに調べると加納幸和は青蛾館と花組、両方に出演するんだ。 たぶん花組芝居はオリジナル台本というかオーソドックスなほうで上演するだろうから、そちらも見ておきたい。美輪様の舞台はもうお腹いっぱいなので多分(以下略)
2019.03.14
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今日は天気予報では雪なのだがいつごろから降り始めるのやら。午後2時現在降ってはいない。夕方から観劇のため外出するのでどうしたものか。4時過ぎに家を出たときには霙状の雪、8時過ぎに帰る時も霙に変わりはなかった。多分積雪はないだろう。博品館劇場で初めて観劇する。18:00より G列一桁こういう音響の悪いハコで歌を聴くのはきついものがある。
2019.02.09
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スペースゼロ1月18日 19:006列一桁海のない街の永遠という名のホテル。外部との交わりを絶った閉鎖空間での過去の事件と現在の出来事。面白かった。滑舌が良い人、口跡の良い人、歌うまな人、ピアノやダンスの芸達者、演者の粒が中々良く揃っていて、訓練が行き届いた集団による芝居。不快な要素がないのでストレスなくリラックスして笑えながら観ることが出来る。商業演劇に大切なことってそれじゃないか。そんなことを思いつつ楽しんだ。今後注目したい役者も発見して、有意義な観劇だった。それから、スペースゼロって傾斜があってサイド席でも眺めの良い快適な劇場だわ。好きな小劇場ベストフォーに入るんじゃないか。
2019.01.18
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2018年10月25日 14:0011列 サイド席 通路から2番目歌舞伎座や新国立劇場で観た御方、TVドラマでしか知らなかったあの人が、新感線ではこう来るかという面白さ。過度に期待はしていなかったけど、予想以上に楽しめた。各役者が適材適所のバランス良い配役で、皆個性を生かしつつ、身の丈に合った歌と芝居で新感線の舞台を作っていたと思う。木場レスポール王、歌がうまくてシェイクスピア劇のときとは違ったカッコよさ。浅利グレコ、思いがけず動けて殺陣も決まって、原レスポールjrへの忠臣っぷりが自然体で、観ていて気持ちが良い演じ方。この二人のキャラはdisc1より好き。徳永君の歌が本編ではあまり印象に残らなかったけど、アンコールライヴで「七光り三度笠」をうたったのは面目躍如。演歌歌手なんだから、そうこなくっちゃ。客席のみんなもそう思ったんじゃない?拍手がすごかった。肩の力が抜けて、楽しんで観られたのはdisc1よりdisc2かな。そして何よりの収穫は私的新感線史上、初めて役者さんから手渡しでお煎餅をもらえたこと♪disc3は観ないことにしたので、この過去観劇日記が最後の私のステアラでぐるぐるの記憶。 止まる記憶のメリーゴーランド。
2018.12.29
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短い脈絡のない夢を見た。ひどい後方席(p列より後ろ?)を購入してしまい、観劇する気も起きずチケットの券面を眺めているうちに目覚めた。今日はリアルで夜観劇予定が入っているので、こんな夢をみてしまったのだろうか。まっ、自由席なので後方の悪席はほぼ確定、正夢とも言えるが。いざ劇場に行ってみると、サイドの最前列に座ることになった。どのみち、小劇場の座席というのは疲れる。それから芝居にドリンクチャージ付きとか今一つ趣旨がわからない。いや開催側の金銭の都合なのはわかるけど。それはまた別の話。芝居は探偵もの(?)でそこそこプロットは面白かったが、ミステリーオタの悲しさですぐに犯人というか黒幕が誰かわかってしまった。
2018.12.23
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「命売ります」 11月30日 18:307列目(実質5列目)通路席前が空席2つで見晴らしが良かった。主役の東啓介好演。馬鹿噺ときつーい冗談連発が、くどくなりがちなドタバタ喜劇調の中でノンシャランスな佇まい。馬渕英里何は嫌味のない巧さでほっとする。温水洋一が自然な笑いを誘う演技。これも嬉しい。「井上薫」役が、まったく少年(中学生)に見えなくて、母親の吸血鬼役よりずっと不気味だった。終盤、チャイニーズマフィア?の親分役が台詞を噛むのが気になった。三島原作の文体を台詞に生かした脚本、舞台装置と演出にも一捻りあるのだが、三島の戯曲でない作品の舞台化上演は難しい、そんな印象。サンシャインシティはもうクリスマスモード
2018.11.30
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11月3日 17:0011列 (サイド 通路より)プレビュー公演はじめての神奈川県芸術劇場であえてプレビュー公演で観劇にもかかわらずほぼ舞台として完成形での上演台詞も2幕はじめで、言い間違えて言い直し?と一箇所だけ思われた程度かなり痛々しい内容の脚本かつ、現在と過去の時間軸の交錯する演出などわかりにくさもある芝居だが、長塚演出のキャスティングはやはり下手やヘンなことをやらかす役者は出ないので長丁場の上演時間でも観るに耐えるチャーリーの大谷亮介の好演とバーナードの加藤啓とベン役の村田雄浩が印象に残る加藤啓(劇団拙者ムニエル)は今後注目したいアーサー・ミラーの戯曲はかなり前(十代の頃?)読んだきりで詳細は憶えていないが、こうした人間の救いがたい悲惨さの描写はアメリカ戯曲に独特なものではないかテネシー・ウィリアムズもそう....というのが個人の感じ方そういえば,私生活に訳あり点もミラーとウィリアムスに共通しているな(独り言)はじめてのKATTは中々快適な劇場だった段差があって見やすいホールロビーは新国立劇場並に広々している如何せん場所が遠いのが.....
2018.11.04
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