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2007.09.14
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カテゴリ: あれこれ
母はとても気丈で、辛抱強く、冷静で、私の中では大きな存在です。

朝、ゴミだしのため、マンションの外へほぼ1週間ぶりに出たのですが、ほんの3段しかない階段でバランスをくずし、転んでしまいました。手をつくことも出来ず顔から、体から右半分をたたきつけるような形で。さらに、一人で立ち上がることが出来ず、たまたま通りかかった人に起こしてもらったようです。やっとの思いで帰ってくると、玄関先からいきなり「ころんでしまった」という声が。そんなひどい状況とは思っても見なかったため、「どこでころんだの?」と訪ねると、いきなり母が泣き出しました。何か悪いこと聞いたかしら、とあわててしまいました。今まで、母の涙と言えば、私が精神不安定で、母にひどいことを煎ってしまったときと、息子の暴力がひどく、大暴れしたときくらいで、ほんの数回しかありません。転んだ痛さで泣いたのではないと思います。思うように動けないことの情けなさから涙が出たのだと思います。涙の訳を追求するのも酷だと思い、服についたよごれをはらってあげたり、ひどくぶった頬に湿布をはってあげたりしてから、そっとしておいてあげました。気がつかれないように息子に、おばあちゃんの状況を小声で話すと、おばあちゃん大好きな息子は、いつもなら何があっても離れないゲームの途中にもかかわらず、飛んでいって、「大丈夫? 今度からは僕がいっしょについて行ってあげるからね。」といって一緒に泣いていました。私も台所で、皆に見られないように涙を拭きました。
「老い」はすべての人にやってきます。避けられないことです。ただ、違いは、どのように老いるかということ。回りの人の世話にならず、ある日突然、という場合もあれば、人の助けを借りなければならない状況が長く続く場合もあります。父はもう25年以上前になりますが、ある日突然病気になり、すぐに入院し、半年後病院から出られないまま死んでしまいました。
この先、弱っていく母を私はどのように面倒みれば良いのだろうか、と考えさせられます。他に頼る兄弟もいない、生活のための仕事もしなければならない、母につらい思いはさせたくない・・・今はまだ、答えがみつかりません。





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Last updated  2007.09.14 13:49:51


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