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2007年11月13日
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カテゴリ: 進化するイグアナ
[ 本当に欲しいもの

その日、その人が来ることを私は知らなかった。
まめにチェックしていたら分かったのに、チェックしていなかった。

その日、その場で知って、ドキドキした。
避けたい、逃げたい私を、私の中で感じた。
でも、それは小さいものだった。

今の私は、あの時の私とは違う。
彼女も、あの時の彼女とは違うだろう。


ニッコリ笑って、挨拶をすればいい。
「ご無沙汰してます。その折りは大変失礼しました。お元気そうでなによりです。」
この挨拶を頭の中で考えたら、少し落ち着いた。

彼女が来たらしい。
人気者だった彼女。いろんな人に取り囲まれていた。
少し遅れて、その人だかりに近づいた。
そして、顔を見て、お久しぶりだったか、ごぶさたしてますだったか、とにかく挨拶できた。
彼女が帰る時も、挨拶できた。「お会いできてよかったです。」そう言えた。

社交的な彼女は、誰にでも対応可能な昔と同じその笑顔でニコニコしていた。

私の対応を彼女がどう思ったのか。私を図々しいと思ったか、私と同じくほっとしたのか、無関心なのか…。
彼女の内面は知らない。

彼女の内面は、彼女の責任。

私は久しぶりに会った人に、挨拶をした。挨拶できた。

私は、自分の心の傷の、傷跡を確認した。
痛いと思ったのは過去の記憶。
もう、痛くないんだ。


過去の痛みにおびえる時間が最短になった。
天の采配に感謝。





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最終更新日  2007年11月13日 11時57分38秒 コメント(2) | コメントを書く
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