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2023.08.20
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本を借りることになるだろう、と思い
それなら私も借りるか…と選んで借りたら
娘は借りなかったので失敗しました…


平安文学は好きですが、それ以外の古典を
あまり読んだことがないので、
まずはマンガで概要を知ってから…と思い
このシリーズをチラッと見て選びました。




ワイド版 マンガ日本の古典24 好色五人女 (全集) [ 牧 美也子 ]


借りたのはこちらですが文庫版もありますね。




マンガ日本の古典(24) 好色五人女 (中公文庫)



《好色五人女》は、井原西鶴が
当時実際に起こった事件を題材に脚色した
浮世草紙で、自由恋愛が禁じられた
封建制下の女たちの有り様を描き
日本の女性史の貴重な史料にもなっている。


という前書き(一部省略しました)で
すべてが完結します。笑


文中の描写で当時の風俗がわかるというのは
源氏物語でも言われていますね。

作者にとっての「現代」に
当たり前の情景描写だったとしても
後世の我々からするとわからないものは
多々あるわけで。

ワイヤレスイヤホンとか、スマホとか、
そのうち進化し続けて不要になれば
この長方形の板は何?と思われるでしょう。


「好色」という言葉に良いイメージがなくて
「英雄色を好む(精力的で女好き)」のように
異性関係が派手、奔放、のような
ニュアンスを含むような感じがします。


しかしこの前書きのように、
当時は自由恋愛ができず親の決めた縁談で
結婚しなければならなかった女性が
許されない恋をした、という意味で
好色、と表現されているわけで…
うまく説明できているでしょうか…


わからない言葉も多くて
スマホ片手に読みました。調べながら。



〈其之一  姫路・但馬屋お夏〉

室津で放蕩し実家から勘当された清十郎が
姫路の但馬屋で使用人として働くうちに
主人の妹と恋仲になり、駆け落ちを図るが
店の金を盗んだと冤罪を着せられ
清十郎は死罪、お夏は消息不明に。


しょっぱなからどぎついのが来ます。笑
清十郎が姫路にやられた後
室津一の女郎が死を選ぶほど
彼はいい男だったようで…すでに印象悪い。
但馬屋では真面目に働くものの、
母が室津の女郎だったお夏に声をかけられ
破滅への道を進んでいきます。
お夏は意に添わぬ縁談ばかりを
兄に持ちかけられては断っており
清十郎の出身、内面にも惹かれたのでした。


室津と姫路の距離が20kmくらいしかなくて
すぐそこじゃん!みたいな気持ちになりますが
もちろん移動手段は徒歩でしょうし
関所もあるし、藩内くらいしか移動できないなら
遠く感じるのでしょうか…

↑清十郎を勘当して放り出すにも
お夏が母の故郷を思うにも近すぎるように
感じてしまいます。現代って便利ですね。


花見小袖、という花見のために新調した
小袖があるのを初めて知りました。
花見のためにわざわざ…と思いましたが
夏祭りのために浴衣を買うのと同じかな。
浴衣に憧れて一度買いましたが
慣れない着付けに汗だくになり
その後太ったのでしまいこんでいます。
痩せたからもう着られると思いますが…


やばい其之一でこんなに書いていたら
終わりませんね!



〈其之ニ  江戸・八百屋お七〉


火事で吉祥寺に避難した八百屋のお七は
以前花火の夜に一目惚れした吉三郎と再会。
吉三郎は吉祥寺の客分預かりでした。
想いが通じて文をやりとりし、
和尚不在の夜に枕を共にします。
お七の家が再建され、二人は離ればなれに。
ある雪の日に吉三郎は松露・土筆売りに変装し
八百屋を訪ね、帰宅困難と土間に泊まります。
吉三郎に気づいたお夏は自分の部屋に上げ
隣室の両親に気づかれないよう筆談で会話。
火事になり寺に避難すれば吉三郎と会えると
お七は自宅に放火するが小火で消化されます。
雪の日に無理をしたため死の淵をさまよった
吉三郎が回復した頃には、
お七は火刑に処されていました。
自害しようとしたのを止められて出家します。


八百屋お七は『ガラスの仮面』で知りました。
紅天女の試演のために特訓中、
「火」のテーマでマヤが選んだ題材です。

今ですら火事を消し止めるのに
消防車が何台も出動し何時間もかかるのに
当時は建物を壊すくらいしか手立てがなく
火事の被害は甚大になるのが明らか。
それでも放火してしまうくらい強い想い、
なのでしょうけど…これは子供の頃から
モヤモヤしていました。

ご近所の寺に行くこともできないほど
江戸時代の風習が現代とかけはなれていて
好きな人を好きと言えて、結婚できるのは
幸せなのだなあとしみじみ思います。

吉三郎は出家した後、荒行したり
浄財で仏堂を建立したり
目黒行人坂を石畳に直したり
目黒川の木橋を石橋に架けかえたりと
社会事業もしたそうです。
西運(さいうん)上人と検索しても
本人のことはあまり出てきません。


お七の家のあった辺りは本郷森川宿、
今の本郷六丁目近辺です。
あれ?東大?と思ったらその通りで
国道の東側に東大がありました。
そして森川宿のところには鳳明館が。

鳳明館といえば、先日トゥゲッターで
面白いまとめを見たのを思い出します。

鳳明館 文豪缶詰プラン

一度東大を見学に行ったことがありますが
こういうことまで知っていたら
もっと面白かったかもしれませんね…


其之三 以降は次回へ。
まだ他の本も読み終わってもいないのに
まとめきれるのでしょうか…
諦めも肝心ですね…(^_^;)


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最終更新日  2023.08.20 15:28:27
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