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中学生から知りたいパレスチナのこと [ 岡真理 ]
イスラエルとハマスの戦闘は
アメリカの攻撃により終結するかと思いきや
なかなか終わりませんね…
ハマスの攻撃への反撃から始まったように思われ
悪いのはハマス、という見方の報道の中
果たしてイスラエルがやっていることは
正しいのか、そもそも何が問題か
子供達に聞かれても答えられないので
一緒に読むつもりで借りましたが
まず私が読み終わらず、読みながら難しいので
子供達が自主的に読まないと厳しそうです。
前書きから知らないことばかりで
これはまとめたら何分割になるのか、という
勢いなので、キーワードの羅列のみで。
Wikipediaで調べながら読むので
ますます読み終わるのに時間がかかりました。
◆◆◆◆
第二次世界大戦後に難民となった
ユダヤ人25万人のために
パレスチナにユダヤ人国家を建設、
パレスチナ人75万人が難民となった
ガザ地区は1967年~イスラエルが占領
2007年~イスラエルが封鎖
カンボジアのキリング・フィールド
カバリング・イスラーム
イスラエル国家
→入植者による植民地主義の侵略によって
先住民を民族浄化して建国
…アメリカ、カナダ、オーストラリア、
ニュージーランド、南アフリカの白人国家と同様
ユダヤ人至上主義のアパルトヘイト体制
ジェノサイド…大量虐殺
ドミサイド…住居の大量破壊
ガザで起きているのは抑圧された先住民が
解放を求めて抵抗している脱植民地化の闘い
インティファーダ
イタリアの哲学者ジョルジョ・アガンベン
国連の安保理常任理事国の拒否権が問題
2014年 五十一日間戦争
重慶への戦略的都市爆撃
霧社事件
『関心領域』米、英、ポーランド合作の映画
エルビット・システムズ社
ナクバ(大破局)
敬虔なユダヤ教徒はシオニズムを批判、反対
→シオニストのユダヤ人は「新しいユダヤ人」
ディアスポラ
ドイツ哲学者アドルノ
「アウシュヴィッツの後に詩を書くことは
野蛮である」
ドイツはナミビアで先住民のジェノサイドを行う
ナチスはユダヤ人以外も殺害(ロマの人々)
「飢餓計画」ソ連の捕虜をわざと飢えさせる
西ドイツはイスラエルを是とし賠償
→イスラエルへ軍事支援
コンラート・マイヤー「東部総合計画」
橋本伝左衛門、那須皓(しろし)、杉野忠夫
ドイツの哲学者ユルゲン・ハーバーマス
ドイツ人のカテキズム
ドイツのシンティ・ロマの資料・文化センター
ホロドモール
反セム主義と反ユダヤ主義
現代奴隷は難民キャンプから供給されている
土匪、共匪
IGファルベン、クルップ、ジーメンスの
工場群がアウシュヴィッツ第三収容所にあった
ウクライナの戦争で穀物メジャーの株価が高騰
ナチスの収容所では軍需産業、採石、繊維、
ハーブティーなどの企業を運営、莫大な利益
眠り病とローベルト・コッホ
イスラエルはガザに除草剤散布
→ベトナム戦争や水俣病を想起すべき
マイダン革命
エドムンド・ノインシュタイン(書店店主)
ベン・グリオン
メナヘム・ベギン
デイル・ヤシーン村
ポグロム
ロシア帝国の中でユダヤ人が住める場所は限定
→バルト海~黒海の間に広がる地域
現在のウクライナの領土のかなりの部分と重なる
「流血地帯(ブラッドランド)」
(アメリカの歴史家ティモシー・スナイダー)
ボレスワフ・プルス『復讐』
ドイツ領ポーランドでの独立運動
日本と満州国≒イスラエルとパレスチナ
埴谷雄高(はにやゆたか)『死霊』
藤原彰『飢死(うえじに)した英霊たち』
ウクライナの「黒土地帯」
→古代から有数の肥沃な地域
プーチン大統領は農業政策に力を入れる
→国内の農民から支持
アスワンダム、アスワン・ハイ・ダム
ロシアは世界で小麦3位、穀物全体で4位
中国がドニプロ川河口に穀物輸出ターミナル
アメリカがオデーサ近郊に穀物ターミナル
→戦争により黒海閉鎖、輸出先が東欧へ
穀物余剰生産問題→バイオ燃料へ
「穀物の道」オデーサ~黒海~イスタンブール
オデーサ港はエカチェリーナ二世が築く
米国最大の民間農地所有者はビル・ゲイツ
ヘルベルト・バッケ
→バルバロッサ作戦の食料部門の担当
飢餓計画の前にウクライナで大飢饉
イスラエルは肥沃な土地や水を占有
ガザ封鎖→「青空の見える監獄」
「はじめから烙印を押されて」
平頂山事件
ポーランド人のマダガスカル入植計画
マウリッツ・ベニョフスキー
ロシア語ではユダヤ国家とユダヤ教を区別
アル・アクサ洪水作戦
ドレフュス事件
カティンの森事件
◆◆◆◆
返却日ギリギリになんとか読み終わりました…
この本は3人の研究者たちに書かれていて
(岡真理…現代アラブ文学、パレスチナ問題
小山哲…西洋史、ポーランド史
藤原辰史…現代史、食と農の歴史)
それぞれの専門からパレスチナ問題について
論じられています。
返却したので本が手元にない状態で
間違ったことを書いては大変なので
興味のある方は本を手に取ったり
キーワードを検索したりしてみてください。
ホロコーストについては心を痛めたり
本を読んだりして知識があるつもりでいましたが
なぜユダヤ人が迫害されることになったのか
そもそものそもそもまでは
理解していなかったのだと気づかされます。
まだまだ理解できているとも言えませんが。
ウクライナの戦争もそうですが…
じゃあ何をどうすれば終わるのかがわからず。
双方の主張が食い違う限りは
停戦したとしても火種がくすぶったままで
また時をおいて繰り返される気がします。
日本は無関係ではない、ということが
表現を変えて繰り返されますが
ただの1市民に何ができるだろう、と
思わずにはいられません。
ただ、何も知らずに平和を享受して
幸せに気づかず傲慢に生きるよりは
学ぶ意欲をもち、考える方がいいのでしょう。
生まれたときから暮らしている土地が
何度も他の国に変わってしまったり
強制的に移住させられたりしている人々が
いる現実を改めて突きつけられました。
精神的、経済的、身体的な自由が
保障されている国に生まれ育ったことに感謝。
*****
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また読んでしまいました《ドイツ語の電話》 2025.11.22
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