泡雪の日記

泡雪の日記

2004年03月22日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
一般教養で、法律を習ったものなら、誰もが知っている、法の精神の1つ。

法律とは、正義では無く、問題が起きた時に、双方が対等に持つ武器である。

継母が言っていた言葉で、『法律が出て来たら、人間お終いよ。』

人間と人間の信頼関係に於いて、本来法律は必要の無いものなのだ。

継母と父が入籍をしていなかったのは、国際結婚で、その上に、中国と、台湾の統一か、独立かの問題が絡んでいる。

継母と父が、結婚をした時に、台湾出身の父は、戦後1つの中国と言う立場を取って、中華人民共和国。

大陸の国籍を主張していた。
戦後、中国と日本は国交が無く、
台湾を中国としていた。



法的に保障されない結婚を、受け入れた経緯から、田中角栄さんが国交を中国と結んだ時に、日本で、中国国籍が認知されたのだが、結婚してからの年月を考えると、その時から結婚を結ぶ事に躊躇いが有った。

その時点から、私の中では、両親の死後起きるだろう問題は覚悟をしていた。

法律を無視した、いき方。
物事を、人間としての過ち以外は、法を法と思わない継母の生き方はある意味、傲慢な生き方だとは思う。

そして、法律は、時代によって、刻々と変わる。

父の職業は、歯医者の時期は短い。
若い頃の職業は、『華僑の銀行』の創立者である。

そして、組織が大きくなった時に、社長となる人物を引き抜いて来て、現場から引退。
常任理事に退いた。

個人の考えで扱うには組織が大きく成りすぎた。

外国人が日本の銀行で借金を出来ない時代の事。


その後、50歳過ぎた頃、学生時代取得した歯医者の資格で
生計を立てるようになった。

そうした経歴から、人間の浮き沈みを見てきたので、
『家は雨風しのげれば良い。
目に映るものを信じるな。


と言う、哲学を持つようになる。

傍から見ると、実に不思議な生き方に見える。
普通の人たちは、少しでも豊かな生活を求める為に、
仕事に励み、家を整える。

我が家は、目に見える形は出来てもしない。
下水道が引かれるまでは、トイレは汲み取り。
浄化槽を使うことは出来てもしない。

その事で、親とはよく喧嘩をした。
トイレが恥ずかしいと思う人は家に入れるな。
と一点張り。
親子別の家に住んでいたが、親の住む家も子供の家より、ボロかった。
良い時も、悪い時も、一定の生活を保つ。
お蔭様で、生まれた47年前と生活は変わらないで、
テレビ、電話、冷蔵庫、風呂。

最低限の生活は、何も変化していない。
生まれた時から、豊かで、慎ましかった。

親の死後。
一時は住む家を失い。
義理の兄の別荘に身を置かせてもらったものの。

別ける財産を失ったがために、兄弟が、私達と結婚していない、二人のために、会社組織を作り借金で賃貸ビルを建て、無いところに有る物を作った。

兄弟の絆を強くする事になった。

私は、誰から見ても、不合理な結婚をしたので、その時会社から、外され清算して個人の財産は何も残っていない。

その後の病気で食い尽くした。

叔父さんに伝えたのは、継母の死後、葬式の最中に、争いを恐れた、私達兄弟の一人に詐欺行為で財産を動かしたものが居た事。

その恐れ、犯罪行為を犯した兄弟の恐れは、理解できる事で、身内を責める事は出来なかった事。

継母の意志ではなくて、兄弟の内に初動で問題が有って、
継母の死後に対しても意志を告げる機会を失ってしまった事。


最後に叔父に、継母の夢を話した。
『もし生まれ変わる事が有ったら、結婚をしていない、父と出会って結婚したい。』
『子供は苦労だった。』

*****
もし、お金と言う財産を、継母が自分の兄弟に父の財産を流すなどの愚考を持っていたら、父の元に恥ずかしくて行ける筈が無い。


生前、継母の兄弟が財産で争って事に対して、継母と話した事があり、
親の事では争っても、『まさか兄弟には手は出さない。』と
叔母を信頼していた事。

信じる行為は防ぐ手段を捨てる事だ。
母親の純粋な気持ちの責任は自分達が責任を負うことになる。

そして、心配なら、叔母には一切見せるなと言われていた事。

そして、叔母に譲って欲しい部分の財産を言い残していた事。

それらの事から、父の財産を全て継母の兄弟に渡すなどと言う意志は継母自身には微塵も無かった事。

全ては残された人の、中で起きてしまった、不手際だという事を叔父に話した。

******
叔父はこんな事を言った。
『兄さんはこの世で死んでしまったとされているが、自分は別の世界で兄さんが今も生きていると信じている。』

叔父もまた、死後の世界を信じる人だった。

死後の世界を信じる事無い人には、死人に口無し。
もう居ない人に立てる義理も無くなる。
故人の顔に泥を塗る事を平気でしても、
熱心にどうして墓参りするのかな?

****

私は、夢で大切な事は、継母にその後を聞かれたり、
父と住むもう1つ世界を時々見ている。
亡くなった継母からの質問は。

「どうして私に聞くの?」
と思うような質問も有った。
恐らく、生前心の繋がりを持たなかった者とは死後、交信が出来ないらしい。
例え、残された人が、後に死んでも、繋がる事は無いのだと思う。

継母はどうして繋がらなくなったのか、疑問が有って私に聞いてきたのだと思う。

いくら墓を立て、掃除をして、手を合わせていても、割ってしまった絆は結ばれる事は無い。

*****
我が家の家系は、
民に時代に大陸から、台湾に侵略した民の御殿医。
漢方医の家系。

現代のように、お金で知識の買える時代ではない。
封建社会での
伝統的な家の家業だ。

その後、清朝に滅ぼされ、ひいお爺さんは8歳で孤児になり、親の所有する土地は(侵略の分配)は失ったが、
一代で再び地主になる。

第2次世界大戦の前に日本に留学して、歯医者の学位を取っていた父は兵卒として、取られる事は無かったが、叔父は日本の兵器の企業に就職をして、兵役を免れたという。

台湾は日本の統治にあった。

叔父が言いたかった事は、私達の遺伝子の中に、医者の意志が流れていて、その力は、「創造力」だと言う。

その力を父は人を見抜く力で、組合銀行と言う組織を作った。

弱点は、お金の事で争えず、途中で放り投げるところだと言う。

****
私にも少しだけ、運命が見える力が有る。
見えるものとして言える事は、

死期が見えても、それを動かせない事。
それと、起こるべき問題は避けられ無い事。

運命は、流動的で、個人のタイミングが熟していないと、
成るべき事が成されない。

運命は宿命的に変えられないものと、
それ以外の、自己実現には個人の心の有り方で、変わると言う事実。

*******

同じ遺伝子を運ぶものとして、個人の現れ方は違うけれど、
有る意味、運命の意図が見えてしまうのは家系が成す事だということで、少し孤独が癒えた。


先に起こる不幸が見えても、それが起きるまで運命を操っては、更なる不幸を呼ぶ。

一見悪く見える事。
そこをどう乗り越えるかで、人間の価値が決まる。

生きることは、幸せばかりではない。
問題は、その事をどう乗り越えるか。

人は、最後に何もこの世から持ち去る事は出来ない。
残るのは、その時心に何を思い何をしたか。

時代の功労は人が立ち去れば、風化する。
最後は裸。

わたしは、残りの人生を、死後誰の世界を共にするのか、
これからの行き方で、死後に会える人が変わる。

叔母は、いくら墓を磨いても、継母に会うことは今後無いと私は確信している。
欲で故人の意志を曲げてしまったからだ。

最後は裸で死んでいく人間。
法律的に正しくても、
人の道に外れる事は多い。
法の裁きより、失うものは大きい。


17回忌には家族の関係者を呼んだ。
叔母以外の継母の兄弟は付き合いが無い。

長兄が、『血の繋がりの無い子供を、30年も見てくれた。
その妹が持って行ったならよいではないか。』

と飲み込みにくいものを飲み込んだ。
その影には叔父の諭しが有ったようだ。

叔父を車で自宅まで送った後、叔父の家で、昔を語るまで忘れていたが・・・。

血の繋がりの無い叔母と従兄弟。
そして、その後流転した私達姉妹を見てきた、義理の兄が
始終、顔相を崩す事は無かった。

当事者は忘れても、そうして者が同じ席で、食事を楽しく過ごすことは、傍からは妙な気持ちがしたのだろう。

次は、33回忌。
その頃、ご先祖の仲間いりするそうだ。

後、16年後、この内の誰かは欠けていることは決まりきっている。

関係者が集う、最後の法要。
隠れた心の重荷が見つかって良かったと思う。
この件に関して、継母は無罪。
結果に対して作為が無かった事を明らかにした。
叔父さんと同じ世界に行くのか解らないけれど。
ひとまず良かった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年03月24日 04時40分33秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

泡雪さん

泡雪さん

コメント新着

C.Duffy@ はじめまして、ティッピーのお話を読みました。 突然すみません。 この記事のあと更新がさ…
えまちゃん。 @ Re:お久しぶり(06/14) 泡雪さん、お久しぶりです。 お元気です…
ツヨシ8 @ Re:あらら(02/24) 泡雪さんへ。  今日は!  お久しぶりで…
泡雪さん @ Re:苦手な声。(11/23) 唄入りも良かったよ。声に慣れれば。 すっ…
えまちゃん。 @ Re:苦手な声。(11/23) 泡雪さん、おはようございます。 いつもあ…
泡雪さん @ Re:胸が痛い。(11/17) えまちゃん。 心配かけた? 大切な人の、…
えまちゃん。 @ Re:胸が痛い。(11/17) 泡雪さん、おはおうございます。 お久し…
ブラジョン @ 泡雪さんへ お久しぶりです! 3月はじめに骨折した右…
けいの@ おひさ えーと、この名前で通じたよね。 しばら…
泡雪さん @ ブラジョンさん。 毎年覚えていてくれてありがとう。とうと…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: