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京都から来たばかりという、ご夫婦と夕食をご一緒しました。これからチェンマイやチェンライ方面に向かうそうです。おいらは反対にマレー半島を南に下り、いよいよ明日の午後2時45分発の列車でマレーシアへの移動です。シンガポールまで、バンコクからは2000キロメートルの距離なので、途中の待ち時間などもあって2泊2日がかり。とりあえず、ペナンの対岸の駅、バターワースまでの切符は夜行寝台で決定してますが、その先のクアラルンプールやマラッカ、最終ゴールのシンガポールまではどんな手段を使うか、決めていません。久しぶりのマレーシアです。こちらの鉄道は電化されてないので、何処へ行くにもディーゼル・カーが客車を力強く引っ張っています。
2009年01月31日
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土曜日です。この日にバンコクに居られるようにスケジュールをやりくりしたので、とても楽しみにしていたウイークエンド・マーケットに、まだ涼しいうちに到着。日本でエスニック雑貨を扱ってるひとなら、プロであれアマチュアであれ、知らないひとは居ないんじゃないかと言うほど有名な、バンコク郊外のチャトチャク公園で毎週、土曜日と日曜日に開催される、タイ最大の野外マーケット。とは言っても、最近はかなりの部分が屋根の下になってるけど。前は、ここにある美術作品というと、おみやげ用のありきたりな風景画とか、有名作品を模写したものなんかが主流で、面白くもなんともない場所だったんだけど・・・。最近になって、この国でも現代アートの作家たちのマーケットが出来つつあって、ウイークエンド・マーケットの片隅にあるブロックで若手アート作家たちの作品が発表されるようになって、数十軒のギャラリーが集まって来ました。確かな作品や、ユニークな作風のお店(ギャラリー?!)をひやかしながら、作家を兼ねた店主が多いので、作品の背景のことや、お互いの国の美術情報などを楽しく交換。この週末市場には、午前8時前に到着していたのですが、まず開店準備中の食堂の片隅で特製のカオソーイ(タイ風カレー・ラーメン)を無理言ってこしらえてもらい、腹ごしらえ。あとは、そこから数十軒のアート関係のギャラリーが集まっているエリアに移動する間に、ちょっとした雑貨などをチェックしただけで・・・ほとんど買い物はしませんでした。マーケットの片隅にあるブロックで若手アート作家たちの作品を夢中で鑑賞しながら、あちこちの関係者たちと仲良くなっていっしょに飲み物などを飲んでると、時間はあっという間に経過。気がついたら、お昼をまわってましたので、約4時間半ほど、ぶっ続けでギャラリー鑑賞してたみたい。汗もう、神経も集中し過ぎて疲れちゃってて、あとの買い物なんてする気がなくなりました。BTS に乗って、宿に戻り。近くの女王様の美術館でゆっくりとリターンマッチ。ここは、現地のアーティストたちが何人も推薦してた場所だったので、予想外の設備と内容の充実振りで、おすすめです。正式名称は、クイーンズ・ギャラリーです。名前と反して、日本のギャラリーのイメージとはかけ離れて、展示フロアが5階ぶんもあるおおきな新しい建物の美術館です。ガイドブックにも、あまり紹介されてないけど20バーツでたっぷりと堪能できると思いますが、ただ興味のないひとには時間の無駄なんでしょうね、きっと。付属して、ミュージアム・ショップやおしゃれなカフェも。
2009年01月31日
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カンチャナブリの宿で知り合った、就職間近かの大学生(いちおう、卒業旅行なのかな?)が一人旅してて、朝7:20のバンコク行き列車に乗るために、ちゃんと起きられるかどうか自信がないというので、早起きにだけは(年のせいか)最近自信があるはるるさん。約束通りに、6:30に彼の部屋のドアをノックしてあげて、いっしょの列車に乗ってバンコクに戻って来ました。やっぱり、カンチャナブリはしっかりと田舎町。そして、トンブリ駅に戻ってみると、バンコクは比較できないほどの大都会です。近くの、無料ステーションに、公営のレンタサイクルが置いてあるので、まだ一回もバンコクでサイクリングしたことないので、宿に再度チェックインして、一休みしたあと。半日ばかり自転車で、王宮やその周辺の中央官庁や公園、そして大学や美術館・博物館のほか、代表的な寺院がいくつもある、緑豊かで道幅にゆとりのある風致地区を、あちこち寄り道しながら時々アイスなど買い食いしつつ、ゆっくりのんびりとちゃりんこの旅を楽しみました・・・・外国に来て、自転車にまたがり、ペダルを漕いでいると妙にリラックスできるのは、なぜでしょう。アイスクリームやさんの屋台に、なぜだかウサギさんが4匹もつながれてましたが・・・芝生の上の木陰の中で、そいつらもリラックスしちゃってたなあ・・・だらしなく寝そべって。笑
2009年01月30日
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29日は、ずっとカンチャナブリの水辺周辺で過ごしていました。熟睡してるせいか、いつものように早起きして朝もやの中、宿の近くの大きな橋の上で、夜が明けてゆくのをしばらく眺めました。川上には、1キロ以上離れて「戦場に架ける橋」の舞台になった鉄橋がぼんやり見えています。乾季のはずなのに・・・思った以上に、水量のたっぷりとした早い流れが、足元をめまぐるしく移動して南国の豊穣さを実感させています。次々と流れる水草は、ホテイアオイが多いかな。こんな朝早くなのに、もうバイクや自転車のレンタルやさんが、宿の表の通りに何軒も軒を連ねて営業中。その中で、比較的メンテナンスの良さそうなレンタルバイクやさんに声をかけました。自転車は1日のレンタルが50バーツ。クラッチ式のバイクは150バーツ。オートマ・タイプの125ccバイクは、200バーツ。それぞれ日本円にすると、130円、400円、500円ちょっと、というところでしょうか。はるるさん、1986年にタイに来て以来ずっと、クラッチタイプだったのですが・・・今回は金払いをケチらずに初めて、ノークラッチの簡単オートマ・タイプに乗ってみることにします。いやあ、楽チン・楽チン♪これなら自宅なんかで乗ってる原付バイクと操作はまったく同じで、しかも馬力は2倍以上!さっそく、例の鉄橋までひとっとび。ついでに、タイの国鉄が直営してる観光用のトロッコ列車(20バーツ)にも、乗ってみました。気分は、団体さんのツアー客。手すりも何もない鉄橋を、野放しの観光客たちが好き勝手に渡ってるのを、かきわけるようにゆっくり走ります。しばらく観光した後・・・やっと、宿に戻って朝食とシャワー。一息ついてから、1時間で100バーツという宿のカヌーを借りると・・・宿の中の、川に面したテラスの一段と低くなった部分を桟橋のように使って、進水式。宿の若い男女のスタッフが、水に浮かべた不安定にゆれるカヌーに乗り込むのを手伝ってくれて、はるるさんは久しぶりのパドリングに、胸わくわく・・・・。支流の、水草が茂って迷路のようになってる水路を出ると、いよいよ本流です。ふつー、川下りするときには、必ずと言って良いくらいにトランスポート(運搬)体制を整えるものなんですが、ここにはそれがありません。あらかじめ、川下りするときにはスタート地点までカヌーを自動車などで運んでおいて、あとは本人が自分の好きなペースでゆっくりのんびり、カヌーでの水の上のツーリングを楽しめば良いだけ・・・・ってのが、多いんです。けど、今日は体力勝負。少し強めの流れにさからって、およそ1・5キロメートル上流にある鉄橋を目指しました。カンチャナブリ名物の、いかだの宿やレストラン、などが岸辺に点在してるので、てきとうに寄り道しながらも、なんとかかんとか、目指す鉄橋が目の前に迫って来た時には、やはりいつの間にか1時間ほど経過。。。。これだと、ふつーに地上を歩いてるよりも遅いよぉー。涙行く手を阻むものは、強い流れだけではなく、水の上に浮かぶ木の葉のような存在の不安定なカヌーは、その構造上、特に横からの波を船体に受けると、わりあい簡単に転覆しやすいものです。観光客を乗せた水上タクシーのような、スピード・ボートがけっこう頻繁に轟音を立てて上流から下流から、行ったりきたりするたび、はるるさんのカヌーは押し寄せてくる三角波に向かって、直角にして最小限に波のうねりの影響を減らそうと、涙ぐましい努力。このとき、川の流れに横腹を見せるかたちになるので、当然ながらこの体勢のときにはいくぶんか下流に押し戻されて、せっかくひいこら漕ぎ上って稼いだ距離もロスしちゃいます。号泣汗みずくになっても、カヌーに乗っているときの、水面とほぼ同じ水鳥の視線の風景はとてもすばらしいものです。音を立てず、人力だけでの移動手段なので、人間以外の生き物たちにも、自然の中でそうっと、すぐ近くまで警戒されずに接近できることも多いんです。真上の、戦場に架ける橋の上から、たくさんのひとたちがおいらを見下ろしながら、笑顔で手を振ってるのが見えます。見知らぬ旅人たちに、おいらも見上げて手を振り返します。ぎらぎらの太陽に向かって、まぶしい目をしながらタイ西部の田舎町の河でひとり。観光客たちが群がる鉄橋の袂にある公園の反対側、ちょうど対岸でつりしてる地元のおっさんの居るちゃちな桟橋にカヌーを接岸させて、しばしトイレ休憩あんどコーヒー・ブレイク。水の流れに、ただ身を任せるだけの帰り道は、まるでマラソン大会か鯉の滝登りみたいだった、必死の遡上の作業とは天と地の差がありました。笑やはり、気ままに楽ちんなカヌー・ツーリングは、こうでなくっちゃねー♪川のところどころに、自然発生してるハスの花の真っ赤な色が鮮やかです。口笛気分で宿の桟橋に戻って、カヌーを返しに行ったら・・・もう、2時間半は経過してるのに追加料金の請求はどこからもありませんでした♪♪日本人の男女がロビー近くでだべってるのに声をかけ、しばらくぶりの日本語での無駄話。郊外に、あやしげな鍾乳洞があるというので・・・昼下がりは、バイクを走らせて洞窟に向かう。いやもう、いかにもタイのひとたちらしい趣味で、けっこう深くて入り組んだ鍾乳洞のそこかしこには、怪しげな神様や仏様のオンパレードが、キッチュで色鮮やかで、ほんのすこしうらぶれていて、とてもオモシロイ場所でありました、20バーツだから、許そう。行くときと違ったコースをとった帰り道では、第2次世界大戦のときの欧米のひとたちの戦争捕虜などで亡くなったひとたちの戦没者慰霊の墓地がきれいな公園になって、ひっそりと広がっているのを見ました。勝った国にも、負けた国にも、戦争は必ず犠牲者を生み出します。夜は、さらにふたり追加された日本人が加わって、合計4人で鉄道駅近くのナイトバザールに繰り出し、屋台でタイ料理と、タイのぞうさんビールを飲み食いして、夜更け近くまで色んなことを熱く語る旅人たち、でした。
2009年01月29日
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運動会などでもよく聴いた行進曲、「クワイ河マーチ」をご存知でしょうか?!曲名を知らないひとでも、日本人なら殆んどのひとが耳に残ってる軽快な曲です♪ララ・ラララ・ラッラッラー♪ ララ・ラララ・ラッラッラー♪とゆー、お馴染みのメロディー。もとは、「戦場に架ける橋」という映画のテーマソングだったのですが・・・確か、口笛と共にスタートしてスケール大きく展開してゆく、ミッチ・ミラー合唱団の演奏。モデルになったのは、第二次世界大戦のタイ西部カンチャナブリー。バンコクのチャオプラヤ川の西岸に、トンブリ駅というビルマ国境方面に向かう列車の始発駅があって、宿があるカオサンからは、船で対岸に渡るだけなので意外と簡単にたどりつきます。なんと、この「超」をつけたいような、のんびりローカル路線鉄道。国立公園にもなってるタイ西部の山岳地帯にさしかかる場所にひらけたカンチャナブリーの町にたどりつくには、午前7時か午後2時ごろのふたつしか列車が出ていません。汗しかも、車両はすべて硬い木の座席ばかりで編成されてる三等車両ばかり。もちろん、エアコンなどは何処にも見当たりません。走り出して窓を全開してみるとドライヤーを当てられたような熱風が、小気味良くぶつかるように吹いて来ます。はるるさんは、正確にはPM13:55にバンコクのトンブリ駅を出た列車に乗って、PM16:20ごろにカンチャナブリー到着。目指したのは、ブルースター・ゲストハウス。川に面したテラスがとても静かな、でもリーズナブルな安宿200バーツ。日本円で1泊500円くらい。映画のモデルになった鉄道橋のすぐ下流に架かる、もうひとつの道路橋のたもと近くです。暗くなってから、その橋の上に立って。思ったよりも広い川幅を吹き渡って来る涼風に全身をさらし、夜空を見上げると・・・旅の途中であんなに立派だった満月が、現在は眉のように細く糸を引いて光っています。上弦の月なので、眉というよりは幼い子供の閉じたオメメに見えるかな?!久しぶりに、国際電話をかけて配偶者の声を聞きました。お互いに「いま、どこに居ると思う?」と尋ね合いましたが、どちらも当たりません。ついこないだまでラオスに滞在してたおいらは、バンコクに戻ったと思ったら、ふいに思い立って初めて訪問したカンチャナブリーだし。お仕事中のうちの配偶者は、北陸の金沢や、中部地方の高山に行ってたかと思ったら、現在は静岡県の三島に居るそうです。おとといあたり、親たちがふたりとも自宅を留守にしてるので、卒業旅行のムスメといっしょに東欧を旅行する予定の長男は、誰も居ない自宅に自分のパスポートをとりに来たそうで。『戦場にかける橋』(せんじょうにかけるはし、The Bridge on The River Kwai)は、1957年公開のイギリス映画。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』製作会社はコロムビア映画で、監督はデヴィッド・リーン。ピエール・ブールの小説『クワイ河の橋』をリーンらが脚色。第30回アカデミー賞 作品賞受賞作品。また、1997年に合衆国・国立フィルム保存委員会がアメリカ国立フィルム登録簿に新規登録した作品の1つである。なお、題名の「戦場にかける橋」は、原題からもわかるように、タイ王国のクウェー川に架かるクウェー川鉄橋を指す。第二次世界大戦の真っ只中である1943年のタイとビルマの国境付近にある捕虜収容所を舞台に、捕虜となったイギリス軍兵士らと、彼らを強制的に鉄道建設に動員しようとする日本人大佐との対立と交流を通じ極限状態における人間の尊厳と名誉、戦争の惨さを表現した戦争映画。劇中に登場する英国兵への数々の懲罰は原作者のブールが実際に体験したものである。但し、近隣にある戦争記念館にある当時の日本軍によって実施されたものとされる数々の拷問法なども、日本人の発想にないヨーロッパの魔女裁判にて行われたものを後年脚色して展示したものである。但し、泰緬鉄道において捕虜が橋を設計し、かつ工事を行った事実はない。実際には、捕虜が携わったのは資材運搬などの単純労働のみで、架橋工事自体は日本陸軍の鉄道連隊が行った。また、現在残っている橋脚も木製ではなく当時の鋼鉄製のままである。当然ではあるが事実と異なる脚色が多い。ブールは非白人の捕虜となったこと、懲罰を通して受けた屈辱を生涯忘れなかったとされ、映画化作品における、日本人との間に信頼関係が築かれるという脚色に不満を抱き、後年発表したSF小説『猿の惑星』で日本人を猿として描くことでそれを解消したという見解も存在する。なお、この説はテレビ朝日の特別番組『ドスペ!』映画特集でも紹介された。舞台となった鉄橋が架かる川の旧来の名称はメークロン川であったが、この映画によって「クワイ川」が著名となったために、クウェー・ヤイ川と改名され、クウェー川鉄橋は公開後半世紀経過した現在でも観光名所となっている。 また、劇中で演奏される『クワイ河マーチ』(ボギー大佐)も世界各国で幅広く演奏される、数ある映画音楽の中でも最も親しまれている作品の1つである。2006年にDVD『戦場にかける橋 アルティメット・コレクション』が発売された。特典映像として、製作に関するドキュメンタリーやフォト・ギャラリー、オリジナルの予告編が収録されている。また、日本語吹替音声が新規に収録されている。旅の途中では、ずううーーーっと打海文三の著作ばかり読み続けています。手元に未読のぶんがないときには、同じ本を繰り返し、読んでいます。読むほどに、心に沁みます。ときどき、わけのわからない感動で、ひとりでに涙がこぼれたりしています。すごい文章を紡ぎ出すひとですが、つい最近、若くして亡くなってしまったことがとても残念です。このひとのさらに新らしい作品は、もう読めないんだ。そう思うと、せつなくなって世の中がよりいっそう美しく見えたりしちゃいます。にんげん、いきてるうちに、やりたいことはやるべきだ。つよく、そう思う。<はるるの最近読んだ本・過去日記、の一部です。> ↓人類の道徳的進化★白石 一文と白石 一郎 パパとムスメの7日間 五十嵐貴久 酒見賢一『墨攻』が映画化ちいさな王子さま★ サン・テクジュペリ ほわほわと切ない『センセイの鞄』川上弘美☆ 87分署シリーズ~エド・マクベインの訃報。 「柳橋物語」山本周五郎 「ムーミン谷の仲間たち」トーベ・ヤンソン 「にぎやかな天地」宮本輝なんとなくな日々★川上弘美のエッセイ集 石田衣良「反自殺クラブ」ほか。 とんでもない本!角田光代「酔って言いたい夜もある」 少女のようなオトナ(よしもとばなな「なんくるない」より) オスの負け犬☆酒井順子西原理恵子【晴れた日は学校をやすんで】唯川恵 「一日の終わりに思うあなたのこと」 かなり読書好き!鈴香容疑者&マリリン・モンロー生誕80年記念本! 中島らも絶筆「酒気帯び車椅子」ほか★ぼくが最近読んだ34冊コンプレックスと自惚れは、生きるために女性がまとった鎧だ、けれどそれは壊れやすい。 (ちょっと前に読んだ「淫らな罰」 岩井志麻子著の短編集より)もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月28日
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バンコクに、リバービューという名前のゲストハウスがあります。ホテルや安宿が密集してるエリアとはかけ離れて、チャイナタウンのはずれです。 この界隈にはごちゃごちゃと道が入り組んでいて、スクラップの大きな自動車部品なんかが山のように積み上げられ、機械油独特の臭いを熱帯のほこりっぽい空気に乗せて漂わせているような、庶民たちの暮らす下町。 実は、昨日辺りまでは華僑系のひとたちにはお祝いの時期で、中国正月の盛大な花火の燃えカスが子供の背丈ほどもあるような大きな竹篭のゴミ入れに、うず高く集められてるのが・・・彼らの喜びを目に見えて現わしてます。 そういえば、チェンマイでもラオスの片田舎でも、何処に行っても華僑系の個人商店などでは、正月祝いらしい大きな赤いちょうちんを見かけたものです。欧米風のお正月は西暦の太陽暦で数えた新年の1月1日。 いっぽう、タイのお正月といえばお釈迦さまの生まれた日を基準にした仏暦の4月上旬、水掛けまつりとしても知られる「ソンクラン」のシーズンです♪ この日の前後には、少し長めのお休みがあって、首都圏で勉強したり働いているけど、ふるさとから出て来ているタイのひとたちは、みんないっせいに里帰りするので、日本の年末年始といっしょで帰省ラッシュがあったりします。 それとは別に、タイの社会では中国系のひとたちの数なんかも馬鹿に出来ないほど大きくて、彼らのアイデンティティとしての月の満ち欠けを基準にしてる太陰暦による旧正月があります。昭和という、ちょっと昔の日本でも、旧正月の風習は色濃く残ってたものですが、今は昔。 外国に進出して定着している中国人社会の中でも、タイの華僑系のひとたちは最もスムーズに現地に溶け込んでいて、比較的に人種融和ということで成功しているケースらしいです。政情不安があったりしたとき、暴動の矛先になって焼き討ちにあったりする、フィリピンやマレーシア、インドネシアなどとは、かなり隔たりがあるようで。 とゆーわけで、タイという国に暮らしてるふつーのタイのひとたちにとっては、なんの違和感もなくお正月とゆーものは、いちねんに3回、やって来るものらしいです。そんな人口の数割とも言われてるタイの中国人コミュニティの最大の集積地がヤワラートとも呼ばれる、バンコクの下町チャイナタウンです。 その外れの、繁華街から距離を置いた場所にはるるさんが20年ほどお気に入りで、よく旅の最後の夜をひとりで感傷的に過ごしたりするのが、チャオプラヤ川の船の上からだとその存在が良く分かるけど、いざ、地上に立って入り組んだ細い路地をたどろうとすると、迷路のようでなかなかたどり着かないリバービューという名前のゲストハウスです。 一昨年の十月の満月は、バンコクの母なる大河を見下ろすゲストハウスの四階のテラスにいました。 明日は、日本に帰るという晩で、なんとなく眠れないままで、ぼんやりとビアチャンやラオ・カーオなどに酔いながら。深夜になっても熱帯の風に乗って来る、中国風のずんぐりしたシルエットの木造貨物船の立てる、かすかなエンジンの響きと波音の中に身を委ねていたのです。☆夜明けのメナムから見たエメラルド寺院 四年前の十一月の満月の夜は、タイの国全体が「ロイ・カトゥ-ン」と言う、灯篭流しでした・・・。四月にある、水かけまつりとして知られるタイ正月の「ソンクラーン」と並び、タイの国民行事としては二大イベントと言っていいくらいの規模のお祝いです。灯篭流しや花火大会などもあって、まるでロマンティックな日本の夏祭りの風景。この祭りの本場は、何と言っても世界遺産登録のスコターイ遺跡でのフェスティバル。 実物の遺跡を使った舞台装置のなかで、数百人もの出演者によるミュージカル仕立ての歴史再現ドラマが圧巻です。百人以上もの本物の僧侶や、十数頭の本物の象さんたちも出演して、いにしえの王朝当時の衣装をつけた沢山の兵士たちが、宿敵のビルマ兵たちと激しい戦闘シーンを繰り広げたり。観光客向けには有料の桟敷席が用意されていますが、正面の特等指定席でも、日本円で千円ちょっとくらいでした。 エジプトで行なわれた、あのギザのピラミッドの前での歌劇アイーダ公演の指定席が、ひとり十万円でもたちまち売り切れたのを思い出すと、申し訳ないくらい素敵な二時間でした。このスコターイ公演の迫力あるシーンは、よく観光ポスターやパンフレットの写真として使われていますから、それとは知らずに目撃してる皆さんも、きっと多いでしょう。 もちろん、池には無数の蓮の花の形をした灯篭が浮かんで、ゆめの世界のように揺れていました。 カオサンの宿から、乗り合いバスみたいなエキスプレスボートに乗って、バンコク中央駅まで、マレーシア行きの列車の切符を買いに出かけたついでに、近くにあるなつかしいリバービューゲストハウスに寄って、最上階にあるレストランの風の吹きぬけるテラスで、冷えたビアチャンを一気に飲む開放感と爽快感。なつかしさといっしょになって、真昼間だというのに・・・もう、たまりません。
2009年01月27日
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昨夜、しばらく深く眠ったあと深夜の午前2時過ぎにトイレに立ったら、そのそばのロビーで宿泊客たちが4・5人集まって、とてもなつかしい音を立てていました。予想にたがわず、そこにはマージャン卓を囲んで和やかな光景が。初心者の「みなみちゃん」という、うちの息子と同世代だというおんなのこが混じっているので、あまり賭け事のレベルにもならず、お遊びのよう。しばらく見てるうちにゲームが終了して、そのおんなのこがパスすることになって、はるるさんも参加させていただいて半チャンを2回ほどプレイ。最初は2番手につけたけど、後半はボロボロで、自分がリーチをかけた勝負もすべて完敗。でも、実に久しぶりで楽しかったなあ。おかげで、2度目に寝たのは午前4時過ぎになり、目覚めたのは10時近く。旅の途中では、初めての寝坊です。汗宿の洗濯機で衣類をまとめて洗いながら、ホットシャワーで立ち直り、両替をしながら午前中の散歩。いま泊まってる宿の、エレベーターの中にあった張り紙。こんなものを眺めながら、隣接した寺院の横手を、まわりこんでゆくと、こんどはこんな迷い猫の張り紙が。裏手のバス通りに出ると、間もなくバンコクを貫く大河チャオプラヤを上下するエキスプレス・ボートに乗船できる桟橋に入る小道があります。朝の川風はすがすがしい。川の水はちょっと汚れてて、ごみもあるけど。その圧倒的な水量の前には、ちっちゃなこと。数十円の船旅は、何度乗っても快適です。【東南アジア周辺国に関する、はるるさんの過去に書いた日記】(の、ほんの一部!) ↓ ↓映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 ★これは↑タイ王室伝統の儀礼用乗り物。2005年にバンコクの国立博物館で撮影。映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れアユタヤ遺跡の塀の上で気持ち良さそうに眠ってる、わんこ。タイ★今日のわんこ タイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。映像】カンボジアの田舎町を散歩 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月27日
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今日の朝、6時ちょっとにはバンコク中央駅に到着。メコン川をはさんで、ラオスとの国境を接するタイ東北部のどんづまりの駅、ノンカイからちょうど12時間ほどの夜行寝台列車での旅でしたが、それほどには長い時間に感じなかったのは、レールの音を枕にした寝心地がよっぽど良かったんだと思います。読みかけの本をしばらく熱心に読んだ後、さっきまでお喋りしてた通路を隔てたお向かいのベッドで、上と下に分かれた中国人と韓国人、そして真上のベッドに引っ込んだスウェーデン人のひとたちに「おやすみなさい」とあいさつしたあとは、ぐっすり眠ってしまい、おかげで朝焼けの時間にすっきりと目覚めることが出来ましたから。この、ノンカイからバンコクまでの2等(1等は個室)寝台列車の切符の値段は1800円ほど。。。。なので、日本では不可能なぜいたく気分が、お気軽に楽しめます♪宿に荷物を解いて、移動が続いて書けなかった昨日25日のぶんの日記を近所のいちばん格安なネットやさんで、更新。さて、はるるさんの旅行も後半戦になって、帰国日までは残すところ9日間。明日からシンガポールまでの旅行プランが(かなり)足りない脳みその隙間をぐるぐる駆け巡ります。バンコクに戻ると、ラオス国内の移動などと違って、交通の手段がほんとうに色々と選ぶことが出来るんです。気軽に行ける観光地なども、多様にあるし、ね。いつの間にか、あっという間に旅を始めてから2週間を遥かにオーバーしてしまい、ときには現在が何日でいったい何曜日か?なんて、改めてホンキで考えたりしちゃいます。なんせ、毎日がホリデーの真っ只中ですからね。わかんなくなってる長旅のひとって、けっこう多いみたいです。汗過当競争で、いっときはバンコクとシンガポールの間の格安航空券が、サービスのし過ぎで数千円なんてこともあったらしい。で、ぎりぎりまでバンコク近辺でうろうろしてるのには、一挙に空路でも良いかな!?などとも思いましたが、世間は甘くなかった。最近は、その路線の航空会社同士の競争も落ち着いてしまっていて、ネットや代理店を調べてみても、通常価格と比べても大した割安感はなし!とりあえず、マレーシアのペナン近くまで、バンコクから出てる国際列車の切符はとれそうなので、そうするのがいいみたい。昼飯は、久しぶりの日本食を・・・とゆーことで、楽天ブログ仲間の竹亭さんで、なつかしい味の定食など。そのまま、ふらふらと足がのびて、近くの王宮前広場で色とりどり、かたちもさまざまな凧を売ってるお店がいくつも出ていました。けれど、子供が揚げている姿は見当たりません。唯一、いちばんちっちゃな凧をもって、その売りやさんの周囲を往復してるのは、どうやらお店のひとのムスメのよう。「そういえば、こっちでも凧揚げのシーズンなんてのがあったよなあ」と、ひとりごと。日本では、子供の遊びがすっかりアウトドアからインドアになってしまい、凧揚げなんて廃れてしまって久しいですが・・・少し前まで、タイのこの広場では、シーズンになると大人も子供もいっしょに揚げる沢山の凧がいっせいに揚がっていて、それはきらびやかで見事な光景だったのを思い出します。ずいぶん前に、この近くにあるタイの国立美術大学、シラパコーン大学の構内にそこのOBだというタイの友人に連れて来てもらい、見学させてもらったのを思い出しました。王宮の近くには秀才たちの集う名門チュラロンコン(日本でいうと東大)と並ぶタマサート大学(こちらは革新的な京都大)をはじめ、国立の博物館や美術館もひしめいて、文化ゾーンを形成しています。とりわけ、日本でいえば東京芸大に相当するシラパコーン大学と言ったら、なんとタイで最高の格式を持ち、最も美しいタイのシンボルとも言える寺院、ワット・プラケオのとなりに位置しちゃってます。学生たちが作品を製作中(女性の裸体像だった)の教室の窓からは、手が届くほど間近にそのワット・プラケオ寺院のきらびやかな輝きが。学内では、画集も出てる有名作家(教授)の大規模な個展や学生や院生のインスタレーションが開かれてましたが・・・。怖いもの知らずのおいら、実験的な映像製作をしてる現場を見学しつつ、居会わせた教授やアーティスト、女神にようなコスチュームを身にまとったモデルさんたちと打ち解けて話してる内に、その女神と対面する男性役で、ハプニングのように作品にモデルのひとりとして出演することになってしまいました。その演出をしてた教授は、良く聞くとさっきまで鑑賞してた個展の作家さん本人で、おいらも恐縮しきりでしたが・・・一緒に、彼の作品前で記念撮影をさせていただき、名刺交換なども。。。おお、日タイの草の根芸術交流。汗
2009年01月26日
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ラオスでも最近とみに人気が上がってる景勝の地、バンビエン。朝方、宿のすぐ近くを流れる川のほとりで、アツアツでパリパリの焼きたてバナナチョコレート味のパンケーキを食べました。なぜか、朝からラオスビールの大瓶と一緒に。(実は、寝る前に部屋で飲もうと思ってたのに、そのままぐっすり寝ちゃってた!)汗周囲は奇岩の山々に囲まれている、昨日も同じように何をするでもなくたそがれどきをぼんやりと過ごした、あの水墨画の世界がみずみずしく朝日に染まっています。あまり量があり過ぎて、前夜少し食べ残してたベーコンサンドもつまんだら、もうおなかいっぱい。実は思ってたよりも少し、ラオス滞在が長くなったので、こちらに数泊して、カヤックでの川下りなど、色んなアウトドアツアーにも参加しようかという当初の心づもりを変更。バンビエンをVIPバスで10時ごろ出発。途中のビエンチャンも通り過ぎるだけでスルーして、そのまま今日からはタイに再入国しちゃうことにしました。もとは台湾の観光用だったらしい中古の大型バスは、いくぶん故障をかかえながらも、なんとか1・2時間遅れの午後3時前後にはビエンチャン到着。そのまま国境の友好橋まで、同じバスに乗り合わせた欧米人たちと割り勘で乗り合いトラックで移動。最初は、メコン川にかかる国境の橋を歩いて渡ろうと思ったんだけど、ラオス側の出入国管理の建物を出たところから50円ほどで対岸のタイ側のイミグレーションまで、シャトル・バスが出ていて地元の人たちもみんなそれを使ってたので、安易な手段にすぐ流れてしまうおいらも、たちまち便乗。メコン川にかかる橋を渡って、ラオスの首都ビエンチャンからノンカイへ。さすがに、中流域のここまで来ると、ルアンプラバンやチェンコーン辺りよりも川幅が広いような気がします。ノンカイで1泊してみようかと思ったけど・・・まだ午後4時前。夕方の6時20分発の夜行寝台特急列車のチケットがとれたので、レールの音を聞きながら車窓の星空を眺めつつ、バンコクまで直行しちゃうことにしました。2時間半ほど、ゆとりの時間があるので、この鉄道駅から7キロばかり離れた郊外まで三輪タクシーを使って往復することにしました。混雑する日曜日に市街地を横断するため、ちょっと移動の所要時間は流動的ですが・・・なんとか、現地での見学時間を1時間は確保できそうです。国境の町ノンカイですが・・・ここには、10年ほど前からずうっと気になっていた存在、奇妙奇天烈な仏教関連の彫刻がわんさかひしめいてるという寺院、はるるさん期待のワット・ケークがあるんです。一応、仏教寺院みたいなものなんだけど、新興宗教みたいな集団が製作したものらしい。そーいえば、ベトナムのメコンデルタ地帯にも、前衛芸術のオブジェの群れのようなわけのわからん新興宗教のコロニーがありました。コッポラの名作映画「地獄の黙示録」のモデルにもなったと言われてるそうですが。あのとき体験したものよりも、色んな宗教の歴史的ルーツも感じさせて、こちらのワットケークのほうが、何倍もおどろおどろしさが迫って来たような気がします。白昼夢のような、サルバドール・ダリの巨大な悪夢のイメージがそのまま、現実に目の前に「どうだ!」と、突きつけられたショックが、寺院内に足を踏み入れたとたんおいらの背骨をぞくぞくと駆け抜けました。おお、こんなものたちに出会えるなんてっ!生きてて良かったぁー!!写真を撮りまくったので、あとで公開します。だだ、美術史的にはきっとゲテモノ扱いされちゃって、なかなか評価はされないのかなあ。。。。ちなもに、拝観料は50円でした。【アジアに関する、はるるさんの過去に書いた日記】 (の、ほんの一部!) ↓ ↓香港の女人街で見たわけのわからないもん 映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像】カンボジアの夕陽が沈んでから 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れタイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。チェンマイ★お洒落なニマンヘミン通り映像】カンボジアの田舎町を散歩 ☆鋭くそびえるのは、『さかなのしっぽ』と言う意味の名前を持つ山、マチャプチャレ。このネパール第2の都市ポカラから1日ほど歩いた峠の山宿、チャンドラコットのチベッタンのおっかさんは「マチャプチャ」って、呼んでいたなぁ・・・ネパールの魚の尻尾 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月25日
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予定通りにバンビエン到着して、午後3時。400円ほどの宿にシングル・ルームをとってさっそくレンタサイクルで川辺の景色を楽しみました。たっぷりとしたきれいな水が目の前をゆったり流れて、中国の桂林を思わせるような奇岩の山々が周囲にいくつも聳え立っています。うっとりとさせる絵のような世界が、現実のものになって旅人を包み込んでいます。手作りの危なっかしく揺れる竹の橋が川を横切っているんですが、ひとや自転車ばかりでなく原付バイクもそのたびに足元をグラグラさせながら、ひんぱんに通ります。500メートルほど下流には、もっとしっかりした鉄橋があるんだけど・・・そちらは有料橋になってた。歩行者も30円、自転車も60円とられるもんで、地元のひとたちは足をまくって、浅瀬を渡ってるひとも多く、その姿もなかなか風情があります。昨日の夕食のこと、目の前に日本人のようなんだけど、どこかそれらしいたたずまいではなくって、アジアの香りの中にどっぷりと馴染んだような女性が3にん。聞いてみると、現在ベトナムに在住してるひとたちらしくって、それも全く別々にハノイのある北部とダナンやフエのある中央部とサイゴンやメコンデルタのある南部と、それぞれに暮らしてるひとだという。普通の日本人旅行者と違って・・ちょっと、すてきに見えました。そしたら、今朝になってルアンプラバンを出発して、バンビエンに向かう途中、6時間ほどの行程の中で、中休みのお昼に見晴らしの良い展望台のところで、同じ方向に向かう一人旅の日本人女性。現在は上海在住で、「こう見えても配偶者が居るんですよ」と微笑むお方。上海で性格のきつい中国人たちに囲まれて生活してるせいか、「ラオスを旅行してると、本当にみんながみんな人当たりも性格もやさしく思えて、困っちゃうんですよ。それだけ、上海でハードにもまれてるってこと、かな?!」なんて・・・やっぱり、そうなんでしょうね。「その3人なら、きっと私も昨夜のナイトバザールで、何回もすれ違った覚えがある」そうでした。ベトナムの3人組は、どうやら買い物にご執心で・・・夕食を同席したあとも「これからショッピングのリターン・マッチをして来ます!」なんて威勢がよかったもんなあ。きっと、そうかも。夕暮れ時に、京都の川床みたいな簡単な食堂が水辺にあって、とっぷりと暮れてゆくまでの時間、そこで飲んだり食べたり、写真を撮ったり、ぼんやりしたり、ハンモックを揺らしながら、つかの間まどろんだりしても、さじきの使用料は無料。パイナップルシェーキが50円。焼きたてフランスパンに、たっぷりの野菜とベーコンをはさんだ、かなりおおぶりなベーコンサンドが130円。暖かいそよ風のような川風に吹かれて、時間が止まったような、贅沢なひとときです。合計たったの180円で味わう、天国のような食事処。★タイでいちばんの格式を持つ王様の寺院、ワットプラケオのタイ・スタイルの天使はこんな、です。笑少し、ラオスが長くなったので、当初の心づもりを変更。明日からはタイに再入国しようかと思っています。メコン川にかかる橋を渡って、ラオスの首都ビエンチャンからノンカイへ。ここには、奇妙奇天烈な仏教関連の彫刻がわんさかひしめいてるという、はるるさん期待のワット・ケークがあるんです。わくわくしちゃうなあ。【東南アジア周辺国に関する、はるるさんの過去に書いた日記】(の、ほんの一部!) ↓ ↓映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れタイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。映像】カンボジアの田舎町を散歩 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月24日
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今朝は、かなりの時間をかけて古都ルアンプラバンの寺院の中でも、最も美しいとされているワット・シェントーンの境内をじっくりと散策しましたが・・・。あんまりじっくりとつきあい過ぎて、いささか歩き疲れました。チェンマイでは、前半に2日間ほど自転車に乗ってましたが、後半の3日間はバイクを乗り回して遠出もしていたので、およそ1週間ぶりのちゃりんこ、です。お昼過ぎ、宿で一休みしてからシャワーでさっぱりして、自分で洗って共同のベランダで干しておいたTシャツなどにお着替えしてからの、サイクリング・ツアー。1日分500円というのを、なんとかかんとか半日分ということで100円だけオマケしてもらって、400円でマウンテンバイクタイプの自転車を借りました。返却は7時がリミットなので、約6時間。まず向かったのは、町外れにあって、とても徒歩では行く気がしないワット・タートルアン。 中央の仏塔には、国王の遺灰が納められている寺院。格式の高さは偲ばれるけれど、かなりさびれている様子でその軽い荒廃のたたずまいが、なかなかの風情。境内をかけめぐってる、ニワトリさんたちだけがやたらに元気いっぱい。静かな僧坊のテラスに腰掛けてる少年僧のふたりが、熱心に下を向いてなにをやってるのかと思ったら・・・携帯電話を熱心に操作してた。笑ワット・シェントーンと同様に500年以上も前から創建された、スイカみたいな特異なかたちの仏塔で知られるワット・ビンスナラートは、その国王の遺灰が納められているワット・タートルアンから自転車で5分と離れていません。熱心な仏教徒であるタイ人たちは、他に多く見られる欧米人の旅行者たちと違って、けっこうまめにお寺をまわってるみたいで、ここでもさっきの寺で会った4-5人のタイ人の女性たちに遭遇しました。メコン川の支流にかかった、歩行者と二輪車専用の鉄橋があって、そのほとりに緑のうつくしいちいさなリゾート・ホテルがあるんだけど、そこの川を望むテラスが気持ち良さそうだし、メニューの値段も手頃そうだったので、ちょっとブレイク。ビールを飲みながら、しばしの高級リゾート気分。民族衣装風の制服を着たウエイターやウエイトレスたちも訓練としつけが行き届いていて、ひかえめな笑みを絶やしません。前回の旅で宿泊した小奇麗な中級ホテルのリバービューホテルがなつかしかったので、前を自転車で通ってみると、目の前に竹で編んだささやかな橋が、農家と畑しかない対岸まで続いてるもんで、つい足を向けたら・・・その手前にあずまやみたいのがあって、チェックポイントみたいな役割をしているようで橋の番人に40円とられました。苦笑念のために聞いてみると、往復の料金だそうです。さらに残念なことに、午後6時からは通行無料になるらしいのですが、はるるさんが通ったのはそのちょっと前。レズビアンらしい、タイのひとのカップルと岸辺でじゃれあってから戻ろうとしたら・・・まだ、6時までには少し時間があったのにチェックポイントに人影はない状態で、みんなフリーパスでした。しばらく、有名どころの寺院が続く地帯の道路を、水のにおいのする川沿いに走ります。半島のように突き出たルアンプラバンの端っこで沈んで行く夕日を眺めようかと、道路に自転車を止めて、斜面を岸辺に下りていったら・・・数人の少年僧たちがささやかな敷地の畑で農作業をしてるとこでした。そのうちのひとりが、大きな声を出してこちらに手を振っています。なんだろう??「ぼくを、覚えていないか?いつ、この町に再び来たのか??」そうでした、4・5年前にここに来て、この斜面の畑の真上にある寺院の境内で、カタコトながら、いろんなことを話した小学校の上級学年くらいのオトコノコでした。「いまは、16になったよ!元気そうだね」前に会ったときは、けっこうはにかみやさんだったような記憶があるんだけど、見違えるようにしっかりした感じです。
2009年01月23日
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さっき、宿の目の前にある旅行代理店でルアンプラバンからバンビエンまでの切符を手配しました。およそ1000円ちょっとで、クルマに5-6時間乗ることになるんだけど・・・普通のバスに乗ると、直通でも8時間ぐらいかかる距離です。途中の大部分は山道で、少数民族の集落が点在してたりしますが、これでもラオスの国内基準では幹線道路のほう。おいらが選んだのは、ミニバスと呼ばれてる、いわゆる10人前後のひとたちが詰め込まれるワンボックスカーみたいなもんですね。この他の交通手段として、旅人が選べるのはふつうのバスと、VIPバスと呼ばれるもの。どっちも前回の経験からすると整備が悪いし、道路事情も未舗装の部分が多くて決して良くないので、いろんなアクシデントに遭う確率も多くて2・3時間の足止めなども珍しくありませんでしたので。考えられる手段としては、いちばん確実に早く着きそうなミニバスにしてみました。どんな具合かは、実際に乗ってみるまで判らないんだけどさ。昨日の午後は、ルアンプラバンの国立博物館を300円の入場料金を支払って見学。フランス植民地時代に、唯一その存続が許されていたという王族の住まいだった場所が、その後になってラオスが共産主義国になってしまい、家族が国外に亡命した後は博物館になり現在に至っています。おもしろいのは、この王宮だった建物は当時のフランス政府が王様にプレゼントしてくれたもの、らしいのです。ですから、建築の設計も平面図で見ると十字架をふたつ重ね合わせたような、ヨーロッパのスタイルを踏襲してたりします。でも、さすがに熱帯の風土に合わせて、ふんだんにチーク材が使われて、ひんやりとした木材の床の感触はいかにもコロニアル(植民地)風の住まい。王族が、各国との交流で手に入れた献上品などを集めた部屋があるんですが、その中にいつの頃のものかは知りませんが・・・「東京都の鍵」なんてシロモノまでありましたよ。笑別棟に、1950年代に王族が使用していたという馬鹿でかい特別仕様のリンカーン・コンチネンタルと、いかにもフランスの属国らしい大型のシトロエンが錆びかかって陳列。時代物の4WD や、レジャー用のスピードボートなどもありましたが、きっと目の前のメコン川に浮かべたんだと思います。☆黄昏のルアンプラバンで見つけた一番星。~ラオスの手漉き紙ランプシェード今日の早朝には、夜明け方に数百人の托鉢僧たちの沈黙の行列を目撃したあと、世界文化遺産に登録されている古都ルアンプラバンの寺院の中でも、最も美しいとされているワット・シェントーンの境内をじっくりと散策しました。大部分の寺院が無料で拝観できるこの町でも、ここは数少ない有料の場所。このルアンプラバンは古い歴史を持ち、たび重なる戦乱や革命の荒波を乗り越えていまなお美しい佇まいを見せています。フランスの植民地支配以前に66あった寺院のうち、およそ半数の32が、当時の姿そのままで立ち並び、500年以上の歳月を超えて、ワット・シェントーンやマイ・スワンナブマーハム寺院が風格ある姿を昔も今も変わらないメコン川から流れる早朝の川霧の中に浮かばせています。典型的なルアンプラバン様式の寺院の屋根は優美な曲線を描いて層をなし、まるで地面を掃き清めるかのように軒先が低いのが特徴。この本堂のうしろの壁にはモザイクで「生命の木(マイ・トーン)」が描かれていますが・・・かつて寺院にあった大樹がモチーフだそうです。よそから来た、少年僧が交代に記念写真を撮ってたので、しばらくいっしょに片言の談笑。宿の近くに戻って、どう見てもオレンジ色にしか見えないラオス・スタイル?!の濃い目に入れた紅茶を飲む。練乳ミルクが2センチ!ほども入ってる、たっぷりと甘いミルクティーは30円ほど。昨日も、今朝もやたら歩いたので。このあとは、はるるさん。この日記書いてるネットカフェでもレンタサイクルをやってるというので、1日150円払ってちゃりんこでメコンの川風に吹かれながら、じっくりと寺院めぐりを夕方までしたいと思います。明日のバンビエンには、午後3時ごろには到着しそうですが、メコン川の河畔にある田舎町ですが中国の桂林に良く似た景色が広がる、とてもゆったりしたところだそうな。前回は通り過ぎただけの町だったので、今回は落ち着いて泊まってみたいな、と思いました。そちらも、楽しみ。【東南アジア周辺国に関する、はるるさんの過去に書いた日記】(の、ほんの一部!) ↓ ↓映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 ★これは↑タイ王室伝統の儀礼用乗り物。2005年にバンコクの国立博物館で撮影。映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れタイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。映像】カンボジアの田舎町を散歩 ☆タイとカンボジアの国境の町では、沢山の物資が流通しているので、多くの手製リヤカーが活躍してました。映像】バンコクでホッと一息。~カンボジアからの帰還。 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月23日
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エアコン衛星放送テレビ冷蔵庫にバスルーム。ツインルームで、これだけ付いててもラオスのこの町では1000円ちょっとで泊まれるところがいっぱいあることに気が付きましたが・・・これは、円高の今だけの現象でしょうか?!昨日の日記で書いた宿から、もうちょいとばかりエコノミーな宿にお引越ししました。同じツインですが、扇風機しかついてません。汗★昨日の夜、ネットカフェで日記を書いたあとにラオスビールの大瓶と、サンドイッチと、つまみの屋台で買った揚げ物をもって、宿に帰る途中。薄暗い歩道の段差で思いっきりモロにすっ転んでしまいました。ビールはビニール袋の中で割れてしまい、揚げ物とサンドはびしょびしょ、ひざ小僧と手のひらは痛いし、目から星は飛ぶし・・・いやもう、仕方ないので。執念でもう一度、同じものを買い直してやりました。こーゆーときの、ビールの最初の一口はたまりません、笑★おととい20日の船旅の途中のエピソード日記を、今日になってついさっき更新しました、暗闇に沈む河畔の町 よければ、こちらもあわせてお読み下され。
2009年01月22日
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まるまる2日間かけて、メコン川をゆっくり下って夕暮れ時にようやく着きました。ラオスの古い王朝の面影を色濃く残したルアンプラバン。川旅の様子は、別の日記でも書きたいと思いますが・・・今回は、移動の途中で川辺に現れるぞうさんたちの姿が見られなかったのが残念でした。けど、ラテンアメリカの旅行者の一団が、同じ船の中でギターをかき鳴らして、得意のボサノバやタンゴを見事に披露してくれたばかりでなく、イタリア民謡からアメリカ国家、そしてビートルズの「オール・マイ・ラビング」なども唄ってくれて、みんなでコーラスしながらビールをラッパ呑みしたのは、楽しかったなあ。やたらに陽気なおにいちゃんと、すぐに踊りだす肉感的なおねえちゃんたちに囲まれて、ほほ寄せられて記念撮影などしちゃう、でれでれのはるるさん♪やっと到着したルアンプラバン。ほんとうにちいさな町なのに、その昔は都がおけれていた歴史をしのばせる、いにしえのラオス独特のスタイルをした寺院がぎっしりと宝石箱のように詰まっています。800円くらいで、ツインルームのエアコン・ホットシャワー・衛星中継テレビ・冷蔵庫が付いてるというので船着場の客引きの言うとおりにのこのこ後をついていったら、なんだかお約束みたいに「安い部屋は、いまいっぱいになってもうちょっと広いトリプル・ルームしか空いてない・・・」と、おっしゃる。なんとおっしゃるうさぎさん、1500円とは高すぎる。うさぎとかめに出てくるかめさんのように、しつこくじっくりと拝み倒してなんとかかんとか、1000ちょうどくらいにオマケしてもらって、交渉成立。お互いに笑顔で手打ちしました。笑見つけた宿に荷物をほどいて、あきれるまでホット・シャワーを浴びた後。歩いて数分のメインストリートで開かれてる、名物のナイト・バザールへ繰り出しました。チェンマイのあふれるような人出を体験して間もないだけに、お店の数はいっちょまえに物凄い数が出てるのに、お客さんはぶつからないでゆっくりすれ違える程度。この、のんびりとした田舎の風情がたまりません。きょうは、早く寝よう。早起きすると、とってもいいものが無料で見られるルアンプラバンです。そればかりでなくって、前回の旅では・・・昼下がりのお散歩してたら、数人のおんなのこたちが家の軒先に集まって、ちょっと辛目のパパイヤ・サラダ「ラオス風ソムタム」を食べてたもんで。「美味しいかい?」って、カタコトの現地語で聞いたら。こっちへ来い。ちょっと、味見してみてよ~♪こっちの「さとうきびのぶつ切り」もね。と、涼しそうな大きなパラソルの下のテーブルに、手招きして誘ってくれた。 ★まるで「背後霊」みたいに、一部が写ってるはるるさん、も。小1時間ほど、飲み物などいただいて、その高校生などとおしゃべりしたあと。そのおんなのこたちが「そこの角を曲がったら、すぐそばだよ」と教えてくれた、すぐ近所のちいさな床屋さんに足をのばして紙を切ったりもしてみました。黄昏てから繰り出した夜の歩行者天国のマーケットで、地元のひとたちが地べたにござをしいて酒盛りしてるのに、まぜてもらいましたよ。 【アジアの周辺国に関する、はるるの書いた過去の日記】 ↓ ↓映像】ベトナム・サイゴン(HCC)点描 映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん サイゴン→バンコクへの夜間飛行☆ ベトナム人はタイに対してライバル意識が?!雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れタイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。映像】カンボジアの田舎町を散歩 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれ人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪(もし、はるるのほむぺがお気に入りいただけたら、ぽちっと1票お願いしますネ)
2009年01月21日
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黄金の三角地帯として知られる、かつての秘境も・・・現在では、ずいぶんと気軽に足をのばせる観光スポットになっちゃています。そのタイとビルマとラオスのみっつの国境が接する有名な地域の辺りに、チェンライ、チェンコーン、チェンセーンなどの町が点在してます。今回、はるるさんがタイとラオスとの国境を越えたのは、対岸にフエサイというラオスの田舎町を望む、チェンコーンという町。ちっこいけれど、対岸に渡る渡し舟の乗り場の手前に出入国を監視する政府の建物があるんです。ここで、人の良さそうなおっさんの係官と無駄口をききながら、出国のスタンプをポン!ほんとうに、渡し舟という感じの細長い舟に乗って、大きなリュックを中心とした荷物と、大きな体格の欧米人たちがひしめきながら、舟の前後左右の重量バランスをとって沈没しないように着席。あっという間に、褐色のメコン川を横切ってフエサイ側の入国手続きです。大部分の旅行者たちは、ここで入国のときに写真も添えてこの国に入るためのビザも必要なんだけど、2年ほど前から日本人についてはビザが免除になってることもあって、みんなが行列してるのを尻目にすいすいと入国手続き完了。あとは、乗り合いトラックに押し込まれて、2日間の船旅をともにする定員100にんほどの木造船が待ってる、別の船着場に移動です。とにかく、よく晴れているけれど、熱帯とは言っても内陸部のこの辺りは・・・暑からず、寒からずで、日中はからりと乾燥してて、冬のある国から来たひとたちには、とてもしのぎやすいんです。ただ、夜から早朝にかけてはけっこう冷え込むので、セーターかパーカーくらいはほしくなりますが。苦笑結局、遅れてきた人などを待ったりして、スロウボートのクルーズ船が出発したのは11時ちょい過ぎ。なんだか、このままこの船に何日も何日も乗り続けて居たいような、からだの奥深い場所からの満足感が、ふつふつと湧き上がって来るのです。興奮でもない、感動でもない、ふしぎなやすらぎが、ボートのエンジン音と、みずしぶきの音に包まれて、天の方角から降りて来るような。彼と同じ年のカナダ人の大酒のみ、その大柄な彼よりもさらにひとまわり大きな身体のオランダ人の髭づら。チェンコンの宿から一緒のイタリア人。そのむこうでは、スウェーデン人の若いカップルと、フランスからのおんなのこたち。みんなで、メコン川を流れて行きながら、酔いにまかせてる。ルアンプラバンまではとても1日では到着できないので、夕方の6時前には中間地点のパクベンに停泊。甘い砂糖に群がるアリさんたちのように、下船したとたんに今夜の宿の客引きたちに取り囲まれます。こーゆーのは、だいたいお客が足を向けない遠くの場所にあったり、なにかの事情があってりするケースも多いので・・・なるべく、客引きの後にはついて行かないように心がけてるはるるさんです。そのひとたちを振り切って、岸壁から坂を上ると目の前に今夜の薄暗い集落が見えます。前回の同じルートをたどったときもあった、いちばん手前のこぎれいな宿の入り口のテラスで、大きな荷物を持ったこちらを見下ろしてるおにいさんに「いくら?」と聞いたら「300バーツ」というので、シャワーとトイレ付きで、ちゃんと真っ白なシーツでベッドメイクされてるツインルームを見せてもらったあと、即決。前回は、船の中で知り合った日本人の旅行者と割り勘で、「なるべく安いところを見つけよう!」と言って、1泊のツインルームが・・・なんと、たったの1ドルとゆー、掘っ立て小屋のような場所だったので、もちろん部屋は粗末なベッドがふたつ並んでいて、あとは裸電球がぽつんとひとつ点いているだけ。ふたりで、半分こしたので・・・一人分の1泊代金は、なんと50セント。日本の現在のレートだと、40円ぽっち。これは、現在までのはるるさんの旅の宿の記録としては、通算したも2番目の安さです。ちなみに、今まででいちばん安かったのは、ネパールの山岳トレッキングの途中で宿泊したバッティと呼ばれるチベット系のひとが経営する山宿です。。。バッティの場合は、宿泊客がそこで飲み食いする代金のほうでモトをとるシステムになってました。今回泊まったのは、前回の1ドルと違って800円ちょっとの、ちゃんとした部屋。でも、思いがけない落とし穴がありました。タイのチェンコーンから、ラオスのルアンプラバンまでの中継地点、パクベン。現在も、辺境の地なので送電のインフラはありません。集落をただひとつ貫いている通り沿いには、暗くなるにつれてあちらこちらで軒先での焚き火が始まっています。ろうそくだけの家や店もあります。その他の半分ほどの店や宿では、自家発電機の石油臭い排気とモーターの作動するしずかなうなり声のような音が、静かな集落のあちらこちらで響いてます。食堂や宿のロビーの明かりでも、発電機の不安定な動力のせいで、ときどき明るくなったり暗くなったり不安定な様子を見せます。午後9時になったら、とつぜん。夢中になって本を読んでいたはるるさんの手元が、すう__っと暗くなったと思ったら。あとはもう、問答無用の真っ暗闇。窓の外を見たら、通りの向こうも真っ暗で何も見えません。よいこはもう寝なさい、ってことでしょうか?!でも、まだ9時だよー!!!涙せめて、日本のランプの宿みたいに灯油ランプでも部屋に持って来るようなサービスがあれば、ムードもあっていいのになー。・・・・おかげさまで、早々とぐっすり眠ったおかげで翌日はとても早起き出来ました。タイ北部を代表する古都チェンマイから陸路で3日間かかって、ラオスの宝石と呼ばれる世界遺産の街ルアンパバーンへの移動。2日目と3日目は、ほとんど1日中がメコン川の中流域を船旅で過ごします。なんと言っても、東南アジア最大の大河。もうちょっと上流に遡れば、そこは山深い中国の四川省を経てチベット高原に。下流をどこまでも下って行けは、カンボジア平原に抜けて、やがてはベトナムのメコンデルタに到達して、東シナ海につながっています。メコン川のこの流域は深い山岳部に挟まれて、けっこう複雑な渦を巻いたりする急流や、衝突の危険もある隠れ岩なども多くて、ベテランの船長さんでも夜間の航行は全く不可能な状態。もし、目的の停泊地に着く時間が無いままに暗くなってしまうようだと、何も無い途中の村や岸辺で夜を明かさなければならないことになるそうです。【アジアに関する、はるるさんの過去に書いた日記】 (の、ほんの一部!) ↓ ↓香港の女人街で見たわけのわからないもん 映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像アルバム】夜明けのチェンマイビエンチャンの朝、こがめも死にそう。サイゴンへ!映像】カンボジアの夕陽が沈んでから 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れみずのなかのバリ島 映像アルバム】ベトナム珈琲で一服 カンボジアの心やすらぐ大樹の影 タイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。チェンマイ★お洒落なニマンヘミン通り映像】カンボジアの田舎町を散歩 9月のタイ南部風景ネパールの魚の尻尾 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月20日
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ラオスとタイの国境の町、チェンコーンに来ています。タイランドの「北の薔薇」とも呼ばれている、チェンマイから車で4時間。目の前にはアジアを代表する大河、メコンの流れがゆったりと移動しています。遥かチベットに源を発して、中国の南西部からビルマを経て、ラオスとタイランドの国境を形成して、果てはカンボジアからベトナムのメコンデルタを流れて、東シナ海に注いでいることを思うと、この流域に日常生活を暮らす数知れないひとびとの姿が浮かびます。チェンマイからの移動の途中、窓の外では水田に水を入れたばかりで「しろかき」をする姿と一緒に、そのとなりでは田植えをしてる様子や、稲刈りを終わったばかりの田んぼを見かけたりします。日本と違って、この国では2毛作や3毛作の農作業までが普通に行われてる、温暖な土地なんですよね。つい最近までは、圧倒的に農耕用の水牛たちが活躍する風景でしたが、今回はまったく見られなくなって、農民のみなさんは耕耘機を上手に操作しています。夕食でテーブルが一緒になった、アメリカ人のフランソワ(28)とテレーズ(33)のカップルは、現在、中国本土で英語の教師をしてるんだそうな。金融恐慌と、オバマ大統領のことなど話しながら、はるるさんの学生時代の英語の成績といったら、そりゃもう最悪だったことなど、笑いながら話してしまう。恥ずかしげもなく、ブロークンだらけの英会話だけど、相手も真剣に聞いてくれて、互いに青少年だった頃には熱心に詩を書いていたことなど告白し合い、テレーズなどは6年前から俳句のトレーニングをしてることなど教えてもらった。酒を酌み交わしたあと、おやすみなさい、いいゆめを・・・と、あいさつして。また明日の船旅でゆっくり語り合おうね、と約束。今夜の宿から、歩いて数分の場所で見つけたインターネット・カフェまで歩いてゆくと。地方都市のうすぐらい夜空には、あたまのてっぺんにオリオン座。冬の星座のはずなんだけど、ここでは夜になっても生暖かい微風のなかで、日本とは違ってとんでもない位置で輝いています。一人旅同士で、今夜の部屋はベルギー人の青年とツインルームをシェアします。はるるさんが日本人だと判ったとたん「パトラッシュのおかげで、日本人がおれの町にいっぱい来るよ」と言われました。何のことかと思ったら、彼はアントワープの住人だったんです。フランダースの犬のお話は、実はベルギー国内ではそんなに有名な話でもなんでもなかったんだけど、押し寄せる日本人の観光客たちのおかげで再認識されてるそうですよ。笑いよいよ、明日は国境を越えて対岸のラオスに渡り、メコンの船旅です。前に同じルートをたどったのは、4・5年ほど前のこと。メコンの豊かな水量に抱かれて、どこまでもどこまでもどこまでも、果てなく続くような緑の山と森と丘と林が繰り返される風景には、圧倒されていたんです。そのほとんどが険しい山岳地帯とジャングルのラオスという国土には、132の少数民族たちがモザイクのように点在する内陸山岳国で、経済的にも不利な状況に置かれたまま。人口も、国全体で約530万人しか居ません。事実、この2日間に渡って移動したメコン川の周囲には集落らしい集落はほんの数えるほど。ヒトの気配の感じられない、空と川と森が、永遠に続いている自然の世界のような、錯覚が。けれど、岸辺で出会った動物の数は覚えてるだけでも、けっこう居たなあ。一番多いのが放牧されてるんだろうけど、岸辺で自由に歩き回ってるうしさんたち。あとは、ぶた、やぎ、いぬ、にわとり、など。森林を伐採している現場では、おおきな丸太を運んでいる労働中のぞうさんの姿も、ちらほら。【東南アジア周辺国に関する、はるるさんの過去に書いた日記】(の、ほんの一部!) ↓ ↓映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れ☆水辺のジプシーのこどもたちが、飽きもせずいつまでもみんなで「なわとび」してました。どーゆーわけか、ルールは日本と殆んど変わらないようで。。。タイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。映像】カンボジアの田舎町を散歩 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月19日
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いつまでもチェンマイに滞在してると、このまま居心地が良くてずるずると滞在してしまいそうなので、えいやっ!っと、掛け声をかけるようなつもりで。メコン川を渡って、ラオスの古都ルアンプラバンまで、2泊3日の移動です。首長族もいるビルマとの国境の町、メーホンソンも捨てがたい場所なんだけど、そこまで行くとだいたいもう一度チェンマイまで戻って来なきゃならないのが、ちょっとかったるい。ほんとうに箱庭みたいな、ちっちゃな町だけど今の季節に行くとよくホタルがいっぱい飛んでた記憶もあって、前はよく繰り返し訪問してた場所だったんだけどね。チェンマイよりも、もうひとまわり小ぢんまりした北部タイの要衝、チェンライに行け!というひとも居るんだけど・・・今まで3回ほど泊まったときの印象では、ぼくにとっては余り魅力あふれる町ではなかったし。チェンマイとチェンライを結ぶのは、普通はびゅんびゅんスピードが出るきれいな舗装道路を北東の方向にまっすぐバスに乗れば数時間で着いてしまうんだけど、それとは別にチェンマイから真北のほうにファンという地方都市があって、そこからさらに乗り合いの小型トラック(ソンテウ)に乗り換えて、タートンという、ほんとうにぎりぎり国境近くの川辺の集落へ。そこから、チェンライに流れてゆくメーコック川の乗り合い定期船で半日ほど、人里はなれた森や谷や少数民族の集落を抜けたりする船旅が楽しめるんだけど・・・このルートの途中では、一度だけですが野生の象の家族が川辺に水を飲みに来ているところに遭遇したこともあって、他にも象使いたちの住んでるカレン族の集落や、タイでは珍しい天然温泉の露天風呂に入れるスポットなんかもあって、なかなか奥の深い場所なんです。いずれにせよ、最終的なゴールの船着場がチェンライなので、今回はこれもパス。ほんとうになんにもない、地球の歩き方にも最近まで記載されてなかった「ナーン」なんて場所もあるけど、それからの移動が思いつかないので、結局は安易なところで前回気に入ったメコン川の船くだりの旅で、世界文化遺産の宝石のような仏教徒の都へ。チェンマイ最後の夜は、昨晩に続いて旧市街中心部でのとても大規模なナイトバザール♪夕方から夜中の11時過ぎまでやってて、はるるさんもムスメのお土産に他の店では売ってなかった少数民族の衣裳風の巻きスカートを2点ほどお買い物。タイ北部を代表する古都チェンマイから陸路で3日間かかって、ラオスの宝石と呼ばれる世界遺産の街ルアンパバーンへの移動。2日目と3日目は、ほとんど1日中がメコン川の中流域を船旅で過ごします。なんと言っても、東南アジア最大の大河。もうちょっと上流に遡れば、そこは山深い中国の四川省を経てチベット高原に。下流をどこまでも下って行けは、カンボジア平原に抜けて、やがてはベトナムのメコンデルタに到達して、東シナ海につながっています。メコン川のこの流域は深い山岳部に挟まれて、けっこう複雑な渦を巻いたりする急流や、衝突の危険もある隠れ岩なども多くて、ベテランの船長さんでも夜間の航行は全く不可能な状態。もし、目的の停泊地に着く時間が無いままに暗くなってしまうようだと、何も無い途中の村や岸辺で夜を明かさなければならないことになるそうです。船の中はなごやかな空気に包まれ、あちらこちらで「ビヤラオ」ラオス・ビールでのにぎやかな酒盛りが。笑【アジアに関する、はるるさんの過去に書いた日記】 (の、ほんの一部!) ↓ ↓香港の女人街で見たわけのわからないもん 映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像アルバム】夜明けのチェンマイビエンチャンの朝、こがめも死にそう。サイゴンへ!映像】カンボジアの夕陽が沈んでから 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れみずのなかのバリ島 映像アルバム】ベトナム珈琲で一服 カンボジアの心やすらぐ大樹の影 タイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。チェンマイ★お洒落なニマンヘミン通り映像】カンボジアの田舎町を散歩 9月のタイ南部風景ネパールの魚の尻尾 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月18日
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今朝は、再びフットワークの軽いバイクを使って、チェンマイの市街を遥かな高みから見下ろす位置にある、山のてっぺん近くに建つ壮麗な寺院、ドイステープを目指しました。このお寺の姿は、チェンマイの街中をうろうろしてても、何処からでもよく見えるみたいです。でも、いざ足を向けてみると町の西外れにあるチェンマイ大学の構内からでも、さらに西に向かって山の上り坂がつづく道路を十数キロも走らないと到着しないので、自転車ではちょっと無理かなあ?!☆こちらはタイ南部・ランタ島の夜明け☆まだ、夜が明けて間もない時刻なせいか、街に向かって開けているひっそりとしたテラスは、人影もまばら。しかし、聖地として名高いドイステープ、空の明るさが太陽が昇るにつれて増して来て、巡礼者や観光客がみるみる境内を埋めて、読経の声や鐘を鳴らす音が絶え間なくひびきます。思えば、このテラスに初めて来たのは1987年の4月。首都のバンコクで大学生をしていたチェンマイ出身のタイ人とひょんなことで知り合い、ソンクラーンというお釈迦様の誕生日を1年の始まりのお正月とする習慣から、4月になって正月祝いのために里帰りするのに「いっしょに、おれの田舎に行って見ないか?」と誘われ、それにつきあったのです。あの22年前の自分と、もうずいぶん遠い場所まで隔たってしまっている自分。まったく同じ場所に立ってみて、時の流れの無常さを感じます。とっても純粋だった、ピチェットという名前の彼と、宿の近くの露天のビアホールで、彼の下宿やおいらの定宿で、人生や恋愛や宇宙の神秘について、熱く語ったものです。大学を卒業したチェンマイの彼は、しばらくバンコクで政府系機関に就職していたけど、幼馴染みの英語教師と結婚したのを機会にふるさとへUターン。チェンマイ近くの都市に新しく出来た工業団地に進出した日本企業に転職、次第に世慣れてふつーの生活に染まり。。。順調に地位もステップアップして、今ではちょいと裕福な生活に足を踏み入れたタイの男性が誰でもやりがちなように、きれいな若い愛人(ミヤ・ノーイ)の写真をおいらに見せて自慢するようになっちゃってますもんね。汗しばらく、山頂の寺院を散策したあと、スムーズに山を降りるとチェンマイ動物園が。20年前に来たときは、なんだかしょぼい動物園だったんだけど、最近はけっこう進化してるうわさを聞いてたので、新設された大規模な水族館のサインボードにも誘われて、体験して来ました。。。近頃流行の、檻のまったくない開放型の動物園なので、日本とちがって熱帯にいる動物たちが、熱帯の植物たちのなかで、のびのびと幸せそうに見えます。動物園に閉じ込められて、不幸そうな目をしてる動物たちと視線を合わせてしまったりすると、見物客のほうも、なんだか居心地が悪いよね。いくつもの山を、その起伏そのままに動物園にしちゃってるもんで、とにかく広大過ぎて、坂道も多いし、全部歩いてたらへばりそう。なもんで、ほとんどのひとびとが利用してるのは、あちこちに自由に乗り降りできる停留所があるシャトルバスが20バーツで出ています。いっちょまえにコアラやパンダも居ました。けど、どーゆー訳かパンダさんだけ別料金で、さらに50バーツとられちゃいます。おいらは、日本で何回も見てるのでもちろんパス!です。笑動物園の職員の人に聞いたら、お客の大部分は現地のタイのひとたちで、欧米人や日本人を始めとする東洋人などの外国客の姿は少ないらしい。けっこう、動物たちの内容も充実してるんだけどね・・・値段もそんなに高くないし。あ、そう言えばチケットの窓口でタイの言葉を使って「おとな一枚ください」ってやったら。なぜか、外国人でなくってタイのひとたちの価格の50バーツの切符が出て来ました。【東南アジア周辺国に関する、はるるさんの過去に書いた日記】(の、ほんの一部!) ↓ ↓映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 ★これは↑タイ王室伝統の儀礼用乗り物。2005年にバンコクの国立博物館で撮影。映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れタイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。映像】カンボジアの田舎町を散歩 ☆タイとカンボジアの国境の町では、沢山の物資が流通しているので、多くの手製リヤカーが活躍してました。映像】バンコクでホッと一息。~カンボジアからの帰還。 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月18日
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今朝は、早起きして隣町のランプーンまで往復70キロちょっとの距離をバイクでツーリングして来ました。現在のタイ人たちの王朝が出来るずっとずっと前、あのアンコールワットのずっと以前に存在してたモン族の古い王朝の都だったところです。バンコクに比べると、チェンマイでも十分に小ぢんまりしてるんだけど、ランプーンはさらにその十分の一くらいの本当にちいさな田舎町の風情。チェンマイからランプーンをぐるりと囲む城壁の手前まで、道の途中ずっとずっと数十メートルも高さのある巨木の並木が続いていて圧巻です。土地の人に聞いてみたら、なんとゴムの木が巨大化しちゃったものなんだそうです。ゴムのプランテーションなんかでは、よく一定の高さに揃えられたゴムの林が続いてる風景を目にしていましたが・・人が作業し易いように切り揃えられてたんですね、きっと。ランプーンでは、公立の博物館と寺院を5・6ヶ所ほど堪能し。町を流れる川沿いの公園では、地元のひまそうな女子高生(どっちも17歳って、言ってたなぁ)と、「旅の指差し会話帳」のニンテンドーDS版を使って、しっかり国際親善あんどメールアドレス交換。笑ひるすぎまで、初めて訪問した古都ランプーンをたっぷり堪能して、暗くなる前にチェンマイの宿に到着。目の前のウアライ通りで、以前にリポートした大規模なナイトマーケットが開催される土曜日だったのを、すっかり忘れてたので、あわててシャワーを浴びて繰り出しました。2時間ほど見て回って、暗くなってきたので再びバイクに乗って約束の場所へ。ぞうさんを救済するためのチャリティーコンサートというので、スタッフをやってるチェンマイ大学の学生たちの口車に乗って、大学構内にあるアートセンターの野外ステージを見てきました。コンサートの前に、大学教授らしい初老の男性が、ぞうさんが可哀相でなんとかかんとか(タイの言葉なので、はるるさんの言語能力だと途切れ途切れにしかよく判らない)あいさつすると、そのあと爆笑問題みたいなタイのお笑いコンビが司会をテンポ良い口調でスタート。次々とアーティストたちが紹介されます。 でも、期待したロックとかジャズみたいな大人向けの音楽というより、ポップスみたいなの。 圧倒的に多い女子学生が黄色い声できゃーきゃー、久しぶりですごいのに出会ってしまいました。日本で言えば東大とか京都大学みたいな位置にある、バンコクのチュラロンコン(チュラ大)大学とかチェンマイ大学なんだけど、なぜかタイでは圧倒的に女子大生の比率が・・・はるるさんが初めてタイランドを訪問した23年前から、変わることなく多いんです。チャリティーの売店で、ぞうさんのぬいぐるみなんかも買わされてしまった、でれでれのはるるさん。コンサートは、けっこう有名どころがオールスターで出演してたので250バーツは、そんなに高くないのかも知れませんが・・・ぶつぶつ。
2009年01月17日
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はるるさんが、宿でいつもの「ぞうさんビール」ビアチャン(チャーン・ビール)を飲んでるうちに・・・いつの間にか、このブログがスタートして以来の通算アクセス数が120万を超えていたようです。。。ごひいきのみなさんも、そうでない通りすがりのひとも、みんなみんな、誠にありがとうございます。感謝、感謝の、雨あられ☆ ぱちぱちぱちぱち・・・・・ これからも、よろしゅうに願います。 ぱちぱちぱちぱち・・・・・ 1200019 2009-01-16 22:58:03 chroma-footworkさん 1200018 2009-01-16 22:57:24 カナココさん 1200017 2009-01-16 22:55:20 58.147.*.* 1200016 2009-01-16 22:52:41 *.dion.ne.jp 1200015 2009-01-16 22:52:13 *.vectant.ne.jp 1200014 2009-01-16 22:50:57 ***.bbtec.net 1200013 2009-01-16 22:47:40 *.so-net.ne.jp 1200012 2009-01-16 22:45:01 *.dion.ne.jp 1200011 2009-01-16 22:42:03 *.pionet.ne.jp 1200010 2009-01-16 22:37:54 *.ocn.ne.jp 1200009 2009-01-16 22:36:37 ***.bbtec.net 1200008 2009-01-16 22:35:21 *.starcat.ne.jp 1200007 2009-01-16 22:34:04 *.infoweb.ne.jp 1200006 2009-01-16 22:28:03 シェアゲインさん 1200005 2009-01-16 22:27:56 ***.bbtec.net 1200004 2009-01-16 22:23:19 203.139.*.* 1200003 2009-01-16 22:10:30 ***.yahoo.net 1200002 2009-01-16 22:07:06 ***.bbtec.net 1200001 2009-01-16 22:01:56 *.wakwak.ne.jp 1200000 2009-01-16 21:57:42 133.13.*.* 1199999 2009-01-16 21:57:42 203.209.*.* 1199998 2009-01-16 21:54:11 *.dion.ne.jp 1199997 2009-01-16 21:50:57 *.bit-drive.ne.jp 1199996 2009-01-16 21:46:32 *.mctv.ne.jp 1199995 2009-01-16 21:46:28 *.plala.or.jp 1199994 2009-01-16 21:45:28 ***.yahoo.net 1199993 2009-01-16 21:45:03 *.ocn.ne.jp 1199992 2009-01-16 21:44:50 *.yahoo.co.jp 1199991 2009-01-16 21:43:08 *.so-net.ne.jp 1199990 2009-01-16 21:41:14 119.63.*.* 1199989 2009-01-16 21:33:51 08061262***さん 1199988 2009-01-16 21:33:21 シェアゲインさん 1199987 2009-01-16 21:24:49 *.plala.or.jp 1199986 2009-01-16 21:20:41 ***.yahoo.net 1199985 2009-01-16 21:19:19 ***.yahoo.net 1199984 2009-01-16 21:13:50 *.hatena.ne.jp 1199983 2009-01-16 21:06:37 横浜せつこさん 1199982 2009-01-16 21:06:12 *.kcn-tv.ne.jp アユタヤ点描のひとこま。木ねずみ、すばしっこいです。(リスは、その姿だけじゃなくって、しぐさも愛らしいですね♪)今回のはるるさんの旅行は、1月11日に成田をスタートしてまだ6日目。首都のバンコクに成田から到着して2泊。それから夜行バスに乗って、ひたすら北に向かって700キロの移動。その標高差は750メートル。古都チェンマイの人口は20万人足らずの、小ぢんまりした町なのに寺院の数は300を超えていて、しかもそのうちの121は城壁に囲まれた旧市街の中にあるんだそうです。はるるさんが泊まってる1泊300円ほどの安宿も、旧市街の中にあるので・・・お散歩のついでの寺院めぐりには決して不自由しません。2月上旬の、シンガポールからの帰国日までは3週間ほど残ってるんですが・・・これからの行く先は、まだ決まってなくて、色々と迷ってる最中なんです。でも、この色んなプランがあまり容量の大きくもない脳みその中を駆け巡ってる過程こそが、大きな楽しみのひとつなんだけどね。笑夕方近くになって、急に郊外にあるチェンマイ大学に行く用事が出来たので、さすがに自転車はつらいのでレンタルバイクに乗り換えました。いやあ、速い速い♪しかも、現地の町のみんなは法律で義務付けられてるはずなのに・・・ほとんどのみなさんが、ノーヘルで風を切りながら気持ちよさそうに乗り回してます。いいなあ。【東南アジア周辺国に関する、はるるさんの過去に書いた日記】(の、ほんの一部!) ↓ ↓映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 ★これは↑タイ王室伝統の儀礼用乗り物。2005年にバンコクの国立博物館で撮影。映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れタイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。映像】カンボジアの田舎町を散歩 ☆タイとカンボジアの国境の町では、沢山の物資が流通しているので、多くの手製リヤカーが活躍してました。映像】バンコクでホッと一息。~カンボジアからの帰還。 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月16日
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北部タイの名物と言って、良いんでしょうか。こちらに滞在して3日目になるのに、まだ大好物のカオソーイを食べていなかったのに、ふと、気がついてしまいました。しからば、お腹を空かせてちゃりんこで朝ごはんに出動!!宿のすぐそばの市場前の屋台街では、てきとーな店が見当たらなかったので、旧市街を越え、さらにピン川の鉄橋も越えて、川の東に沿ってしばらく北上。昨夜は、2日前のバンコクで1時間160バーツのタイ古式マッサージ以来、この旅行では通算すると2回目のマッサージを、ナイトマーケットでとても懐かしい「ウアライ通り」でやってもらいました。銀細工と古いランナー様式の古建築が軒を連ねる通りの、入り口付近で1時間120バーツなので、日本円では300円足らずの値段になります。タイでも異常気象と騒がれているようです。朝方は、セーターを着ていてもちょっと肌寒くて、1日24時間計算で50バーツでレンタルしてる自転車をこいでると、宿の部屋に置いて来たウインドブレイカーが少し恋しいくらい。いくつもの資料で、調べたら「ここがいちばん!」と、推奨してるカオソーイの専門店が、2軒!同じ通りの斜め向かい側に、50メートルほど離れて営業してます。チェンマイの中心部からだと、自転車で15分か20分くらいかなあ。スープは、ココナッツミルクをふんだんに使って、マイルドな中にもパンチの利いた辛味を始め酸味・甘味が見事に調和の取れた、薫り高くて深みのあるコクの味わえるカレースープ。日本のラーメンに近い中細くらいの卵麺が入ってる上に、お好きな鶏肉や豚肉をトッピングしたりします。さらに、からっとした揚げ麺が適量乗ってるのも特徴で、じんわりとスープが沁み込んでいくぶん柔らかな触感を口の中に感じるころ、なんとも言えないヨロコビを実感するはるるさんであります。。このカオソーイ食堂の店頭で、きれいにトリミングされたテリアと、ちっちゃなクロネコが仲良くじゃれあって、ネコパンチや手加減した甘噛みの応酬してて、可愛らしかった。ふつー、犬と猫って、お互いに無視し合うよなあ。。。なかなか、ほのぼのでした。もちろん写真は撮ってありますので、のちほどーー♪【アジアに関する、はるるさんの過去に書いた日記】 (の、ほんの一部!) ↓ ↓香港の女人街で見たわけのわからないもん 映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像アルバム】夜明けのチェンマイビエンチャンの朝、こがめも死にそう。サイゴンへ!映像】カンボジアの夕陽が沈んでから 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れみずのなかのバリ島 映像アルバム】ベトナム珈琲で一服 カンボジアの心やすらぐ大樹の影 タイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。チェンマイ★お洒落なニマンヘミン通り映像】カンボジアの田舎町を散歩 9月のタイ南部風景☆鋭くそびえるのは、『さかなのしっぽ』と言う意味の名前を持つ山、マチャプチャレ。このネパール第2の都市ポカラから1日ほど歩いた峠の山宿、チャンドラコットのチベッタンのおっかさんは「マチャプチャ」って、呼んでいたなぁ・・・ネパールの魚の尻尾 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月16日
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バックパッカーみたいなスタイルの安宿旅行をしてると、移動の途中や飲食店や宿泊場所でやたら目立つのが、アクセサリーの一部みたいにタトゥーを入れてるおんなのこたち。圧倒的に白人旅行者に多いけど、現地のタイのひとや日本人の旅行者にも見かける。こんかいの旅でチェンマイへのバスの中でも、サマセット・モームを読みふけってる知的な表情のクール・ビューティーで金髪のおんなのこが、サンダルばきの両足の甲にエキセントリックな刺青を入れていて、そのミスマッチがなんだかとても色っぽかった。確か、英国北部のスコットランドか、アイルランド辺りから来たって言ってたけど。いかにも不良外国人風のフレンチ男ふたりの連れになっていた、色白の日本人女性はうなじと両腕に色鮮やかなタトゥー。そんな中で、途中から乗ってきたドイツ系スイス人の女性ふたりの旅行者は、ソーシャルワーカーの勉強をしてるそうで、少なくとも露出度の高い服装のどこにも刺青は見当たらなくって・・・なんだか、はるるさんはちょっとホッとしたり、するのです。旅先で片足を怪我してる女性が居たので、スイスのひとの片方がおいらのとなりの席に別の女性と座席を交代したんだけど、その臨時に足の不自由な女性が来たとたん・・・全身から、マリファナの香りが体臭となってぷんぷん、漂って来ました。でも、そんな旅のツワモノ風な女性の手の甲には、たったひとつのちっちゃなタトゥー。なんと、それは世界的に有名なサンリオ・ブランドのキティーちゃん。トルコから旅行してる彼女がものすごく、可愛く見えちゃいました。笑日本では、「耳なし法市」の怪談にも体じゅうに魔よけの経文を書き込む話がありましたが、タイの寺院では、日本のやくざさんも負けてしまうほど、全身が真っ青な刺青でおおわれてるお坊さんを見かけることがあります。もとは凶悪な現地のマフィアだったひとが、改心して仏門に帰依したのだろうか?なんて思ってたりしたら・・・こちらでは、お守りのように仏教にまつわるありがたい言葉などを、刺青したりする習慣もあるらしいのです。。。やれやれ。朝ごはんを露天の市場の前で食べて、朝の散歩。いくらでもある古い寺院を、片っ端から見学します。・。ちょっとだけのつもりが・・・自転車なもんで、ついつい足をのばしてしまって、途中でノルマンディー地方から3週間のバカンスで来ているという、フランスのふくよかなご夫婦と同行して、いっしょにアズナブールの唄や、ソフトバンクのCMでも使われてる大昔のアイドルF・ギャル「夢見るシャンソン人形」を原語で合唱したり♪あっという間に、お昼近くになったのでいったん宿へ。スナックと飲み物を片手に、目の前のネットカフェで、こうして日記更新です。//////////////////////////////////////////////////////////////////////////ところで、いよいよ120万アクセスが目の前で、あと200にん足らずになりました。残すところ、3桁に突入しています・・・ちょっと前の日記でお知らせしたように、ささやかながらこの快挙?!?を記念して、現在進行形の旅先から、ご希望のひとに絵葉書をお送りしています。今からでも、まだまだ(一人旅が終了するまでに)3週間近くのゆとりがありますので。なるべくお早めに、ご希望のひとはこのほむぺのトップ・ページから宛て先を記入して、メール下さいね♪おねがい、やくそくだよ-♪【アジアに関する、はるるさんの過去に書いた日記】 (の、ほんの一部!) ↓ ↓香港の女人街で見たわけのわからないもん 映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像】バンコクでホッと一息。ビエンチャンの朝、こがめも死にそう。サイゴンへ!映像アルバム】夜明けのチェンマイ 映像】カンボジアの夕陽が沈んでから BKKフライト☆4日間でクルマの免許取得!しちゃう。映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れみずのなかのバリ島 映像アルバム】ベトナム珈琲で一服 カンボジアの心やすらぐ大樹の影 タイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。チェンマイ★お洒落なニマンヘミン通り映像】カンボジアの田舎町を散歩 ピサヌロークの川風吹くラーメン屋 9月のタイ南部風景ネパールの魚の尻尾 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月15日
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きょう1日も、いつものようにめいっぱいお散歩しちゃいました。汗夜行バスで600キロほど北に向かって移動したら、ちょいと肌寒くて、15度くらいのチェンマイに、今日から滞在しています。現地のひとたちは「さむい、さむい」と騒いでますが・・・日本で生活してるひとにはまだまだ快適な気候。定年を過ぎて年金生活してる日本国籍のひとたちが、最近チェンマイだけで五千人を超えているそうです。物価も安いし、冬の寒さがないからだと思いますが。けれど、外国に日常生活の基盤を置くということは、そんなに甘くはないようです。ほんとうにタイの風土や社会の慣習、そしてタイのひとたちの気質が好きでなかったり、理解してないのに、自分にとって都合のよい物価や治安、病院や買い物などの社会的インフラの数字だけで移住してきたひとたちは、1年どころか数ヶ月も経過しないで日本に帰ってしまうと言います。いつもチェンマイに来ると、モトサイ(モーターサイクルの略称、つまりバイクのことなんだけど、タイのひとは普通こう呼んでて、バイクと言っても通じなかったりします)を150バーツで24時間借りて乗り回すことが多いんだけど、ちょいと健康のことも考慮に入れて自転車を50バーツで借りました。自転車のレンタル料金が120円から130円くらいなのですが、バイクを24時間借り切ってもたったの400円ちょっと、なんです。そうだったら、だいたいふつーは誰だって楽ちんなバイクを選んじゃうよねぇー。苦笑チェンマイでの今回の宿は、バナナゲストハウス。はるるさんの、このほむぺのトップにある「お気に入り」リンクにも入っている安宿です。今回泊まってみたら、ちょびっと値上がりしていて100バーツだったシングル・ルームが120バーツに値上がりしてました。ま、日本円で言うと270円が300円ちょっとになったくらいでしょうか。1泊ぶんの、個室の値段ですよん。しっかりものの、この宿のおんな主人は日本のひと、だんなさんはタイのひとです。ちゃりんこに乗って、あっちの路地、こっちの路地と気ままにうろうろしながら。行き当たりばったり、入ったことのない寺院の境内を探検。かなりちゃちなお寺や神社なんかでも、すぐに入場料をとられる処が多い日本の「古都」と呼ばれる京都や奈良などとちがって、実際に庶民レベルで宗教が日常生活に深く浸透しているタイの仏教寺院は、かなり有名な寺院でも有料の処のほうが少ないくらい。ほぼ、どこでも無料で見学出来てしまいます。もちろんそこは仏教徒の信仰の対象になっている場所なので、それなりの敬意を払う行動をするのと、最低限のマナーは必要になりますが。古い城壁と水をたたえた掘割にぐるりと周囲を囲まれた旧市街を抜け、東を流れる母なるピン川を越えると、古い様式の木造建築が並ぶ通りが、川に沿って南北に続いています。★チェンマイ旧市街をぐるりと囲む運河で近年は落ち着いた町並みが、若い世代にも愛されるようになって、おしゃれな雑貨やさんを始め、ゆったりと落ち着けるモダンな飲食店、そしてさらにアジア各国から集まった様々な国籍のアーティストたちの作品が見られる、アート・ギャラリーが沢山軒を連ねている空間を創っています。前回のチェンマイ旅行でも顔なじみになったお店に顔を出して、お茶のみ話をしたりして、はしごをしてると時間があっという間に過ぎてしまいました。そのうちのひとつが、ご主人が日本人で奥様がタイの女性というカップルで経営なさってるTree Housue チェンマイという、大きな木の上に挟まれた、ユニークで緑のあふれるチェンマイらしい場所。楽天仲間ではありませんが・・・こちらも、相互リンクしちゃってます。アートギャラリーを中心に小物やさんなど含めて10ヶ所くらい回って、それぞれにカタコトのタイ語やブロークンな英語でしゃべってると、さすがに日本語と違ってくたびれちゃいます。あるギャラリーでは、熱心なオーナーが2階にある倉庫の鍵をわざわざ開けてくれて、所蔵してるけど現在は公開されていない膨大なコレクションを、解説付でガイドしてくれました。福岡の公立美術館の所蔵品にもなってる、ミャンマー出身の高名な画家さんの作品も十数点拝見させていただいたばかりでなく、すべて写真撮影とネット上の公開を了解していただき、うれしい悲鳴を上げながら・・・暗くなる前に、宿へ戻りました。シャワーのあと、さっぱりと着替えて。頼んでいたお洗濯物が、出来上がってすっかりアイロンがけまでされてました。2キログラムで60バーツ、200円はしない料金で、日本からの移動とバンコクでの汗とホコリがきれいさっぱりになりました。ちかくの市場の前にある屋台の密集地帯に足を運んで、運河の水辺に映る色とりどりの光を見ながら、タイの野菜や玉子、豚肉や鶏肉などにパクチーと呼ばれる香菜が、しっかりと乗った料理を3皿ほどやっつけます。(ひとりなので、今回はアルコール無し←そのぶん、あとで宿のほうで宴会が待ってるかも?!)笑帰り道、宿の斜め向かいにあるネットやさんに寄って、この日記を書いています。//////////////////////////////////////////////////////////////////////////ところで、いよいよ120万アクセスが目の前になりました。残すところ、3桁に突入しています・・・ちょっと前の日記でお知らせしたように、ささやかながらこの快挙?!?を記念して、現在進行形の旅先から、ご希望のひとに絵葉書をお送りしています。今からでも、まだまだ(一人旅が終了するまでに)3週間近くのゆとりがありますので。なるべくお早めに、ご希望のひとはこのほむぺのトップ・ページから宛て先を記入して、メール下さいね♪おねがいだよ、やくそくね♪【東南アジア周辺国に関する、はるるさんの過去に書いた日記】(の、ほんの一部!) ↓ ↓映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 ★先月末、世界遺産のアユタヤで撮影。映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れタイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。映像】カンボジアの田舎町を散歩 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月14日
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昨夜は、宿に午後11時ごろ帰ったと思ったら・・・廊下のかどにあるコーナーでテーブルを囲んで、同宿の旅人たち5・6にんと宴会状態に再び突入。互いに酒やつまみを持ち寄って、いろんな国の旅のエピソードあれこれを暴露大会。さすがに午前3時を過ぎて、早朝にカンボジアへ移動するおとこのこがギブアップ。そこでようやくみんなもお開きに。はるるさんは、チェンマイ行きの列車の予約が出来なかったので、夜行バスに切り替えました。さっき、午前中にバスの予約がとれたので、夕方の6時に宿を出発するまでは、自由時間です。絵葉書の宛名をちょっと書いて。椎名誠のSF小説を読んで。タイマッサージを1時間ばかりやってもらって、ネットで日記更新とメールのお返事。どうやら、明日も晴れるみたい。あんなに昨夜は飲みまくっていたのに、ぐっすりと熟睡したおかげか、二日酔いにはなりませんでした。。。。心身ともに快調です♪
2009年01月13日
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お昼の後、カオサンの裏通りにある宿に戻ってちょっとお昼寝。シャワーを浴びて、すぐ近くにあるネットカフェでキーボードをぽちぽちたたく。1時間の使用料金は20バーツなので、日本円で50えんちょい。安っ!こないだの政変の影響でか、日本人や他のアジア人たちの姿は少なくて、圧倒的に欧米人の旅行者たちであふれてる・・・カオサンのメインストリート。世界中どこにでもあふれて一時は凄かった韓国人パワーも、このところの経済の低迷でめっきり減ってる。夕方になって、タイ在住の楽天仲間に会う前にタイ国鉄のバンコク中央駅に・・・切符売り場に直行。明日かあさってのチェンマイ行きの夜行寝台列車を予約しようとしたんだけど、ファーストクラスもセカンドクラスも、どちらも満杯でアウト。こうなると、バス移動になるかなあ。。。寝台列車の2等列車は2000円ちょっとだけど、バスだとおよそ半額の1000円ほどで600キロ(くらいだったかな?!)を旅行出来てしまいます。でも、少しくらい高くてもベッドで横になれる列車のほうが好き、なんだけどね。。。あきらめて、バンコク中央駅に隣接した、始点の地下鉄駅に行って真っ黒いコインのかたちをした「きっぷ」みたいなものを数十バーツで購入。首都圏の「スイカ」みたいに、改札口で「ピッ」と磁気反応させて通り抜けます。最寄りのエメラルドホテルのロビーで待ち合わせ。えびだけじゃなくって、いろんな食材がいっぺんに入ってるトムヤムスープの豪華版を始めとして、まもあんさんお勧めのタイ料理の数々を、冷えたシンガービアをぐいぐい飲みながら、平らげました。日本の寒い季節に、熱帯を旅行してビールを美味しく飲むのは、最高の贅沢です。大瓶のビールを、何本も追加注文。笑お互いの楽天ブログのネットには書けない裏話をさんさん打ち明け合って、そのあげくにプライベートな人生相談から世界の政治経済の情勢まで。気がついたら、まだ外が明るい時間に待ち合わせたのに、すっかり夜更け。また、バンコクに戻ったらと、再会を約束して宿に。【東南アジア周辺国に関する、はるるさんの過去に書いた日記】(の、ほんの一部!) ↓ ↓映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れタイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。映像】カンボジアの田舎町を散歩 ☆タイとカンボジアの国境の町では、沢山の物資が流通しているので、多くの手製リヤカーが活躍してました。映像】バンコクでホッと一息。~カンボジアからの帰還。 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月12日
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ジャンボジェットの座席はけっこう埋まっていて、それなりに混んでいました。でも、なぜだか判んないけど、はるるさんとこの座席付近だけ窓際から通路にかけて3列ぶん、連続して空いていたので足を投げ出せるどころかファーストクラス並みに、寝転がって休むことさえOK!で、とっても楽ちんでした♪こんなことで、今回の1ヶ月近くの旅行先での幸運を使い切ってしまわないといいんだけど・・・と、いささかいらぬ不安も頭を横切ります。苦笑昨夜は、成田発のひこーきの出発が積み込み機材の都合とやらで1時間半も遅れてしまいました。なもんで、バンコクの空港には深夜の1時ごろ到着。こうなると、きょうの日記のタイトルも正確には「タイ到着1日目の朝」かも知れません。乗ろうと思ってた空港から市内に向けてのリムジンバスも、最終が出た後でしたので、不本意ながらタクシーで。到着ロビーから乗ると、正規の(と、言ってもかなりの割り増し)料金のタクシーになって400から500バーツとられてしまうので。。。フロアの違う出発ロビーに向かい、市内からの旅行者を乗せて来たふつーのタクシーをつかまえ、200バーツちょっとで利用しました。もう、宿探しも真夜中なのでめんどくさくて、前に泊まったことのある24時間チェックインOKの安宿に。宿泊料金はドミトリー(相部屋スタイル)で150バーツ、現在のレートだと日本円で400円弱というところ。シャワーを浴びてぐっすり眠ったら、意外に早起きしちゃいました。朝方の最低気温は16度・・・明け方の町並みを歩こうとしたら、タンクトップに半ズボンでは肌寒かったので、改めて部屋に戻りスラックスとセーターを身に着けて外出しました。世界各国の旅行者が入り乱れる有数の歓楽街にもなってしまった、熱帯アジアの混沌をそのままにごちゃごちゃとしたカオサンロードを抜け、タイ様式のきらびやかな寺院を横目に、ひっそりとした路地に入り、バンコクの母なる大河チャオプラヤの流れに面した船着場へ。王宮近くまで、チャオプラヤ・エクスプレスボートに乗ってゆくと。タイのひとたちの通勤通学の時間帯は熱帯なので涼しいうちに、とゆーことなのかどうかは判りませんが・・・日本よりは早めの始まって早めに終わるみたいなので、てきとーに乗合船はラッシュアワーです。会社員などに混じって、小学生や中学生の可愛らしい制服姿も目立ちます。バス停近くで、おいしそうなとうもろこしを焼いているおじさんの屋台があったので、1本注文してみると、13バーツ。いやもう、これが美味いのなんの♪もともとゆでたものを、炭火で焼き目をつけて、日本から持って来た飲み残しの日本茶のペットボトルといっしょに、あったかいままで食べました。食べる場所にこだわって、対岸の有名な寺院ワットアルン(絵葉書やポスターによく登場してる美しい仏塔が川辺に立っている場所)のみどりのあふれる境内で食べようと、3バーツ払って対岸に渡ります。しょうゆだれも何も付いていませんが、粒ぞろいで虫食いや不揃いがひとつも無くて、自然なとうきびの甘みがじんわりと口の中に薫り高く広がって、生きてるしあわせを噛み締めます。お昼は、いったん宿に戻ってから楽天ブログの相互リンク仲間がやってる日本料理店「竹亭」さんへ。ブログ管理人のHさんは、シーロム店のほうなので、お店の計らいで事務所から連絡をとってもらい、BKK到着のあいさつでけさせてもらいました。彼の愛娘Nちゃんに、ディズニーキャラのちっちゃくてかわいいうさぎさんのぬいぐるみを、お渡ししてひとまず退散。今夜は、同じくタイ住人の楽天仲間まもあんさんと待ち合わせ、屋台料理に挑戦です♪【アジアに関する、はるるさんの過去に書いた日記】 (の、ほんの一部!) ↓ ↓香港の女人街で見たわけのわからないもん 映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん ビエンチャンの朝、こがめも死にそう。サイゴンへ!映像】カンボジアの夕陽が沈んでから 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れみずのなかのバリ島 映像アルバム】ベトナム珈琲で一服 カンボジアの心やすらぐ大樹の影 タイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。チェンマイ★お洒落なニマンヘミン通り映像】カンボジアの田舎町を散歩 ☆鋭くそびえるのは、『さかなのしっぽ』と言う意味の名前を持つ山、マチャプチャレ。このネパール第2の都市ポカラから1日ほど歩いた峠の山宿、チャンドラコットのチベッタンのおっかさんは「マチャプチャ」って、呼んでいたなぁ・・・ネパールの魚の尻尾 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月12日
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つい最近、北関東の群馬・茨城・栃木の3つの県を結ぶ北関東横断自動車道路の栃木県と茨城県のあいだの全ルートが完成したので便利になりました。今までは、宇都宮から成田に行こうとすると、高速を使った場合にはわざわざ東京都内まで行って、ディズニーランドを横目に見ながら千葉経由でたどりつかなくてはなりませんでした。一般道路をたどる場合は、栃木県を南下して筑波山のふもとをまわりこみ、つくば研究学園都市から霞ヶ浦の南岸をたどって、距離は高速よりも短いのに、やたら時間がかかってた。栃木県から成田に向かう直行のリムジンバスも、みんなわざわざいったん東京や千葉まで回ってます。きょうは、宇都宮の南端にある上三川インターから、笠間・友部に出て、ダイレクトにつくばの先まで高速に乗れるので、そこまで行けばあとは成田まで数十分。初トライのルート、なんとか30分か1時間は短縮になるかな?!旅の荷造りが終わって、もうすぐクルマでタイランドへ出発です。 タイから先へは、どうするかまだ決定してなくって成り行き任せですが、2月の4日にはマレー半島を2千キロあまり南下してシンガポールから帰国便に搭乗することだけが、すごろくの「上がり」みたいに、決まっています。わくわく。【東南アジア周辺国に関する、はるるさんの過去に書いた日記】(の、ほんの一部!) ↓ ↓映像】路上の看板娘~タイ・チェンマイ篇★ 2005年01月タイ国王在位60年 ★前回の旅、世界遺産のアユタヤで撮影。映像】星の宴☆ラオスの美女と床屋さん 映像アルバム】チェンマイの象さん 雨季のラオスで☆ベトナムのフェリーで.森に溶けるアンコール周辺遺跡★カンボジアの時の流れ☆水辺のジプシーのこどもたちが、飽きもせずいつまでもみんなで「なわとび」してました。どーゆーわけか、ルールは日本と殆んど変わらないようで。。。タイ国のことわざ★巨象・コブラ・古い召使・愛妻?! ベトナムのゆめのような風景★天女たちが地上に舞い降りる。映像】カンボジアの田舎町を散歩 ベトナムうわさばなし:森羅万象あれこれタイの友人画家が描いた絵 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月11日
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3日坊主のはるるさんが始めた日記が、どーゆーわけか9年目の新しい年を迎えています。たぶん、今週中には累計の訪問者数が120万アクセスになりそうな気配。ときどき、インターバルを置いて、ちょっぴりさぼりながらも書いた日記の数も2000日分まで、あと30日あまり。きょう、1月11日から2月4日までの東南アジア旅行中に、この節目を記念して旅先からの絵葉書を、訪問者のみなさんに感謝のキモチを込めて、現地から送りたいと思います。ご希望のひとは、ここのHPに付属してるメールのほうに、あて先を書いてくださいね~♪1年ちょっと前にこんな日記を書いてました。。。ふと、気がついたら。。。この日記で、最初の日記を書いてからちょうど通算1800日目を通り越して1801日目になっていました。じっさいの開設日数は2244日(開設日:2001/09/14)になりますが、てきとーにサボってる日記の記入率がほぼ80%くらいなので、こうなります。それでも、あと200日ぶんの日記を書くと、合計して2千日ぶんの日記を書いたことになります。はるるさんの日記1回あたりの字数が、だいたい2千から3千文字くらいなので、400字詰め原稿用紙に換算すると、5枚から8枚ほどでしょうか。(ふだんのと比較すると、きょうの日記はいつもよりずっと短い!)笑2千日ぶんの日記というと、少なくとも1万枚の原稿用紙ぶん、とゆーことで。汗本屋さんで売ってる新刊書の、平均的な長編小説が5百枚前後、かなり分厚い上下2巻に分かれた単行本でも千5百枚から2千枚くらいなので、そう考えるとけっこう物凄い量になってます。とゆーことは、長編小説20冊ぶん!!わはは。いつも3日坊主のおいらにしては、なかなか上出来。笑でも、いったい何を書いたのか・・・記憶に残ってるのは半分もありません。どーせ中身は、「質より量」で、どーしょーもないことばかり、ぐだぐだぐだぐだ言葉を並べただけに決まってるんですが・・・。汗・汗すんません、すんません、おつきあい頂いちゃって。何はともあれ。これもみんな何よりも励みになってる、いつも欠かさず読んでくださってる常連のみなさまや、ときどき思い出したように様子を見に来てくださる古い楽天仲間や、検索などでたどりついた通りすがりの読者さまたちのおかげ。これからも、よろしくです。★2002年から2005年にかけて、ファンクラブや写真集まで出来たこのほむぺのマスコットキャラ「天使うさぎ」さん。略称は「てんうさ」でしたが・・・2年前にパリの地下鉄の中で行方知れずに。「楽しまなきゃ!」そう、つくづく思う☆大部分のブログは、仕事として、ではなくって個人の楽しみのひとつとして、開かれ運営されているから。だから、きょうも日記を書かなきゃ、とか、更新しなきゃ、とか、書き込みに返事しなきゃ、と思いながら・・。(あ~、やだな。めんどくさいな)と、考えてる自分が何処かに存在してるのに、ムリして自分を励ましてHP管理人をやってると、突然、何処かで回路が切断してしまう。そんなの、アタリマエなんだけどね。楽しみでやってることが、楽しみじゃなくなっていたら、続ける意味なんて無いもん。どんなに小難しいマニアックな内容のHPでも、管理人が心底それを楽しんで更新しているのなら、訪問者にもその「空気」は伝わるだろうし。何よりも、管理人がゆったりと楽しんでいるHPなら、文句無しにその雰囲気があるから、自然にゲストも楽しめる世界が創られる。だから、息切れしそうになったら、とつぜんHPを閉鎖しちゃうんじゃなくって、てきとーにサボるのが、いいね♪いままでにも、ずいぶんお馴染みになった管理人さんのHPが、ふと気がつくと消えてしまってるのに、何回も出遭ってる。そんなの、さみしいもんね!HPの管理人は機械で出来たロボットじゃなくて、生身のにんげんだからさ。つい、自分にムチ打って・・・がんばってしまうのは、日本人の悪いクセ☆ちょっとサボってるだけ、と考えてれば・・・ムズムズと気が向いたら再開すればいいだけだもんね!おおげさに「閉鎖します!」なんて、みんなに宣言したあげく、しばらくしてから「復帰しましたあ!」なんてHPを、あちこちで見かけるけど、そんなのよりはサボってる方が、かっこわるくないよ(笑)・・・まだね。少なくとも、宣言したりするのは僕の趣味じゃないな~。自分のスタイルをひとに押しつけるつもりは、さらさらないけどねっ!★こないだの連休に、ある美大の掲示板で見かけた・・・なんだかなつかしいシルエット 「アジアの修行僧」?!HP管理のことで今更のように、いつものはるるの「がんばらない」持論が出て来たのにはワケがあった・・。ちょっとしたことで、久しぶりにこの【あやしいふるほんやさん】にリンクして下さってるひとたち、約640人ほどの楽天仲間をチェックしていたら、かなりの割合で数ヶ月以上も日記更新していないものがあったのだ。それから、何時の間にか消えてしまっているリンクも、かなりの数。(当然だけれど、それらは約600の数には含まれていない)それは、閉鎖したのか、ただリンクを外しただけ、なのか判らないけど。2・3個リンクして下さるひとが増えたな、って思ってると、いつのまにかリンクがひとつふたつ減っている、いつも、その繰り返しだった。だから、全体のリンク数は急激には増えないで、何ヶ月も何年もかかって、ゆっくりと増加してここまで来てる。日記リンクは、最初のときは本人からあいさつがあったり、楽天からお知らせメールが来たりするけれど、閉鎖したり、理由があってリンクを外したりするときには、殆どの場合は何の連絡も無く突然だ。まあ、【リンクフリー】という言葉の意味は、もともとつなぐのも自由で、もちろん外すのも自由、ってこと、だからね~。当然、それでいいんだけど。ふつうの、外の社会での人間関係もそうだけど、ネットの中の、こんなつきあいも、互いの距離のとりかた、微妙だね。ふふ。ゆとりのキモチでネットの日常を過ごせて、それぞれの自分の実生活を楽しめるように、いつもの『あやしいふるほんや』日記を使っていただけるように。ちょっとだけ、あなたのネット生活のスパイスになれればいいなあ・・・と、思っています。【はるるさんのインターネットの日常】 ↓ ↓ ↓フレッツ光になった 日記開設1999日史上最強のオフ会!訪問者が・・ じき百万アクセスに☆★不思議なメカオブジェや妖怪もどきの猫神様を製作する、はるるさんひいきの火の玉工房の作陶家、田崎太郎さんの創る、強力な「目ぢから」です。【2006年夏までの、はるるのHPに日記リンクしてるひとたち↓全員のリストです】鯉のぼりも明日まで~日記リンクありがとう!おかげさまで日記リンク522人日記リンク513人2006年02月25日12月5日の楽天日記、リンク506人ありがとう~日記リンク506人☆2005年12月05日あやしいほむぺの日記リンク500人突破☆日記リンク476~483人目(10/31)楽天で浮気!?日記リンク475人ありがとう(10/21)ありがとう★日記リンク468人☆日記リンク458人!☆楽天HP5年目突入☆日記リンク446人!ありがとう☆(8/29) 一昨年の8月末に、日記リンク403人突破!ありがとう☆という日記を書いて、新たにはるるのHPにリンク下さってるみなさんのプロフィルを紹介させていただきました。さらにその1ヶ月前には、めいっぱい日記リンク365にん突破!ありがとう☆という日記に、古い人だと5年前の日記スタート直後の過去からリンクしてくれているメンバーも混じってる、365人の楽天ともだち全員の名前を書かせていただきましたが。。。さて、あなたの名前は、どの辺にあるかな?!笑人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪(もし、はるるのほむぺがお気に入りいただけたら、今日もいつものように、ぽちっと1票★どーぞ。)
2009年01月11日
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きのう、関東地方は、すぐに雨に変わってしまいましたが・・・。夜明け方には、玄関先にもうっすらと雪が積もりました。東京の下町に引っ越した、おサカナさんの大好きなちびっこといっしょに、ディズニー・ランドのとなりにある、美味しそうな大トロが元気に泳いでる有名な水族館へとおつきあい。笑と、言っても。もともと、おいらも動物園や水族館は嫌いじゃないので・・・けっこう、まんざらでもない。でっかいクロマグロが、でっかい水槽をカツオの群れやなんかの間をすごい迫力でぎゅんぎゅん泳いでるのを見てたら、ムスメから電話があった。ムスメは、おいらが東京に来ていることなんか知らなかったから、自宅のひきだしにあるはずの自分のパスポートのナンバーと有効期限を確かめたかったようだ。来月、東欧のチェコへ卒業旅行するのに、旅行会社に出す書類に記入するのに必要らしい。そんなおいらは、日曜日の午後にはバンコク行きのフライトに乗ってしまう。明日の夜中は、熱帯のタイランドの土を踏んでいる。地上ではよちよち歩きのペンギンさんも、水中ではすいすい猛スピードで泳ぎまくるんだけど・・・この日は平日の午後だし、とても寒い雨模様なので来場者は数えるほど。どの水槽の前に行っても、ほとんど貸し切り状態なので、ぜいたくな気分。ひまそうなペンギンも、人恋しくて寄って来る。笑人影まばらな帰り道には、ライトアップされたガラスのドームがうすいピンク色に光って、そのドームの向こう、広い河口の対岸に浮かんだシンデレラ城のシルエットが幻想的。入場したときにはけっこうかもめも飛んでいたのに、帰り道には影も形もなくて、東京湾の水平線もぼんやりかすんでた。入場券窓口のとなりに、実物大のクロマグロの模型とせいくらべをするステージがあって、さっそく記念撮影。なかなか良いアイデアだね、これは。こんな日記を書いてるひまがあったら、まだ終わってない旅行の荷造りしなきゃいけないんだけど・・・。いつものように、めんどくさいなあ。。足りないもんがあったら、現地で買えばいいや。・・・・どうぶつたちに関する、はるるの過去日記・・・・ ↓ ↓ ↓クルンテープの猫だんご映像】ふらんすのわんこたち★ペットのいる風景 映像】うさぎの「まふっ」 映像11枚!天うさVSりす&うさ連合軍★ミニ・アルバム 映像15枚☆うさぎの世界一周♪ 今日のニャンコ★日展会場から みんなで愛犬のお葬式~好きなのにイヌを飼わない理由☆。 「猫のひとりごと」~銀座暮色その2 日展★今日のわんこ どうぶつ奇想天外★ 映像29枚!【うさうさ大行進☆】 タイ北部のぞうさんキャンプうさぎの原稿を入稿 フラナガンのうさぎ 映像アルバム】はむすたーのチョコちゃん いのちひとつきえた (ペットの死)チェンマイ夜市の「ぞうさん」雑貨づくし★タイ★今日のわんこ のぞきうさぎ映像】猫とゴミ、捨てるな!の看板を見た。 映像】湖に沈むちいさな小学校の猫たち。 映像】廃校に残った猫たち・その後。 映像】廃校の猫たち~初夏☆ 益子で見つけた「猫型戦車」の田崎太郎さんむぎわらとんぼ見た 赤とんぼの居る風景 人気blogランキングへ ↑アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが、ここで見られます♪(もし、はるるのほむぺがお気に入りいただけたら、ぽちっと1票お願いしますネ)
2009年01月10日
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最近になって、いちばん嬉しかったNEWS。当の本人たちは、自分たちの父親がそんな風に思ってるなんて考えもしないだろうけれど。これから美大を卒業して社会に出ようとする年頃のおんなのこが、20代半ば過ぎの兄を誘って二人でいっしょにチェコを目指すらしい。いわゆる卒業旅行ってやつ、だけれども・・・。同級生たちとのグループ旅行は、別に国内の九州かどっかで済ますらしい。ふつう、思春期辺りから男女の兄妹は疎遠になりがちみたいだけど。どーゆーわけか?!うちの兄妹は、おとなになってもけっこう仲が良い。両親に話せないことも、ふだんはお互い遠く離れていてもメールなどやりとりしてて、たまに会うときは一緒に酒を酌み交わしたり、好きなバンドの年越しライブに出掛けたり。かといって、あやしい関係のわけはなく(笑)しばらく前から、ふたりともステディなパートナーが居て落ち着いた交際を続けてる。いったいチェコの何処に惚れ込んでそんなにもこだわっているのか、よく聞いてないから知らないけど、時間が許せばオーストリアのウィーンにも足を伸ばしたいとか。ぼくたち夫婦が、やがて年老いていつの間にかこの世を去ることになっても、たったふたりだけ残された自分たちのこどもが、いつも仲良くしつつ、お互いの人生を有意義にしあわせに暮らしてくれることを願う。★ムスメが最近つくったコラージュ「旅・チェコ」スタジオを任されて、中間管理職みたいなカメラマンをやってる息子は、正月休みで帰ってきてこたつに入りながら「こんど、3万円昇給するんだ」と、ニコニコしながら報告する。少子化もあって、都内の業界の競争も激しく、ときに理不尽な要求をする客もいて、それなりにしんどいことも多いようだけれども、学校を卒業して以来、ずっと同じ職場で頑張ってる。4つ違いのムスメは、2月上旬の卒業制作展の発表が一段落したあと、3月に入って社会人として職場で働き始める、その間のわずかな期間にヨーロッパに向かう。はるるさんの自宅がある宇都宮に戻って来て、関東地方の会社に勤めることになるので、引越しのことやら何かとあわただしい。明日は朝から首都圏でも雪が降るらしい。関東地方ぜんたいに降るという予報で、この冬はじめての本格的な雪が宇都宮にも。道理で、夜更けのリビングも底冷えしてる。【はるるが過去に書いたふらんす関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓ふらんす★田舎町の色えんぴつ映像】ゆっくりノミの市を歩く~パリの街角で。 パリで最も美しい橋 エッフェル八景★その4映像20枚】ニース海岸夕景~コートダジュール:荒れた海辺 映像】チョコの名店がある街角~セーヌ川からオペラ座の冬景色 映像】薔薇の花咲く古城シャンティイへ 画像】ギメ東洋美術館~2005年6月4日の午後。 映像】薔薇の花咲き乱れるロダン美術館 シャンゼリゼ大通りでSW3「シスの復讐」を見た☆ 映像】路上の看板娘たち~ヨーロッパ篇★ ★遠望するモンマルトルの夕景。次第に闇が濃くなって丘の上にひときわ白くライトアップされてるのは、サクレ・クール寺院。映像】フランス田舎町のわんこに出会う 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 古城の森の中の白い番小屋映像】オルセーの迷い方?~印象派・名画たちの素顔 教会裏手のドラクロワ美術館~牢獄のピーターパン~映画「アメリ」の舞台~モンマルトル界隈を歩く。 メトロの大道芸人達 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月08日
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久しぶりで、読んでいる本にノックアウトされた。はるるさんが本の中身と対決してノックアウトされた相手は、打海文三・・・けれど、彼の存在に気が付いたときには、すでに対戦相手は死んでた。その作品は最新作にして遺作となった「覇者と覇者」生前はそれほど人気も評価も高いとは言えなかったのに、亡くなってからじわりじわりと評価も高まって売り上げが増えて人気のでる作家がいたりしますね。2007年10月に急逝してから、遺作がハードカバーで出版され、1冊を除いてすべてが改めて文庫化されて静かなブームとなって売れているそうな。もちろん、ベストセラーというほど、ではないけれど。ミステリーのファンばかりでなく、純文学の支持層もまた魅了してる。何より、打海文三の本は独創的で多様で、圧倒的にカッコイイ世界を紡いでいるのだから。打海 文三(うちうみ ぶんぞう、1947年10月23日 - 2007年10月9日)は、日本の作家。本名、荒井 一作(あらい いっさく)。東京都出身。早稲田大学政治経済学部を卒業後、映画の助監督、農業を経て1992年に「灰姫 鏡の国のスパイ」で第13回横溝正史ミステリ大賞優秀作を受賞し、作家デビュー。2002年「ハルビン・カフェ」で第5回大藪春彦賞受賞。2007年、心筋梗塞にて逝去。2008年10月、「裸者と裸者」、「愚者と愚者」に続く首都圏での内戦を主に描く応化戦争記シリーズの完結編となるはずだった「覇者と覇者」が上下巻合本で未完(下巻の第3章まで)のまま刊行された。この3部作の長篇小説。まるでアフガニスタンやイラクの現状をリアルにほうふつさせる、近未来の日本での20年にわたる内戦を描く応化戦争記シリーズは、死屍累々の勝利者とその権力に固執しないで生きるひとびとを生き生きと描く。世界中で繰り広げられている、無政府状態に近い不毛で悲惨で苛烈な状態を、類いまれな戦争小説の傑作として展開して見せて、戦争の恐怖ばかりでなく、その暴力を行使する側の快楽をも伝えている。よく戦争のいちばんの犠牲者が子供たちだと言うけれども、決して子供=被害者という図式を当てはめない。ときに被害者が簡単に冷酷な加害者になりうることを、提示してる。そこには、すでに肯定も否定もない。ただ、難民もドラッグも政治的かけひきも、金儲けの手段としての戦争も、ジェンダーや人種の問題もみんな包括して、読者の前に投げ出されてる。それでいて、かっこよくって、息もつけないほどに面白い小説だった。おかげで、ちょっと寝不足。笑ライトノベルというジャンルそのものに「食わず嫌い」反応しちゃってる、オトナの読書好きこそ手を伸ばしてみるべき作品かも。<はるるの最近読んだ本・過去日記、の一部です。> ↓人類の道徳的進化★白石 一文と白石 一郎 パパとムスメの7日間 五十嵐貴久 酒見賢一『墨攻』が映画化ちいさな王子さま★ サン・テクジュペリ ほわほわと切ない『センセイの鞄』川上弘美☆ 87分署シリーズ~エド・マクベインの訃報。 「柳橋物語」山本周五郎 「ムーミン谷の仲間たち」トーベ・ヤンソン 「にぎやかな天地」宮本輝なんとなくな日々★川上弘美のエッセイ集 石田衣良「反自殺クラブ」ほか。 とんでもない本!角田光代「酔って言いたい夜もある」 少女のようなオトナ(よしもとばなな「なんくるない」より) オスの負け犬☆酒井順子西原理恵子【晴れた日は学校をやすんで】唯川恵 「一日の終わりに思うあなたのこと」 かなり読書好き!鈴香容疑者&マリリン・モンロー生誕80年記念本! 中島らも絶筆「酒気帯び車椅子」ほか★ぼくが最近読んだ34冊コンプレックスと自惚れは、生きるために女性がまとった鎧だ、けれどそれは壊れやすい。 (ちょっと前に読んだ「淫らな罰」 岩井志麻子著の短編集より)もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月07日
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3月末に、大規模ショッピング・センターなどのある商業集積地でギャラリー・スペースを借り、おいらの撮った写真を中心にして、ムスメの制作した彫刻や、ほかに何人かのユニークな仲間の作品の展示をしたいと思っています。タイトルは、好きな言葉⇒「亜細亜の混沌」で、いいのかなぁ・・・。まだ、ちょっと決めかねています。当初、ムスメとおいらとで共同開催する第2回目の「親子展」にするのがいいかな~♪と、思ったりしたんだけど準備の都合や会場の制約もあって、おいらの写真を中心にして、他にムスメの作品を含む何人かのアーティストたちがゲスト出品するようなカタチになりそうです。。。【はるるが過去に書いたアート関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓「王様」に変身する~古代オリエント博物館★サンシャイン池袋横須賀美術館の海色映像】森の青空図書館~妻有アート2006 娘の新作彫刻展~せんだいメディアテーク 映像】家族で宇都宮美術館&松本哲夫ギャラリー・トーク。奈良美智「ともだちがほしかったこいぬ」青森県・弘前市 誕生と廃墟2000 工房火の玉発動機 田崎太郎東京都写真美術館★メディア芸術祭に行って来ました。 スペインの旅★ガウディの懐しい曲線の街バルセロナ映像】1週間で7つの美術館へ!今朝の新聞記事~写真と彫刻の親子制作展スタート ←はるるさんの写真が展示されてます。映像】オルセーの迷い方?~印象派・名画たちの素顔 ☆オルセー美術館・PARIS映像アルバム】軽井沢セゾン美術館~再読・聖と俗 映像】草間彌生「花咲ける妻有」~遅く起きた朝は・・ ダリ劇場美術館(スペイン)改訂版 これは↑東京ミッドタウンの前にある交差点の、サインボード。阿修羅王の面影~東京都美術館・五美大の卒展から 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 映像】箱詰め恐竜生体標本 ~旅のARTこれくしょん未確認美術館めぐり~誰も居ないAtoZ ☆さくら満開の東京タワー。2006年春、芝・増上寺の裏手で撮影。牢獄のピーターパン~サンジェルマン教会裏手のドラクロワ美術館☆パリ映像】菊池歩/こころの花が3万本☆妻有アート06 映像】ぐるっとパスで東京都内の美術館巡り ★旅のARTこれくしょん 箱詰め恐竜生体標本山形市⇒そのご!!★旅のARTこれくしょん オルセー美術館の妖怪たちふらんす⇒そのよん~! もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月05日
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1ヶ月ちょっとの期間でしたが・・・はるるさんのホーム・グラウンド、宇都宮美術館で「ドイツ・ポスター 1890-1933」とゆー、企画展をやってました。 会 期 : 2008年11月23日(日・祝)~2008年12月28日(日) ちょうど、1週間ほど前に終わっちゃったばかりですが、ご報告。 宇都宮美術館発のオリジナル企画展ですが、このあとは全国各地を巡回展として開催の予定があるみたいです。。。会場のエントランスには、20世紀初頭のヨーロッパみたいな広告塔もどきが。当時の雰囲気を漂わせ、展示会場内へのわくわくするような期待感をそそってました。15年以上も前、開館準備室時代から、宇都宮美術館では当時美術館の世界としては公式な評価がほとんどされていなかった「デザイン」とゆーコンセプトを、メインのテーマとして取り上げ、積極的に近代のポスターや家具などのコレクションを進めて来ました。もともと、公立の美術館は「オリジナル」を収蔵・展示することが基本で、コピーがいくらでもある「印刷物」や「大量生産製品」の収集は、それに馴染まない、とゆーのが主流の考え方だったのですが、最近になってずいぶんと時代の流れが変わって来ました。先駆的な宇都宮美術館の姿勢と、その行動がやっと広く認められるようになりつつあります。今回の企画展の展示品のかなりの部分が、宇都宮美術館の所蔵品で占められていたのも、その歩みの表れでしょう。クリスマス・ツリーの飾りつけには・・・。展示されてるポスターがポストカードのミニチュア・サイズになってます。ツリーのかたわらには、現代のドイツ・デザインを代表する家具メーカー「TECTA」の椅子が、来場者が自由に座れるかたちで展示されてます。何種類か置いてあって、それぞれに異なった座り心地を楽しめました。ツリーのてっぺんに飾られた、なにやら意味深なポストカード。背後の里山の森の奥深さと相俟って、なかなかの存在感。お気に入りの、いちまい。おいらのともだちも、腕を組んじゃってしばしこの前から動きませんでした。それにしても、どうしてオトコって船とか機関車とか、いくつになっても「のりもの」が大好きなんでしょうね?!ポスターは西洋社会でその性質から労働運動や、戦意高揚なんかに、強力なアイテムとして使われてた一面を持ってました。可愛いうさちゃんの顔がアップになってる作品があると思ったら、第一次世界大戦のときに、軍需物資として「うさぎの毛皮」を国民みんなで供出しよう!って、キャンペーンでしたよ。ドイツだからと言って、勇ましいものやかっちりしたデザインのものばかりじゃなくって、愛らしい美人さんや、ダンサーなどの華やかな作品もけっこうあって、楽しませます。ドイツの石鹸とか飲み物のコマーシャル・ポスターが大正や昭和初期の日本にも紹介されて、それがカルピスやえびすビールなどのモダンな作品に少なからず影響を与えてる、って展示もその流れがおもしろい。大きくふたつの会場に分かれていて、歩き疲れたあとにエントランスに戻って。はるるさんが、いちばん気に入ったこの椅子。しばし、こころもからだも、休憩。とても楽ちんなので、しばし落ち着いてしまいました。せっけんのCMポスター、って。どゆーわけか、洋の東西を問わずにきれいなねえちゃんが多いですね~♪美術館内は、原則として撮影禁止になっているんですが、一般入場者の居ない内覧会のときに許可を得て撮影させていただいてます。あしからず。【はるるが過去に書いたアート関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓ 文化庁メディア芸術祭安曇野ちひろ美術館 ピンクうさぎの群れ映像】森の青空図書館~妻有アート2006 映像】家族で宇都宮美術館&松本哲夫ギャラリー・トーク。 青木理 木版画展へ奈良美智「ともだちがほしかったこいぬ」青森県・弘前市 映像アルバム】軽井沢セゾン美術館~再読・聖と俗 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 未確認美術館めぐり~誰も居ないAtoZ 昼寝のできる安曇野ちひろ美術館 牢獄のピーターパン~サンジェルマン教会裏手のドラクロワ美術館☆パリ映像】菊池歩/こころの花が3万本☆妻有アート06 映像】東京都内の美術館巡り もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月04日
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いよいよ、長年お付き合いして来たお正月の恒例行事が最終回を迎えました・・。以前から、はるるさんの日記を読んでるひとなら、ご存知かも知れませんが。もともと、ひとりっこで育ったおいらにはオトナになるまで、兄弟なんてありませんでしたが・・・結婚を機会に、いっぺんにふたりの弟が出来ました。みんな同じ市内に住んでいて、似たような業務についてるせいもあって、ずっと仲良し。その子供たちも、お互いに相手の家に泊まりあったり、いっしょに旅行に出掛けたりして、大きくなりました。もう毎年続いてる新年会が、長女の配偶者の実家で開かれていて、うちの親子4人と、次男の義弟の家族3人と、長男の義弟の家族(義母・夫婦・子供4人)7人と猫一匹の、合計14人と一匹がにぎやかに集まってます。ちょっと前までは、これに義父が参加して15名だったんだけど、今は帰らないひとになってます。(冬の祇園で見かけた正月飾り)オトコノコたちは、すでに全員が社会人になってるので、お年玉の人数に入らなくなって、反対に「もらうひと」から「あげるひと」へと移ってるんだけど。今年の正月までは最後まで残ってた、それぞれが別の大学に通ってる3人の従姉妹たちが、ようやく卒業の季節を迎えてくれようとしています。何処の親たちも、これでやっと長い長いお年玉の連鎖から開放されようとしているんです。1月2日の今日の午後は、最後のオツトメでした。汗子供たちの誰かが家庭を持って、その愛の結晶がオムツをつけて登場するまでは、お年玉攻撃もしばしの休戦のインターバル?!★従姉妹たちのひとり、長男のうちのまりりんはお船の学校に通っていたので、大型帆船に乗って日本の港町を周遊したりして一周しちゃったりする研修があったり、希望者が参加する卒業旅行では大半の実費は学校で負担してくれる遠洋航海の実習があるらしい。学生個人の負担としては数十万円だけど、一人当たりの実際の費用は数百万円になる長大な航海。ちなみに、コースはふたつに分かれていて、ひとつは世界一周。さらに、もうひとつのコースといえば、なんと砕氷船に乗って南極まで行ったりするらしい。でも、もったいないことに、「船に乗るのは飽きた!」とかで、まりりんは不参加。彼女の卒論のテーマは、魚の中に生息する寄生虫に関する研究。無事、卒論が通れば・・・東京都内で外資系の会社(金融系じゃないよ)で総合職の予定。★次男のひとりムスメのえみちゃんは、心理学をお勉強してたんだけど。。心療カウンセラーと神経科のお医者さんの中間に位置するような、エキスパートを目指してるらしくって、4月からは大学院に進むそうです。(ひょっとして、まだお年玉要員?!)笑★おなじみ、美大生で彫刻の方面に進んだうちのゆめちゃんは、卒業制作展の作品の仕上げ。すでに宇都宮市内での就職も決定してます。が、3月末には、市内にある大規模ショッピングモールの中に存在するギャラリーでの、父親のおいらといっしょに彫刻と写真がコラボした第2回目の「親子展」を予定しています。・・・【はるるが最近書いた日常の周辺日記】・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ↓ ↓ 小学校のプール当番 映像アルバム】 炎暑の窓辺に百日紅の花 はるるさんちの原油高★傾向と対策 3千円のデジカメ!買いました。★生まれて初めてデジカメを買って、出掛けた旅行先で撮った中のいちまいの写真。お盆のお墓参りです。 正月準備のもち切り 夜11時のご近所スーパー 今朝の新聞記事~写真と彫刻の親子制作展スタート ★はるるさんちの家族みんなが大好きな宇都宮の餃子!映像あるばむ】 七五三と宇都宮餃子日和 ケータイ替えました★W43SA うちの奥様は突然高校教師! ともだちの作品展に映像】宇都宮のレモン牛乳 わぁ~財布が無い! 映像】家族みんなの美術展が終わって カジテツ姫って何?! 餃子の街の裏切り者(息子のことだ!笑)雪の日光例弊師街道映像】きれいなみずのある風景は、いいな~。なつかしい仲間たちの合唱団の定期演奏会へ いい加減な夫婦の日 骨折1ヶ月目~ギブスが取れました 男子高校のクラス会 映像】まつりのあと~宇都宮から なつかし結婚記念日 夜明けのひぐらし蝉 2007宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース開催映像アルバム】うちのはむのチョコちゃん夏風邪ひいて骨折だぁ~!涙 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月02日
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旧年中はお世話になりました。年末にかけて、ちょっとブログ更新をさぼってしまい、ご心配おかけして申し訳ありませんでした。汗みなさん、2008年はいかがでしたか?!暗いニュースの多い世相ですが、あなたの新年がすてきな2009年に大化けしますよう、お祈りします♪はるるさんちでも、何処の家庭でもあるように色々と大変なこともあったりしましたが、何とか無事にしずかなお正月を迎えることができました。北関東の宇都宮の空は、青く澄んで良く晴れた元旦です。★はるるさんちのおせち料理です。昨夜、お酒を飲みながら一緒に紅白を見てた配偶者は、元旦の今朝も仕事がらみで午前5時に起きてとなりの県にある温泉地まで、東北自動車道路を使ってクルマ往復。そのあと、宇都宮市内のシティ・ホテルにあいさつ廻りをしてから、自宅に帰るとさっき那須高原SAあたりから電話がありました。ムスメは新幹線で夕方には到着するらしいので、なんとか家族でこたつを囲んでみかんが食べられそう。あとは東京暮らしの兄ちゃんが来られると、全員が揃うんだけどなー。うちの配偶者に関する日記の、いくつか。 ↓ 旅先でのケンカ☆ふ~ふの課題? うちの配偶者の新車 配偶者が新潟の被災地に向かった。。 夫婦のなれそめは「シャル・ウイ・ダンス?」 とうちゃんが、失踪した~っ! 映像】チョコのある街角~ふたりで旅したパリの冬景色 なつかし結婚記念日 ゆめちゃんから、電話。 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ
2009年01月01日
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