ヒーリング・カウンセラー溝口あゆかイギリス便り

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2006年08月27日
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さて今回は、嫌な状態、辛い状態などを受け入れるべきなのかどうかということについて、書きたいなと思います。

嫌な状態、辛い状態にいる場合、そこにとどまるべきかどうかは、前にも書きましたが「自分を愛する」なら何が一番良い選択だろうか?が基準になると思います。どれだけ疲れているか、辛いかは自分しか分かりません。

ですから、ここまでされたら離れても良い、ここまでは我慢するべき、といった基準みたいなものも一切ないでしょう。同じように、それぐらいは我慢すれば?などといった他人のアドバイスもあまり参考にはならないと思います。

アドバイスはぴんときたものだけ、取り入れればよいのでしょう。良いアドバイスとは、聞いただけで楽に感じるものです。アドバイスを聞いて、重い気持ちになるのなら、あまり自分に役に立たないものだと思います。

また、こういうことに正しい選択というものもないと思いますから、何が正しいかもあまりこだわらないほうが良いでしょう。私たちがやりがちなのは、幸せより正しさをとってしまうことです。

さて、辛い状況から去ると決めたにしろ、すぐ明日去ることができない人、とどまると決めた人、また私のように辛いわけじゃないけど、嫌なときがあるといった人、それぞれの事情は違うと思いますが、すべてに共通しているのは、受け入れる前に、自分を見つめるということが鍵だということです。

自分を見つめずに、ただ状況だけを受け入れようとすると、我慢になってしまい、どんどん苦しくなってしまいます。自分の何を見つめるかは、もちろんその人のケースによって違います。が、それでも共通していえるのは、 状況に対する自分の思考を見つめるということです。

例えば、私の場合、彼がイライラしているとき、「何で自分で気分転換ができないのだ」とか「スピリチュアルの本たくさん読んでいるくせに、役に立っていないじゃないか!」とか(←彼のイライラにイライラしている自分にもまったく同じつっこみができますが)、「私の一日を台無しにした」「こんなことに巻き込まれる私って大したことがない」とか、もうたくさん思考が出てきます。



それは彼の場合も同じで、彼のイライラの原因は、プロジェクトの仲間が、独断で一人でプロジェクトを進めてしまったことでした。しかし、彼を一番怒らせていた思考は、「自分が何かやるとき必ず独断で動く人間が自分の前に現れる」という思考でした。だから、今後も自分は何をやっても邪魔されるだろうという気持ちが強まり、それがますます彼をイライラさせていたのです。

こういった状況に対する 私たちの解釈や思考が、状況そのものより私たちをより苦しめるのです。

出来事(または人)と自分をつないでいるのは、自分の思考(意味づけ)です。同じ出来事が起きても、みんな違う反応をするのは、みんなが違う思考を持つからです。陰湿な上司が二人の人間をいじめたら、二人とも怒ったり、傷ついたりするでしょうが、まったく同じ反応はしないでしょう。

一人は、自分を否定された、屈辱を受けたと深く傷つき、一人はこんなバカな人間みたことがないと呆れ、腹は立つけど傷つかないかもしれません。 私たちは、自分が状況に対して見えているもの、感じているものが絶対唯一だと思いがちです。 そして、同じ反応しない人に対して「おかしい」と思ったりします。ところが事実は、その人の性格、育った環境、魂の成熟度、経験などで、まったく同じ経験をしても、人それぞれまったく違う反応をします。

そして、どういう反応(思考を抱くか)によって、苦痛の度合いも随分違うでしょう。

また、嫌な状況を生んでいる(と自分が思う)相手への私たちの期待もまた、私たちの苦しめます。

「彼は私の努力をもっと認める べき 」「彼女は、お礼を言う べき 」「夫は、子供たちともっと時間を作る べき 」「上司はどなる べき べき 」などなどです。 自分の思いはどこから見ても正当だと思えば、思うほど、苦しくなります。

しかし、こういった自分の期待、または考え、または要求を落としてしまうと、自分がだいぶ楽になります。歯を食いしばって握り締めていた荷物を落とした感じです。そして、状況はすぐには変わらないかもしれませんが、自分のエネルギーが変わるので、徐々に何かしら変わり始めます。

このテーマに対して、 ものすごく おススメなのが、Byron Katie「Loving what is」です。例えば、継父に虐待され続け、それを黙ってみていた母への怒りなどといったことでさえも、その状況に対する自分の思考を転換させるだけで、苦しみから救われるということを見事に見せてくれます。

本には、実際のワークショップでの会話をたくさん載せているので、とても分かりやすいです。しかし、先ほどアマゾンでチェックしたら、 日本語版「人生を変える4つの質問」

しかし、日本語版の本のさわりは →「苦しみの終わり」 で読めます。さわりだけですが、それでもだいぶ得るものはあるかと思います。でも、できればこのワークを正しく理解するために、ちゃんと本を読んで頂ければ嬉しいのですが・・・。(出版社へ問い合わせれば、在庫があるかもしれません。)


今回も、宜しければこちらをクリックしてください。いつもありがとうございます!!

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最終更新日  2006年08月27日 06時54分58秒
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